児童相談体制強化に向けた取組(平成31年1月25日)
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都の児童相談所における虐待相談の対応件数は、平成29年度は13,707件であり、過去最多となっています。また、先般、都内で虐待により幼い命が奪われる痛ましい事件も発生しており、児童虐待の防止に向けた取組が急務となっています。
こうしたことを踏まえ、都は全庁横断的なプロジェクトチームを立ち上げ、児童相談体制の強化に向けて、全庁一丸となって今後の取組について検討を進めてきました。
今回、児童相談体制強化に向けた取組について、平成30年度の実施状況と31年度の実施予定をとりまとめたので、お知らせいたします。
虐待に気づくためのチェックリスト
都は、虐待を見つけるサインを分かりやすくまとめた「虐待に気づくためのチェックリスト」を作成し、都と関係機関が一丸となって子供を虐待から守る取組をしています。
本チェックリストを活用し、「おや?」と思うサインがあったら、迷わず下記に連絡(通告)してください。
・お住まいの区市町村の子供家庭支援センター
児童虐待防止推進キャラクター
地域の関係機関のみなさまのための児童虐待防止リーフレット
児童虐待を防止するためには、児童相談所だけではなく、地域や関係機関のみなさまの気づきと御協力が必要です。
都は、スーパー、コンビニ、飲食店、保育所、幼稚園、学校、公共交通機関、ライフライン関連会社、不動産管理会社など地域の関係機関のみなさまに、児童虐待について分かりやすく解説したリーフレットを配布し、児童相談所や区市町村の調査に対する協力と連絡(通告)をお願いしています。
みなさまの気づきが子供と親を救うきっかけになります。ご協力をお願いします。
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