無痛分娩費用の助成
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東京都では、希望する方が安心して無痛分娩を選択できるよう、要件を満たした都民の方を対象に、無痛分娩に要した費用を助成します。
1. 対象となる方(助成要件)
以下のすべての条件を満たす方が対象です。
項目 | 要件 |
---|---|
出産日 | 令和7年10月1日以降に出産した方 ※10月1日が過期産となるような計画日の設定や単に助成事業の対象とするための設定など、医学的に妥当性が認められないものについては、助成の対象外とします。 |
分娩方法 | 硬膜外麻酔または脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔による無痛分娩を受けた方 |
医療機関 | 東京都が公表する「対象医療機関」で出産した方 |
居住地 | 都内自治体で妊娠の届出を行い、母子健康手帳の交付を受け、以後助成金の申請日まで継続して都内に住民登録がある方 ※都外自治体で、妊娠の届出を行い、母子手帳の交付を受け、その後、都内に住民登録を移した場合は対象外となります。 |
申請期限 | 出産日の翌日から起算して1年以内(厳守) |
2. 助成対象となる費用
無痛分娩に係る費用として出産した方に請求されたもの
硬膜外麻酔の手技や管理費用等、麻酔の薬剤費、無痛分娩に係る一連の医療行為に要した費用。
※助成対象外※
- 室料差額・個室料・食事料等
- 文書料など医療行為に直接関係しない費用
- 保険適用となった費用(例:緊急帝王切開など)
※異常分娩に切り替わった場合でも、切替前に行われた自費徴収分の医療行為が領収書・明細書で確認できれば対象となることがあります。
3. 助成金額
最大10万円
- 10万円を超える部分は自己負担となります。
- 無痛分娩に係る一連の医療行為1回につき1度のみ助成されます(多胎児の場合も同様)。
4. 対象医療機関
対象医療機関の一覧は以下からご確認ください。
▶ 【2025年9月5日時点】対象医療機関一覧(Excel)
- 一覧は随時更新予定です。
- 掲載されていない医療機関についての今後の予定はお答えできません。
- 各医療機関における無痛分娩の予約方法や実施方法等については、各医療機関に直接お問い合わせください。
5. 申請方法
※現在準備中です。決まり次第、当ページにてお知らせします。
6. お問い合わせ先
東京都無痛分娩費用助成コールセンター
電話 0120-620-620(平日9時から17時まで※土日祝日並びに年末年始を除く)
- ※都庁代表電話では対応できません。
- ※無痛分娩の詳細は医療機関へ直接お問い合わせください。
- ※医療に関する相談・苦情については、患者の声総合窓口をご利用ください。
7. 無痛分娩に関する情報
動画「無痛分娩をお考えのみなさまへ」
妊婦の皆様が自らの出産方法を安心して選択できるよう、分娩の流れ、硬膜外鎮痛法を用いた無痛分娩の特徴やリスク等を盛り込んだ動画を作成しました。
診療科(産婦人科、麻酔科)別に2部構成で分かりやすく説明しています。ぜひご覧ください。
パートごとのリンクは以下からご覧ください。
【無痛分娩をお考えのみなさまへ】はじめに:本動画についてのご紹介
無痛分娩Q&A
妊婦やご家族向けに、無痛分娩について分かりやすくまとめられたQ&Aが公開されています。