新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦及び御家族の方へ
新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援と、分娩前ウイルス検査費用の助成を行っています。
新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況に変化はみられるものの、妊産婦の方はご自身のみならず胎児・新生児の健康等についても不安をかかえて生活を送っている状況にあります。
東京都では、国の令和2年度第二次補正予算の成立を受け、「新型コロナウイルスに感染した妊産婦に対する寄り添い型支援」、及び、出産を間近に控え、希望する妊婦の方が新型コロナウイルス感染症のウイルス検査を受ける場合の検査費用の助成を、次のとおり令和2年9月10日(木曜日)より実施しています。
新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援
■対象者
新型コロナウイルスの感染が認められた妊産婦で、健康面や出産後の育児などの相談、支援を希望する方
■支援内容
・助産師や保健師などの専門職が、訪問や電話などで、妊産婦の方の様々な不安や悩みをうかがい、専門的なケアや育児に関する助言や支援を寄り添いながら行います。
・費用は無料です(ただし、電話相談にかかる通話費用、通信費用等は自己負担になります。)。
■お申し込み・お問い合わせ先
〇23区・八王子市・町田市にお住まいの方は こちら(PDF:580KB)
〇23区・八王子市・町田市以外にお住まいの方は下記へ
東京都福祉局子供・子育て支援部家庭支援課母子保健担当 (a)を@に変えて送信してください。 |
・「自治体による支援に関する希望確認書」(PDF:477KB)
※23区・八王子市・町田市以外にお住まいの方は、「自治体による支援に関する希望確認書」を記入のうえ、上記宛に郵送にてお申込みください。
(入院中等により送付が難しい場合には、お電話でご連絡いただき、退院後にご提出ください。)
■リーフレット
新型コロナウイルスに感染した妊産婦の方へ 専門職によるケアや相談支援を行っています(PDF:833KB)
新型コロナウイルスに感染していない妊産婦の方については、「妊産婦向け助産師相談」にてご相談をお受けします。ぜひご利用ください。
また、妊娠・出産に関する悩みを抱える方については、新型コロナウイルスに関する相談も含め、「妊娠相談ほっとライン」においても受け付けています。
無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成(新型コロナウイルス感染症)
不安をお持ちの無症状の妊婦の方が希望する場合に、新型コロナウイルスの検査を受けることができ、その検査費用を助成します。本検査は希望する妊婦の方を対象としており、全員が受ける必要はありません。
なお、検査の実施に当たっては、検査内容と検査の流れを理解してから受けていただくことが必要です。以下の留意事項と検査に関する説明(動画)をご覧いただき、 希望される場合に、かかりつけ産科医療機関又は分娩予定の医療機関へご相談ください。
東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成事業実施要綱(本文)(PDF:186KB)
1 検査を受ける上での留意事項
検査の性質上、陽性となっても実際には感染していないこと(偽陽性)、陰性となっても実際には感染していること(偽陰性)が一定の確率で起こります(本当の陽性と偽陽性を区別することは難しいです。)。
※検査の流れや注意事項等の詳細については、下記の動画やリーフレットをご覧ください。
新型コロナウイルス感染症について不安をかかえる妊婦の方へ (動画)
新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦の方へ(PDF:614KB)
※令和5年5月8日以前の内容です。陽性となった場合は医師の指示に従ってください。
上記の動画やリーフレットをご覧になった上で、検査を希望される場合には下記をお読みいただき検査をお申込みください。
2 本事業の概要
■対象者
以下の条件の全てに該当する妊婦の方
○東京都に居住している(里帰りなどのため、他道府県において出産する方を含む)出産を間近に控えた妊婦の方(おおむね36週の妊婦の方)
※医師の判断により、検査の時期が変わる場合があります。
○発熱等の感染を疑う症状がないこと
※発熱や咳などの風邪症状がある妊婦の方は、かかりつけ医又は東京都新型コロナ相談センターにご相談ください。
※濃厚接触の可能性がある方は、最寄りの保健所にご相談ください。
○過去に本事業又は類似の事業(他の地方公共団体の事業を含む)による検査費用助成を受けていないこと
※保険適用された検査は助成対象外です。
■検査費用
下記金額を上限に助成(本事業の対象は妊婦一人につき1回の検査のみです。)
※別途、診察料等の自費がかかる場合があります。
検査実施日 | 助成額 |
---|---|
令和2年9月10日から令和5年3月31日まで | 2万円を限度 |
令和5年4月1日から令和5年11月30日まで | 9千円を限度 |
■対象期間
令和2年9月10日から令和5年11月30日の間に実施する検査
※令和5年11月30日までに対象期間を延長しました。
■検査場所
かかりつけ産科医療機関 又は 指定された医療機関
※かかりつけ産科医療機関でウイルス検査を実施していない場合、他院での検査の実施について調整を行います。まずは、かかりつけ産科医療機関にご相談ください。
※検査を受ける場合には、健康保険証及び母子健康手帳を必ずご持参ください。また、健康保険証及び母子健康手帳で、都内の住所が確認できない場合は、都内に住所を有することが分かる書類をお持ちください(例:直近3か月以内の公共料金の領収書)。
■検査方法
唾液の採取、又は鼻咽頭ぬぐい液を採取します。
核酸増幅法(PCR法・LAMP法)、又は抗原定量検査で検査を実施します。
3 助成方法
(1)上記の都内の検査場所で検査を受ける場合
原則、検査費用の請求は、検査実施医療機関に委任してください。医療機関を通じて申請いただくと、検査費用が助成されます。
【申込方法】
(ア) かかりつけ産科医療機関で検査を受けたい希望を伝えます。
(イ)検査実施医療機関(かかりつけ産科医療機関で実施できない場合には、指定された医療機関)で説明をお受けいただき、検査を希望される場合は、検査実施医療機関で配布される下記の書類をご記入のうえ、医療機関に提出してください。
〔参考〕
