訓練科(リハビリテーション)の紹介
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乳幼児の方を主体に、先天的あるいは後天的な障害を問わず発達支援を行っています。身体をはじめ、認知・言語・学習など様々な障害のある方や、重複障害のある方に対しても支援を行っています。利用されている方が少しでも豊かに快適に過ごせるように、また、ライフサイクルのなかで必要なときに必要な支援を提供していきたいと考えています。
理学療法
脳性麻痺やその他の疾患に伴う発達障害・運動麻痺・筋力低下等のある方に、運動療法を主体として身体機能の発達および基本的動作・移動能力の獲得を目的として行っています。御家族への支援も理学療法の一環と考えており、育児や利用者の方を取り巻く環境の整備を行いたいと考えています。
作業療法
様々な活動(遊びなど)を通じて身体や上肢の運動機能の発達を促します。また、認知面の向上を促して遊びの操作性や学習の基礎能力を高めることや、感覚受容の正常化を図りながら適応行動・目的行動の向上を図ります。日常生活に必要な動作の獲得や日常の動作がしやすいように自助具を工夫し、少しでも生活を能動的に送れるよう指導・援助をしています。また、快適な生活が送れるよう座位保持装置など生活用具の作製の相談にも応じています。
言語聴覚療法
年齢、発達やきこえの状況に応じて、コミュニケーションやことばを中心に、発達を促す指導およびご家族への支援を行っています。主な指導内容は、ことばの発達の基礎となるコミュニケーションや認知面の力を伸ばす、発音の改善、ことばに代わるコミュニケーション方法の検討、きこえに関することなどです。また、食べる・のみこむ機能の向上や、維持を目指して食事指導を行っています。
記事ID:114-001-20240814-010639