令和5年度 国主催慰霊巡拝の参加者募集について
1 実施事項
東京都では、戦没者を慰霊するため実施される国主催の慰霊巡拝の参加者(戦没者の御遺族)のうち、東京都在住の御遺族の募集を行っています。慰霊巡拝は、御遺族の肉親が亡くなった現地で、旧主要戦域となった陸上及び遺骨収集の望めない海上等における戦没者、又は旧ソ連・モンゴル地域において抑留中に死亡した方を対象として行われます。
2 申込資格
・ 慰霊巡拝を行う戦域における戦没者の御遺族(配偶者(再婚した方を除く。)、父母、子、兄弟姉妹、孫、参加する子・兄弟姉妹の配偶者、甥姪)
・ 当該地域の慰霊巡拝及び遺骨収集に参加したことのない方及び当該戦域を一度も訪問したことのない方が優先されます。(過去5年以内(平成30年度以降)に国主催慰霊巡拝に参加した方は、原則として各地域の定員に空きがある場合にのみ参加可能です。)
・ 健康状態が良好で団体行動を支障なく行える方
参加者は派遣国・地域におけるすべての戦没者・抑留中死亡者の御遺族代表という立場で、巡拝の全日程に参加いただくことになり、個人行動は制限されます。
必要があれば(介助者の同行により団体行動が可能となる場合)、介助者の同行が認められます。(「高齢」や「不安」等の理由では認められません。)
※介助者は国からの補助金(下記3参照)の対象外となります。
※参加者の年齢制限はありません。参加の可否は、提出書類の記載で確認される健康状態や現地状況を考慮し、個別に判断されます。
慰霊巡拝への参加申し込みをご検討中のみなさまとそのご家族へ(厚生労働省)(PDF:170KB)
3 慰霊巡拝概要
※東京都では、都内にお住まいの参加希望者の受付を行います。(都外在住の方は、お住まいの道府県で受付をします。)
※参加は先着順ではありませんが、締切(下記5の提出書類必着)まで日数が短い地域もありますので、申込が未定の方も、早目にお問合せください。
※実施予定時期、実施期間等は変更になることがあります。
※【新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況等を考慮した対応について(特に海外地域)】
また、今後の新型コロナウィルス感染症の感染拡大状況及び現地の情勢等を考慮して、中止される場合又は計画どおり実施できない場合があります。(令和2年度から4年度までの海外地域の慰霊巡拝は中止されました。)
令和5年度は下記↓の事項に留意し、可能な範囲で実施される予定です。参加を希望される方は御理解くださいますようお願いいたします。
新型コロナウィルス感染症の感染状況及び現地情勢等を踏まえた留意事項(厚生労働省)(PDF:32KB)
厚生労働省による実施の可否の判断は、御遺族の慰霊巡拝の機会をできるだけ確保するため、可能な限り実施日近くに行われる予定ですが、 申込締切は、その前の準備日程も考慮して設定されていますので、参加希望の方は必ず締切日までに申込書類提出をお願いします。
令和5年度実施計画(令和5年7月10日現在)
実施予定地域 | 実施予定時期 | 実施期間 | 募集人員(全国) | 申込書類提出締切(東京都必着) | |
---|---|---|---|---|---|
旧ソ連 | カザフスタン共和国 | 募集終了 | |||
イルクーツク州・ブリヤート共和国※ | 9月中旬 | 2週間程度 | 15 | (募集保留)※ | |
ハバロフスク地方・ユダヤ自治州※ | 9月中旬 | 2週間程度 | 15 | (募集保留)※ | |
中国東北地方(旧満州地区全域) | 募集終了 | ||||
南方地域 | インドネシア(ニューギニア島西部を含む) | 募集終了 | |||
東部ニューギニア(ニューギニア島東部) | 募集終了 | ||||
北ボルネオ | 募集終了 | ||||
ビスマーク諸島 | 募集終了 | ||||
インド | 募集終了 | ||||
フィリピン(第1次)1班、2班(ルソン島、セブ島、ミンダナオ島方面) | 12月7日(木曜日)から12月14日(木曜日)まで | 8日間 | 30 | 8月9日(水曜日) | |