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査説明書(PDF:473KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査【申込書兼確認書】(第2号様式)」 (PDF:753KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査【申込書兼確認書】(第2号様式)」記入例(PDF:874KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(委任用)(第4号様式)」(PDF:84KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(委任用)(第4号様式)」記入例(PDF:106KB)
(2)里帰り出産等により他道府県に所在する検査実施医療機関で検査を受けた場合(妊婦の方が医療機関に検査費用を一旦支払い、東京都に直接申請する場合)
新型コロナウイルス感染症に不安をかかえる妊婦の方が、東京都外の産婦人科等で新型コロナウイルス感染症のウイルス検査を実施し、検査費用を窓口負担された場合に、ご申請いただくことで、検査費用について下記金額を上限として助成します。
検査実施日 | 助成額 |
---|---|
令和2年9月10日から令和5年3月31日まで | 2万円を限度 |
令和5年4月1日から令和5年11月30日まで | 9千円を限度 |
※助成対象は対象期間中(令和2年9月10日から令和5年11月30日まで)に受けた検査に限ります。
【申請方法】
下記の書類にご記入のうえ、添付書類と併せて、東京都へ郵送にてご提出ください。
◇令和2年9月10日から令和5年3月31日までに検査を受けられた方◇
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(直接申請用)(第5号様式)」(PDF:106KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(直接申請用)(第5号様式)」記入例(PDF:224KB)
◇令和5年4月1日以降に検査を受けられた方◇
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(直接申請用)(第5号様式)」(PDF:113KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(直接申請用)(第5号様式)」記入例(PDF:122KB)
〈添付書類〉
1 本人の住所が確認できるもの(運転免許証や健康保険証の写しなど)
2 検査実施時の領収書及び内訳書(原本)
3 振込先口座が確認できるものの写し
4 検査を実施した際の申込書の写し(任意)
5 検査実施時に妊娠中であることが確認できるもの(母子健康手帳の表紙及び1頁の写し)
なお、振込先口座は、東京都からお振込みが可能な金融機関の口座をご記入ください。
【申請書類送付先】
東京都 新型コロナウイルス 分娩前検査費用助成担当 宛 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-38 いちごビル5F |
※助成決定・振込までには、申請から3~4か月所要します。
都内の産科医療機関の方へ
【参考】 不安をかかえる妊婦への分娩前ウイルス検査の助成スキーム(PDF:425KB)
自院で検査を実施する場合の検査費用請求までの流れ
(1)まず「検査実施登録医療機関」として登録してください。
自院で検査を実施し、妊婦の方から助成金の請求・受領の委任を受けるためには、「協力承諾書(第1号様式)」及び「登録情報確認書(第1号様式-別紙)」を東京都に提出し、「検査実施登録医療機関」として登録していただく必要があります。
・「協力承諾書(第1号様式)」「登録情報確認書(第1号様式-別紙)」(PDF:150KB)
【送付先】 |
(2)妊婦の方へ検査前説明を行い、検査の同意を得てください。
検査の前に「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査説明書」により説明を行い、妊婦の方へ「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査【申込書兼確認書】(第2号様式)」にご記入いただき、検査の同意を得たうえで検査を実施してください。
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査説明書」(PDF:473KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査【申込書兼確認書】(第2号様式)」(PDF:753KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査【申込書兼確認書】(第2号様式)」記入例(PDF:874KB)
(3)妊婦の方より委任を受け、東京都へ助成金を請求してください。
「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(委任用)(第4号様式)」により、助成費用の請求及び受領について妊婦の方より委任を受けてください。また、委任を受けた分の検査費用について、「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査実施報告書兼請求書(第3号様式)」により東京都に請求を行ってください。
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(委任用)(第4号様式)」(PDF:84KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査費用助成申請書(委任用)(第4号様式)」記入例(PDF:122KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査実施報告書兼請求書(第3号様式)」(PDF:103KB)
・「東京都無症状の妊婦への分娩前ウイルス検査実施報告書兼請求書(第3号様式)」記入例(PDF:112KB)
(4)申請締切り日にご注意ください。
申請締切りは 月末締め 翌月10日まで です。
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お問い合わせ
このページの担当は 子供・子育て支援部 家庭支援課 母子保健担当(03-5320-4372) です。
