北療だより(最新号)
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北療だより第65号(令和7年1月発行)
令和7年1月 新年の御挨拶(院長 檀 直彰)
(中央)院長 檀 直彰
(右) 副院長 増永 健
(左) 事務長 玉岡 雄太
新年あけましておめでとうございます。
皆さまには日頃から、都立北療育医療センターの活動にご理解・ご協力をいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。
新型コロナの感染症法上の5類への移行後も感染症対策の徹底を継続しながら施設運営を平常化するとともに、電子カルテについて両分園で今年度内の稼働開始に続き、本院についても準備が進められるなど基盤整備が実施されています。築38年が経過し老朽化が進む本院の建物についても、都の計画において医療度の高い利用者への質の高いサービス提供等を目指し機能強化を図りながら施設整備の検討を進めていくとされております。
こうしたことも見据えながらセンターでは様々なニーズへ積極的に対応できるよう研鑽を積むとともに、一昨年に療育施設独自の臨床評価指標であるQI(Quality Indicator)を導入し、医療の質を「見える化」させ、さらに向上させる取組を進めております。地域や関係機関の皆さまと連携しながら、医療、療育サービスの総合的な提供及び地域や在宅での療育支援の実施という当センターの使命をしっかり果たしていけるよう職員一同取り組んでまいりますので、本年もご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
城北分園 地震体験をしました
今年度2回目の自衛消防訓練にて、足立区災害対策課ご協力のもと、地震体験車「震太くん」が来ました! 最初の突き上げるような縦揺れではまだ余裕だった表情も、横揺れが加わり震度7関東大震災レベルになった瞬間、体が大きく前後左右に揺さぶられて悲鳴があがり、降りた後も地面が揺れているかのような感覚になりました。
地震発生直後での安全確保の難しさを実感することで、防災意識の向上につながりました。
クリスマス・お正月の行事食
① 通園・通所のクリスマス献立
栄養科では、利用者の皆様に食事で季節を感じてもらえるように、季節ごとの行事にあわせた行事食を月に1~2回程度提供しています。その中でも、クリスマスからお正月は最も華やかなお食事が連日のように続く期間となっています。クリスマス献立は、B1のクリスマス会の昼食、通園・通所のクリスマス会の昼食、クリスマスイブの夕食と3回提供しました。写真①は、通園・通所のクリスマス会の日の献立です。この日は「フライドチキン」を提供しました。
② 煮豚クリスマス風(左:普通形態、右:ソフト食)
普通形態の人はもちろん、ソフト食やペースト食もわくわくする見た目になるよう工夫しています。写真②は、クリスマスのメインである「煮豚クリスマス風」です。ソフト食やペースト食も柔らかい星型にんじんゼリーでクリスマスの雰囲気を出しています。
③ 元旦朝食のお重
そして、お正月の三が日も行事食が続きます。写真③は元旦の朝食で、お重におせち料理を盛り付けています。北療でお正月を迎える皆様に喜んでいただきたいと献立の作成を行いました。
今年も皆様に安全・安心でおいしい食事をお届けするよう精進していきます。
通園科 クリスマス会・もちつき会
12月20日(金)通園科クリスマス会を開催しました。職員による「おめでとうクリスマス」のハンドベル演奏でスタート。わいわいグループによる「わいわいバンド」は、得意な楽器で張り切って演奏をしてくれました。らいおん組幼児は「恐竜レストラン」の劇。いろいろな動物の衣装を着けてシェフとお客さん役を頑張って演じていました。らいおん組乳児がサンタの衣装を着たちびっこサンタになってお遊戯を披露し、観客からは「かわいい」とたくさんの歓声と拍手でした。職員出し物は、「はたらくくるま」。車になりきって室内を走り回りました。サンタクロースとトナカイの登場には、驚いて泣き出すお子様もいましたが、にぎやかで笑顔の絶えない会となりました。
1月16日(木)らいおん組・わいわいグループ合同もちつき会を行いました。年長から乳児まで参加してお餅をついたり、花餅づくりをしたり、最後に獅子舞に頭をかんでもらい、みんなで今年1年の健康を願いました。
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