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ご存知ですか?ゲートキーパー〜あなたの声かけが支援につながります〜

ご存知ですか?ゲートキーパー〜あなたの声かけが支援につながります〜

自殺のリスクにつながるような悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人のことを「ゲートキーパー」といいます。皆さんの「気づき」や「声かけ」が、誰かの支えのきっかけになるかもしれません。あなたもゲートキーパーについて学んでみませんか。

ゲートキーパーが担う役割〜まずは声をかけることから〜
①気づき、
声をかける
声かけの例
「どうしましたか。おつらそうで心配です。」
「眠れていますか?力になれることはありますか?」
②話を聴く
相手の苦労をねぎらい、共感を表す
「それはつらかったですね。よく耐えてきましたね。」
「これまで一人で頑張ってきたのですね。」

「死にたい」という言葉と気持ちに寄り添う
「死にたいと思うほどつらかったのですね。」
「それほどおつらくて、消えてしまいたいと思うんですね。」
③必要な支援に
つなげる
紹介する
「この困りごとについては、○○の窓口が詳しいと思うので、そちらにも相談してみてはいかがでしょうか。」

具体的なアクセス方法等を示す
「○○の窓口は、平日9 時から17 時まで受け付けているようです。電話番号、住所は…です。私から連絡させていただいてもよろしいでしょうか。」

→相談窓口はこちらより検索ください。
HP 東京都こころといのちのほっとナビ〜ここナビ〜
④見守る
継続的な関わりができる場合は、相談窓口につないだ後も、必要があれば相談に乗ることを伝えましょう。
ゲートキーパーを紹介する動画を作成しました

東京都では、ゲートキーパーの役割について、分かりやすく紹介する動画を作成しました。3月の自殺対策強化月間に合わせて、都内の電車内や映画館等で掲出します。