令和6年度末

1 誰もが円滑に移動できる交通機関や道路等のバリアフリーの更なる推進

(1)交通機関におけるハード・ソフト両面からのバリアフリーの推進

ア 都内鉄道駅(JR・私鉄・メトロ・都営地下鉄)のバリアフリー化の進捗状況
○ 都内の鉄道駅では、「鉄道駅エレベーター等整備事業」等により、エレベーター等による1 ルートの確保、車椅子使用者対応トイレ、視覚障害者誘導用ブロック等の整備が進み、ほぼ全駅で完了
○ ホームドアについて、都内の鉄道駅全体では57.5%、都営地下鉄では全ての駅で整備が完了

<都内鉄道駅のバリアフリー化の進捗状況>(累計)

  令和6年度末の状況
全駅数 整備済駅数 整備率(%)
「エレベーター等による段差解消」の整備状況 756 741 98.0%
「車椅子使用者対応トイレ」の整備状況(路面電車の駅を除く) 716 698 97.5%
「視覚障害者誘導用ブロック」の整備状況 756 755 99.9%
「ホームドア、可動式ホーム柵」の整備状況 756 435 57.5%
 

イ 利用者本位のターミナルの実現に向けた案内サイン等の改善
○ 初めて利用する人でも分かりやすく、利用しやすいターミナル駅の実現に向けて、複数の事業者の垣根を超えた、案内サインの連続性確保や表示内容の統一等を推進
<実施駅>
新宿駅、渋谷駅、池袋駅、東京駅、品川駅、浜松町駅、日暮里駅、立川駅、八王子駅

ウ 都内のノンステップバス車両の普及状況
○ だれにも乗り降りしやすいバス整備事業の令和6年度補助実績:8両
○ 都内を走行する路線バス車両では、「だれにも乗り降りしやすいバス整備事業」により、ノンステップ化が96.7%完了
○ 都営バスについては、平成24年度に全車両ノンステップ化を完了

<都内のノンステップバス車両の普及状況>(累計)
 

令和6年度末の状況

全車両数 整備済車両数 整備率(%)
民営バス 4,308両 4,119両 95.6%

都営バス

1,447両

1,447両 

100.0%

合計

5,802両

5,613両

96.7%

エ ユニバーサルデザインタクシー車両の導入支援状況
○ 環境性能が高く、車椅子のまま乗降できるユニバーサルデザインタクシー車両の導入支援を都内のタクシー約4万台のうち19,577台(約5割)へ実施

<補助実績>
令和2年度    令和3年度    令和4年度    令和5年度    令和6年度

 

  

3,800台     1,043台      2,116台      1,770台      1,804台    

(2)道路におけるバリアフリー化 

ア 都道のバリアフリー化の進捗状況
○ 平成28年3月に「東京都道路バリアフリー推進計画」を策定し、令和6年度末時点で約157キロメートルの優先整備路線を整備

引続き整備を推進するため、「第2次東京都道路バリアフリー推進計画」を令和7年3月に策定

           
<整備実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
16キロメートル 7キロメートル 5キロメートル 6キロメートル 5キロメートル
 

イ 歩行者感応式・視覚障害者用信号機、エスコートゾーンの整備状況

                               
<整備箇所数>(累計)
  令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
歩行者感応式信号機 664か所 677か所 665か所 662か所 660か所
視覚障害者用信号機 2,677か所 2,738か所 2,782か所 2,822か所 2,862か所
エスコートゾーン 716か所 746か所 777か所 859か所 926か所

(3)面的なバリアフリー整備

ア 東京都施行市街地再開発事業の実施状況

               
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
2地区 2地区 1地区 1地区 1地区
 

イ 東京都施行土地区画整理事業の実施状況

               
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
1地区 2地区 2地区 2地区 2地区
 

ウ バリアフリー基本構想等の重点整備地区・促進地区での整備状況
○ 令和6年度末時点で、都内21区10市で移動等円滑化基本構想を策定、6区4市で移動等円滑化促進方針を策定し、地域住民とも連携しながら面的なバリアフリー整備を実施

               
<基本構想策定に係る補助実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
1区1市 2区2市 3区 1区1市 2区3市
               
<移動等円滑化促進方針策定に係る補助実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
1区 3区1市 4区 2区1市 3区1市

2 全ての人が快適に利用できる施設や環境の整備

(1)建築物等におけるハード・ソフト両面からのバリアフリーの推進

ア 福祉のまちづくり条例の運用状況

<福祉のまちづくり条例に基づく特定整備主による工事着手前の届出件数>
令和2年  令和3年 令和4年    令和5年    令和6年
990件  916件    990件     1,113件    1,076件
 

イ バリアフリー法の運用状況

<バリアフリー法の新規認定件数>
令和2年度 令和3年度 令和4年度     令和5年度   令和6年度
15件 15件 8件        17件       8件
 

ウ ユニバーサルデザインのまちづくり緊急推進事業の実施状況

<補助実績>
  令和元年度 令和2年度 令和3年度
住民参加 5件 4件 2件
トイレの洋式化 1,314基 514基 490基

※令和3年度をもって事業終了

エ 宿泊施設のバリアフリー化事業の実施状況

               
<補助実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
22件 72件 41件 32件 25件

 

オ 赤ちゃん・ふらっと事業
○ 令和6年度末時点で、「授乳やおむつ替え等のスペース」を設置:1,608か所

               
<整備実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
16か所 59か所 26か所 36か所 25か所

