利用者さんとじっくり向き合う 重症心身障害児者看護
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重症心身障害児者とは、重度の肢体不自由と重度の知的障害が重複した状態の方です。府中療育センターでは、センターを利用されている方を利用者さんと呼んでいます。
利用者さんの多くは、言葉によるコミュニケーションが困難です。そのため、利用者さんの生活背景や表現の仕方など個別性の理解に努め、利用者さんとじっくり向き合いながら、心豊かに健やかに過ごしていただける看護を提供しています。
看護科長ごあいさつ
府中療育センターでは、東京都福祉局の直営の施設として、安全な環境のもと、利用者の皆さんが安心して暮らし続けることができるよう支援しています。
センターの毎日は、他職種の方々と協働して医療的なケアや看護、日中活動を行います。通所や通園では、地域の拠点として、ご自宅での療育の相談にも対応しています。
利用者さんの日常的なケアには、個別性があり、目線や声、表情など、きめ細やかな観察が必要です。利用者さんと気持ちが通じ、触れ合い、お互いに笑顔になれるとき、看護師としてのやりがいを感じることができます。
医療的なケアには、重症心身障害児者の看護に熟練した看護師が全力でサポートします。私たちと一緒に看護師としての専門性を高めながら、重症児者看護のプロフェッショナルを目指しませんか。