フィリピン(第2次)1班、2班(ルソン島、レイテ島方面) | 令和6年2月15日(木曜日)から2月22日(木曜日)まで | 8日間 | 30 | 10月25日(水曜日) | |
マーシャル諸島 | 令和6年3月6日(水曜日)から3月15日(金曜日)まで | 10日間 | 15 | 10月25日(水曜日) | |
ミャンマー※ | 令和6年3月上旬 | 1週間程度 | 15 | (募集保留)※ | |
硫黄島(第1次)(羽田空港発着) | 募集終了 | ||||
硫黄島(第2次)(羽田空港発着) | 令和6年3月5日(火曜日)から3月6日(水曜日)まで | 2日間 | 100 | 10月24日(火曜日) | |
※「イルクーツク州・ブリヤート共和国」、「ハバロフスク地方・ユダヤ自治州」及び「ミャンマー」については、現地の情勢等を踏まえ募集を当面見合わせています。募集の目処が立ち次第お知らせします。 |
参加費用(実費目安)
国から参加者(介助者を除く)への補助金(所要経費の約1/3)を差引後の額は、海外地域は約250,000円から400,000円、硫黄島は約5,000円から30,000円です。
※最終的な参加費は、今後のルートや参加者の決定により出発の約10日前に確定し、上記金額を上回る場合もあります。
日程表・概見図(令和5年7月現在の予定)
※最終的な日程は、参加希望者のゆかりの地等を可能な限り考慮して決められていきます。ただし、日程や現地事情の制約のため、必ずしも肉親の戦没地点・埋葬地で慰霊が行えるとは限りません。
※班編成がある地域の班分けは厚生労働省で行われます。
4 申込方法(東京都在住の御遺族)
下記6の企画課援護恩給担当に電話でお問合せください。簡単な聞き取りにより仮受付をさせていただき、東京都から御案内(内申書様式、日程(案)、申込要領等)を郵送します。(申し込みを迷われている方にもお送りしますので、早目にお問合せください。)
御検討の上参加を申し込む方は、必要書類を、各地域の申込締切日までに援護恩給担当に届くように、郵送により提出いただきます。
5 提出書類
(詳細は、仮受付した方にお送りする御案内で御確認ください。)
(1)参加遺族代表者内申書 *用紙は、東京都からお送りします。
(2)参加希望者の現在の戸籍謄本又は抄本の全ページ(原本)*申込前180日以内に発行されたもの
(3)戦没者の死亡場所及び死亡日並びに参加希望者と戦没者との関係がわかる戸籍謄本の全ページ(コピー可)*発行年月日は問いませんが、発行年月日と発行者が確認できるもの
(4)質問票(健康チェック票) *用紙は、東京都からお送りします。*一部の質問(「旅行中における動作」及び「日常生活における認知状況」)には、御本人の状況について、御家族等よるチェックも必要です。
(5)(介助が必要な方は)介助者内申書 *用紙は、東京都からお送りします。
(6)(介助が必要で障害者手帳等をお持ちの方は)障害者手帳等の写し
(7)(内定者のみ)医師の証明書、パスポートの写し(硫黄島を除く。)
申込時には必要ありません。後日、内定された方に直接御連絡いたします。
6 問合せ先(国主催慰霊巡拝)
福祉局生活福祉部企画課援護恩給担当
電話 03-5320-4078(直通)
7 【御案内】戦没者遺児による慰霊友好親善事業(一般財団法人日本遺族会主催・政府補助事業)について
戦没者遺児の方は、一般財団法人日本遺族会主催「戦没者遺児による慰霊友好親善事業」(政府補助事業)に申し込むこともできます。
令和5年度の事業については下記掲載先をご確認ください。
日本遺族会>トップ>お知らせ>令和5年度戦没者遺児による慰霊友好親善事業参加者募集
≪戦没者遺児による慰霊友好親善事業の申込み・問合せ先(東京都在住の御遺族)≫
一般財団法人東京都遺族連合会
電話 03-3812-1796
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お問い合わせ
このページの担当は 生活福祉部 企画課 援護恩給担当(03-5320-4078) です。
