福祉保健局



ウイルス肝炎対策

 肝炎ウイルスに関する正しい知識の普及啓発を図るとともに、都保健所、区市町村及び職域での肝炎ウイルス検査の実施体制整備に努め、受検勧奨に取り組んでいます。
 また、かかりつけ医と肝臓専門医療機関の医療連携に基づく肝炎診療ネットワークの推進、インターフェロン治療・核酸アナログ製剤治療及びインターフェロンフリー治療医療費の助成や、肝炎ウイルス検査の結果が陽性であった方、慢性肝炎等で療養中の方を対象とした検査費用の助成、肝がん・重度肝硬変の入院医療の一部助成なども実施しています。


 さらに、肝疾患診療連携拠点病院を指定し、肝疾患相談センターにおいて肝炎患者等への相談支援を行っています。

(福祉保健局保健政策部疾病対策課・健康推進課)

肝硬変治療薬開発の推進

 公益財団法人東京都医学総合研究所において、治療薬候補である低分子化合物PRI−724をヒト肝細胞モデルマウス等に投与し、肝臓の機能が回復するメカニズムを解明する基礎研究を推進します。

(福祉保健局総務部企画政策課)

血液の確保・臓器移植対策等の充実

 血液事業は、医療にとって必要不可欠な血液製剤を安定的に確保することを目的としています。また、臓器移植医療に対する都民の理解や骨髄ドナー登録を推進しています。

(福祉保健局保健政策部疾病対策課)

安全な血液の確保

 10代、20代の若年層を中心とした献血の普及啓発や献血者登録制度への支援を行っています。

血液製剤の適正使用

 医療機関において自己評価を行うための目安となる評価指標を策定するとともに、医療関係者に対して講演会などを開催しています。

臓器移植対策・骨髄移植対策

 都民に臓器提供意思表示カード付リーフレットを配布し普及・啓発を行うとともに、臓器提供医療機関などに連絡調整を行う東京都臓器移植コーディネーターを設置しています。また、都の保健所において骨髄バンク推進月間を中心に末梢血幹細胞移植を含む骨髄ドナーの登録受付を実施するなど、ドナー確保を図っています。

献血者数と供給量の推移

臓器提供意思表示カード

   カードはリーフレットに添付されています。(カード単体では配布しておりません。)



表紙はじめに目次将来世代にわたって信頼できる福祉・保健・医療サービスを目指して東京都の福祉・保健・医療施策参考資料

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