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北療だより第62号(2024年7月号)
説明を記載してください。
H2タイトルが入ります
通園科 令和6年度プール開き
梅雨とは思えない夏日となった6月27日(木)、通園科のプール開きが行われました。 らいおん組幼児の代表2名が、星形浮き輪のリボンをほどくと中から「プール開き」と書かれた旗が出てきました。 「プールにたくさん入って楽しく遊べるように」との願いを込めて、十条台アーティスティックスイミングチーム??による「プールの歌」の演技を披露しました。
その後、子供達とお母様がすいか割りに挑戦。まん丸の大きなスイカが箱から出てくるとみんなびっくりとした表情。お母様が一人ずつ目をつぶって親子で棒を持ち、すいかに向かって「エイ!」と振り下ろして大盛り上がりとなり、すいかが割れると部屋の中に甘くて良い香りが広がりました。 最後のスイカ種飛ばしゲームでは、ちびっこらいおん3名も合流して賑やかなプール開きとなりました。
城南分園 七夕の集い
7月3日(水)に、七夕のつどいを行いました。分園全体がたくさんの装飾に彩られ、普段とは違う賑やかな1日となりました。パリ五輪開催にちなんだボッチャ体験のコーナーや、チェキの撮影コーナーなど、各ブースでは楽しそうな歓声が聞かれました。後半には、サックス4人組バンドDICTによる演奏パフォーマンスが行われました。 目の前で響く生の音色は圧巻で、聴き馴染みのある曲が流れると、嬉しそうな笑顔が多く見られました。
薬剤検査科の御紹介
薬剤検査科は、薬剤部門、検査部門、放射線部門で構成されています。
【薬剤】
薬剤部門では、のみ薬や注射薬の調剤、病棟でのお薬手帳の確認や薬の説明など、安全に薬を使用していただくために薬剤師が様々な業務を行っています。薬に関する相談にも対応しておりますので、窓口でお声掛けください。
【検査】
検査部門では、昨年11月に検体検査オーダリングシステムが導入されました。これにより検査依頼から結果報告まで一元管理となり検体検査の効率化が図られ、今までよりも早く外来や病棟の端末で結果を確認できるようになりました。 これからも利用者のサービス向上に努めていきたいと思います。
【放射線】
放射線部門では、今年1月に一般撮影装置が更新されました。この装置はパワーアシストやオートポジショニング機能が搭載されており、より快適かつ安全に撮影検査が行えるようになりました。 今後もより良い検査が行える環境作りに努めていきたいと思います。
訓練科【描いて・書いて】 作業療法(OT)より
作業療法への相談の中で多いことの一つに筆圧が強い、弱いといったことがあります。 昔から比べると遊びの中で書くことが減っています。道路にチョークや、ろう石を使って書いたり、公園の土に小枝や石を使って書いたりしました。室内でも大きなカレンダーの裏などに自由に書きました。何を書いたかというと、まずはグルグル、ギザギザそしてケンパの枠。肩や肘を大きく動かして書きます。肩や肘のコントロールがしやすくなった上で、机上作業で手首や手指の協調動作を遊んでいるうちに覚えます。次第に物の形が作れるようになると、座ってマジックや鉛筆で書くようになります。
上手に『描く・書く』にはこういった遊びをするのが良いのですが、また別のアプローチもあります。道具に工夫をすることです。写真のようにえんぴつは細いより太いもの、マルよりもサンカクや角ばっているものの方が安定します。指の当たるところに輪ゴムを巻くだけでも滑り止めになって、安定して持てるのでコントロールしやすくなります。そして大事なのはやはり良い姿勢で書くことです。ときに一緒に書いたり、色ペンを使ったり、かわいいプリントを使ったりして、楽しい気持ちを育てたいものです。
北療育医療センターは、心身に障害がある方々の、医療と療育の総合施設です。