放射線担当
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放射線担当は、センター利用者皆様の画像診断のため様々な画像情報を提供しています。
不随意運動や過緊張などで検査が困難な患者さんに対して、撮影方法や撮影補助具等を工夫し常に質の高い画像情報を提供しています。
転倒・転落等あらゆる危険から患者さんを守るため、スタッフが見守り・介助を励行し安全な検査の実施に努めています。
また、安心して、検査を受けていただくために、不安や恐れを抱く患者さんには、適宜、御家族に付き添っていただくなどしています。
一般撮影装置
胸部や腹部をはじめ、身体のあらゆる部分のエックス線撮影を行っています。
静止が困難な患者さんでも良質なエックス写真が撮れるよう、短時間撮影ができる大容量のエックス線発生装置を備えています。
画像処理装置は、低線量でも高画質の画像が作れるCR(Computed Radiography)方式を採用していますので、被ばく線量の低減に役立っています。
エックス線テレビ装置
消化管検査、嚥下機能検査、膀胱機能検査などエックス線透視を使ったあらゆる検査を行っています。また、エックス線管球を移動させながら撮影する全脊椎撮影や断層撮影等も行っています。
高画質で被ばく線量の低減が期待できるFPD(Flat Panel Detector)というエックス線検出器を搭載しています
CT装置
頭部をはじめ全身の断面画像を撮影しています。
収集データを様々な方向の断面に再構成することにより通常のエックス線画像では分かり難い身体内の状態を正確に把握し診断することができます。
80列のエックス線検出器を備えているため、高速に細かい画像データを収集することができます。
検査のために患者さんに眠っていただく必要がありませんし、様々な画像再構成が可能になり診断能の向上が期待できます。
歯科用パノラマ撮影装置
エックス線管球を回転させながら撮影することにより、全歯・全顎の画像を一枚のフィルムに描出することができます。
ポータブル撮影装置
病棟・手術室等でのエックス線撮影が可能です。
また、令和4年(2022年)よりフラットパネル方式のポータブル装置に更新され、よりスムーズな画像診断が可能になりました。
骨密度測定装置
前腕部に2種類の異なるエネルギーのエックス線を照射し、骨と軟部組織の吸収率の差により骨密度を測定します。測定にかかる時間は15秒程度と短く、被ばく線量も極めて少ないので安心して受けられます。