東京都子供・子育て支援総合計画
- 更新日
平成27年3月31日
福祉保健局
東京都では、この度「東京都子供・子育て支援総合計画(平成27年度~平成31年度)」を策定しました。今後、本計画に基づき、子供・子育て支援の多様な取組を推進し、安心して産み育てられ、すべての子供たちが健やかに成長できる社会の実現を目指します。
計画の理念
1 すべての子供たちが個性や創造力を伸ばし、社会の一員として自立する環境を整備・充実する。
2 安心して子供を産み育て、子育ての喜びを実感できる社会を実現する。
3 社会全体で、子供と子育て家庭を支援する。
目標と取組内容
目標1 地域における妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援の仕組みづくり
◆子供や家庭がニーズに合ったサービスを利用できるよう、地域における子供・子育て支援の実施主体である区市町村を支援し、妊娠・出産・子育てを通じて切れ目なく支援する体制を整備します。
目標2 乳幼児期における教育・保育の充実
◆乳幼児期の重要性や特性を踏まえた質の高い教育・保育が確保され、地域の子育て家庭の期待に応えられるよう必要な支援を行います
目標3 子供の成長段階に応じた支援の充実
◆次代を担う子供たちが、自ら学び考え行動する力や、社会の発展に主体的に貢献する力を身に付けるとともに、社会の一員としての自覚を持ち、自立に向けた準備を整えられる仕組みづくり、また実際に自立するための支援を進めます。
目標4 特に支援を必要とする子供や家庭への支援の充実
◆様々な環境の下で育つ子供が、地域社会の中で育まれ、将来の社会的自立に必要な支援を受けられるよう、子供や保護者の置かれた状況や心身の状態を的確に把握した上で、特に支援を要する子供や家庭に対する支援を進めていきます。
目標5 次代を担う子供たちを健やかに育む基盤の整備
◆仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が実現した社会を目指すため、男女を問わず、育児休業等を取得しやすい職場環境づくりや、働き方の見直しに向けた普及啓発等、仕事と子育てを両立できる雇用環境を整備します。また、子育て世帯が安心して暮らせる住環境の確保や、交通事故、家庭内等での不慮の事故等を防ぐための取組を行います。