令和6年度東京都戦没者追悼式を開催しました ※今年度の募集は終了しました
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8月15日(木曜日)、文京シビックホール大ホールにおいて令和6年度東京都戦没者追悼式が執り行われ、御遺族、御来賓など381人が参列されました。
小池百合子都知事は、先の大戦で亡くなられた全ての御霊に対し、都民を代表して哀悼の誠を捧げ、「私たちは、夢と希望に溢れた平和な世界を、持続可能なものとして、未来の子供たちに引き継いでいくことを、ここにお誓い申し上げます。」と式辞を述べました。
参列者が黙とうした後、天皇陛下のおことば(放送)に続いて、都議会議長、東京都遺族連合会会長、戦没者遺族代表が追悼のことばを述べました。フィリピン・レイテ島においてお父様を亡くされた中村正弘さんは、「今の我が国の豊かな生活があるのは、遠い戦地にて祖国や家族を思いながら亡くなられた犠牲の上に築かれたものであることを忘れてはなりません。戦争の記憶を決して風化させず、二度と私たちのような戦没者遺族を出さないことを「平和の語り部」として語り続けてまいります。」と述べられました。また、ニューギニア島沖で曾祖父を亡くされた小学5年生の鶴羽大悟さんは、「戦争を起こさないために大切なことは、戦争はしない、起こさないという強い気持ちを持って、それを声に出すこと、そして周りがなんと言ってもその意思を曲げずに主張し続けることが大切だと思います。そのために僕はこれからもいろいろなことを学んでいきたいと思います。」と述べられました。
小池百合子都知事
中村正弘さん
鶴羽大悟さん
※令和7年度の参加募集については、令和7年6月を予定しています。