選択的介護モデル事業
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1 「選択的介護」とは
介護保険制度では、高齢者の多様なニーズに対応できるよう、保険サービスと保険外サービスとを組み合わせて提供することが認められており、こうしたサービス形態を「混合介護」と呼ぶ場合があります。
東京都では「混合介護」について、保険サービスと保険外サービスを組み合わせて利用者本人が選べるという点から、より分かりやすい名前として「選択的介護」という名称を用いています。
「選択的介護」では、保険サービスと保険外サービスとの柔軟な組み合わせを可能とすることにより、事業者が創意工夫を行う幅が広がり、利用者の利便性やサービスの質の向上、事業者の運営効率の向上等が期待されています。
2 モデル事業の実施
都では、平成29年2月の国家戦略特別区域会議でモデル事業の実施を提案し、平成29年6月から、豊島区と連携して有識者会議等での検討を重ねてきました。
平成30年8月から令和3年3月まで豊島区でモデル事業を実施しておりました。詳細は、「3 モデル事業に関する報告書」をご覧ください。
3 モデル事業に関する報告書
平成30年度から令和2年度まで実施したモデル事業の実施内容と成果を取りまとめた報告書を作成しました。
なお、このモデル事業で実施したサービスは、厚生労働省通知「介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱いについて」(平成30年9月28日老振発0928第1号)の発出により、地域にかかわらず実施可能であることが明確になったため、現在は豊島区以外の自治体においても実施可能(国家戦略特区制度の活用等は不要)となっております。
選択的介護モデル事業報告書<概要版>(令和3年3月)(PDF:782KB)
選択的介護モデル事業報告書(令和3年3月)(PDF:9,327KB)
4 介護事業者向けリーフレット
選択的介護について(リーフレット)(PDF:1,130KB)