通園科(児童発達支援)における支援プログラムの公表
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北療育医療センター通園科(児童発達支援)における支援プログラムは以下のとおりとなっています。
支援プログラム
事業所名:東京都立北療育医療センター通園科
作成日:令和6年12月1日
1 事業所に関する情報
法人(事業所)理念 | 1 障害児・者の生命を尊重し、最善の医療と療育の提供に努めます。 2 障害児・者が全ての人権及び基本的自由を完全に享有して、いきいきと安心な生活が送れるように社会参加を積極的に支援します。 3 障害児・者の人権、意思、生活、要望を尊重し、本人の尊厳や利益が損なわれないように利用者の立場をよく理解します。 4 障害児・者の意思や行動を柔軟に受けとめ、共感し、共に向上できる職員であることに努めます。 5 障害児・者の家族の良き相談相手になるとともに、良き協力者になります。 |
支援方針 | お子様の人権を尊重し、一人一人のお子様が持てる力を十分発揮し、能力に応じて自己決定と社会参加ができるように支援を行う。 |
営業時間 | 9時30分から15時30分まで |
送迎実施の有無 | あり |
2 支援内容
本人支援(健康・生活) | 【ねらい】 ①健康状態の維持改善 ②生活リズムや生活習慣の形成/基本的生活スキルの獲得 【具体的支援内容】 ○健康状態の常なるチェックと必要な対応を行い、意思表示が困難な子どもの障害の特性及び発達の過程等に配慮し、小さなサインから心身の異常に気付けるようきめ細やかな観察を行う。 ○食事・更衣・排泄等生活に必要な基本的技能を獲得できるよう支援する。 |
本人支援(運動・感覚) | 【ねらい】 ①姿勢と運動・動作の向上、補助的手段の活用 ②保有する感覚の総合的な活用 【具体的支援内容】 ○リハビリテーションの実施:日々の保育・食事場面で姿勢保持や各種の運動・動作ができるよう各々の子供に適した心身のリハビリを行う。 ○基本的生活習慣(衣類の着脱・食事・排泄等)を各児の発達段階に合わせて基本的技能の獲得に向けて支援する。 ○遊びの中で、感覚の偏りに対する環境調整や経験値を上げる事で受入れの幅を広げる。 ○児が状況を把握しやすく遊びに参加しやすい様各種の補助機器を活用できるよう支援する。 |
本人支援(認知・行動) | 【ねらい】 ①認知の発達と行動の習得 ②空間・時間・数等の概念形成の習得 ③対象や外部環境の適切な認知と行動の習得 【具体的支援内容】 ○視覚・聴覚・触覚等の感覚を十分活用して認知機能の発達を促す支援を行う。 ○認知の特性をふまえ、自分に入ってくる情報を適切に処理できるよう支援し、認知の偏り等の個々の特性に配慮し、こだわりや偏食等に対する支援も行う。 |
本人支援(言語・コミュニケーション) |
【ねらい】 ①言語の形成と活用 ②言語の受容及び表出 ③コミュニケーションの基礎的能力の向上 ④コミュニケーション手段の選択と活用空間・時間・数等の概念形成の習得 【具体的支援内容】 ○話し言葉や各種の文字・記号等を用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを伝える等言語を受容し表出する支援を行う。 ○具体的な事物や体験と言葉の意味を結び付けることにより、体系的な言葉の習得、自発的な発声を促す支援を行う。 ○音声、文字、触覚等の表現による多様なコミュニケーション手段を活用し、環境の理解と意思の伝達ができるよう支援する。 |
本人支援(人間関係・社会性) | 【ねらい】 ①人間関係の形成 ②自己の理解と行動の調整 ③仲間作りと集団への参加 【具体的支援内容】 ○集団の中で他児との関係を意識し、身近な人との親密な関係を築き、その信頼関係を基盤として周囲の人と安定した関係を形成する支援を行う。 ○大人が介入して行う連合的な遊びや役割分担・ルールを守って遊ぶ共同遊びをとおして社会性の発達を支援する。 |
家族支援 | ・各種保護者勉強会(就学・社会資源・栄養科・歯科・薬剤・車椅子等) ・卒園保護者との交流会 ・家族(きょうだい児含む)に関する相談対応 |
移行支援 | ・保育所等訪問支援事業でのアフターフォロー ・移行に向けての関係機関との連絡調整や情報共有 |
地域支援・地域連携 | ・併用先施設との情報共有 ・関係機関との情報交換会議 |
職員の質の向上 | ・各研修(院内・院外)参加 ・他施設見学実習や情報交換、施設間交流 |
主な行事等 | 入園式・家族参観日・プール開き(すいか割り大会)・秋まつり・遠足・運動会・クリスマス会・もちつき会・卒園式・各クラス毎誕生会(毎月)・その他季節毎の行事(七夕・ハロウィン・ひなまつり・節分 等) |
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