高次脳機能障害者の就労支援研修会報告
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就労支援係では、地域の就労支援関係機関の職員の方々を対象として、高次脳機能障害者に対する就労支援についての研修を、下記のとおり行いました。
期日 平成16年10月8日(金曜)13時30分から17時
場所 当センター4F大研修室
内容
第1部 高次脳機能障害者のリハビリ訓練の方法
NPO法人TBIリハビリテーションセンター理事長 藤井 正子氏から「高次脳機能障害とは」 「注意障害のリハビリテーション(文章の中から“の”字を拾う等)」「自宅で行う練習帳」など具 体的なリハビリテーションの方法等をお話いただきました。
第2部 事例紹介
都心障センターで、15年度までに実施した高次脳機能障害のある身体障害者の方の「復職」「再就職」 「就労後のアフターケアー」について、3事例を紹介しました。
参加者
出席者114名
(区市町村35名、地域就労支援センター30名、福祉事務所・B型センター31名、職業安定所4名、開発センター7名、その他7名)
アンケート結果
提出いただいた77通(回収率68.1%)のうち “大変参考になった”を含め88%の方から、”参考になった”との評価をいただきました。
- 大変参考になった 14
- 参考になった 54
- 期待したほどではなかった 6
- 無回答 3
- その他の意見
- 就労においてどういう点が、障害または問題点となったかについてもふれてほし かった。
- 現実に就労することの厳しさを再認識した。ただ、回復する手段が少しでも開発、 研究されていることは励みになった。
- 今後の研修の希望としては、
アスペルガー(11)、聴覚障害者の支援(7)、知的障害者の就労支援(4)、視覚障害者の支援(3)、精神障害者(3)、高機能自閉症(2)、学習障害(1)、ADHD他
等のご意見もいただきました。
今後の研修の参考にさせていただきたいと思います。
記事ID:114-001-20240814-010464