(2)公園等におけるハード・ソフト両面からのバリアフリーの推進

都立公園の整備状況

         
<福祉のまちづくり条例に沿って整備した新規開園面積>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
3.9ha 7.5ha 10.2ha 9.9ha 9.5ha

(3)公共住宅の整備・民間住宅の整備促進

ア 都営住宅のバリアフリー化の進捗状況

<建替実績>
          
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
2,006戸 2,530戸 2,988戸 2,149戸 1,911戸
   
                 
<既設都営住宅の住宅設備改善等実績>
  令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
高齢者向け改善(※1) 2,858戸 3,070戸 3,899戸 3,206戸 3,180戸
障害者向け改善(※2) 206戸 230戸 271戸 212戸 220戸
エレベーター設置 31基 31基 23基 8基 6基
 

(※1)高齢者向け改善・・・高齢者からの要望を受け、玄関、便所、浴室などへの手すり設置、浴室出入口戸を中折れ戸に取替え、玄関内外部にインターホン設置、玄関ノブをレバーハンドルに取替えを行うなどの改善のこと
(※2)障害者向け改善・・・障害者からの要望を受け、玄関、便所、浴室などへの手すり設置、台所に火災・ガス漏れ警報及び遮断装置付メーターの設置、玄関内外部にインターホン設置を行うなどの改善のこと

イ 区市町村公営住宅のバリアフリー化の進捗状況

     
<補助実績>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
86戸 20戸 218戸 92戸 312戸
 

※戸数:整備(竣工)における都の補助件数

ウ 民間住宅のバリアフリー化の進捗状況

         
<サービス付き高齢者向け住宅等の供給実績>(累計)
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
22,819戸 23,858戸 24,224戸 24,493戸 24,568戸

3 誰でもスムーズに入手できる情報バリアフリー環境の構築

○点字による即時情報ネットワーク事業
(令和6年度の実績) 点字版 実施回数 241回 延配布者数 24,100人
※即時情報・・・新聞等による最新情報

○点字録音刊行物作成配布事業
(令和6年度の実績) 都刊行物:年間12種類
1種類につき、点字: 723部 録音物: 1,130部

○手話のできる都民育成事業

      
<修了者数>(累計)
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
9,714名 9,906名 10,059名 10,319名 10,590名
 

○東京ひとり歩きサイン計画
※ 外国人旅行者や障害者、高齢者が安心して東京の観光を楽しめるように、ピクトグラム(絵文字)や多言語で表記した観光案内標識を維持更新するとともに、平成26年度改訂の「国内外旅行者のためのわかりやすい案内サイン標準化指針」に基づき、各区市町村に対して、案内サインの統一化を周知・促進する。
・令和2年度末時点で554基を整備(新規設置は令和2年度で終了)

4 共生社会実現に向けた心のバリアフリーの理解促進

○普及啓発の充実
・「区市町村・事業者のための『心のバリアフリー』及び『情報バリアフリー』ガイドライン」の作成(平成27 年度)
・心のバリアフリー・情報バリアフリー研究シンポジウムの開催(平成28 年度・平成29 年度)
・心のバリアフリー普及啓発ポスターコンクールの実施(平成28 年度~) ※
・「心のバリアフリーに関する事例収集及び意識調査」の実施及び高校生向けリーフレットの作成・配布(平成28 年度)
・ 1 都3 県共同での障害者等用駐車区画の普及啓発活動(平成28 年度~)
・「『心のバリアフリー』の実践に向けたハンドブック」の作成(平成29 年度)
・「心のバリアフリー」ホームページの開設(令和 5 年度)
・東京都「心のバリアフリー」サポート企業連携事業の実施(平成30年度~)※
※心のバリアフリー普及啓発ポスターコンクール及び東京都「心のバリアフリー」サポート企業連携事業は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し令和2年度は実施を見送った。

○ヘルプマークの推進

 
<配布個数>(累計)
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
約415,000個 約465,000個 約536,000個 約621,000個 約710,000個
 

○身体障害者補助犬給付事業

                
<給付実績(盲導犬・介助犬・聴導犬)>
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
11頭 11頭 9頭 10頭 9頭
 

○駅前放置自転車対策の進捗状況

               
<放置自転車等※の台数の推移>(※原動機付自転車及び自動二輪車を含む。)
令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
21,035台 19,430台 17,559台 16,679台 16,042台
 

○福祉教育の充実
小中学校1,880 校、都立高校191 校で福祉教育を実施 ※全校において実施

5 誰一人取り残さないための災害時・緊急時の備え

○帰宅困難者対策における要配慮者への支援
要配慮者への視点も踏まえた対応内容が含まれる帰宅困難者対策に関する普及啓発や、民間事業者への支援を実施
(令和6年度末時点の実績)
一時滞在施設戦略アドバイザーの派遣 20回
アドバイザーによるオンラインセミナー(YouTube) 15回分
新たな普及啓発動画の再生回数(YouTube) 約148万回

○ヘルプカード作成促進事業
(令和6年度末時点の実績)
作成、配布:53区市町村(累計)

○社会福祉施設等の耐震化の促進
社会福祉施設等は、自力での避難が難しい方が多く利用する施設であり、一部は、福祉避難所として被災者の受入れ機能を果たすことから、診断・耐震改修に要する費用の補助を実施
(令和3年度末時点の実績)社会福祉施設等の耐震化率 93.5パーセント(全22,922棟のうち、耐震化済21,423棟)

○社会福祉施設等への非常用電源等の整備促進

(令和6年度の実績) 補助件数:4,211 件

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