福祉保健局



福祉のまちづくり

 東京都では、高齢者や障害者を含めた全ての人が、安全、安心、快適に暮らし、訪れることができるまちづくりを推進しています。

(福祉保健局生活福祉部計画課)

福祉のまちづくり条例

福祉のまちづくり 整備基準適合証

 条例では、建築物、道路、公共交通施設などを「都市施設」として定め、そのうち公共性の高いものを「特定都市施設」として、新設又は改修の際に施設を円滑に利用できるよう「整備基準」を遵守することとして届出を義務付けています。また、整備基準に適合する都市施設には、請求に基づき、「東京都福祉のまちづくり整備基準適合証」を交付しています。

福祉のまちづくり推進計画

 福祉のまちづくりに関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、「東京都福祉のまちづくり推進計画 2019年度〜2023年度」を策定し、区市町村、事業者、都民等と協働して、福祉のまちづくり施策の推進に積極的に取り組んでいます。

福祉のまちづくり普及推進

 福祉のまちづくりは、行政、事業者、都民が相互に協力して推進することが不可欠です。このため、「東京都福祉のまちづくり推進協議会」の運営、「福祉のまちづくり功労者に対する知事感謝状の贈呈」、「とうきょうユニバーサルデザインナビ」の活用などを行っています。

  また、福祉のまちづくり条例に適合した施設整備のほか、心のバリアフリーに向けた普及啓発や情報バリアフリーの充実など、区市町村が地域の実情に応じて主体的に実施するハード・ソフト両面の取組に対して支援しています。

ユニバーサルデザインのまちづくり緊急推進事業

 障害者等を含む住民参加による建築物や公園等の点検を行い、その意見を踏まえた改修を行う区市町村を支援します。また、公共施設のトイレの洋式化や女子トイレの増設及び機能充実に向けた環境整備に取り組む区市町村を支援します。

心のバリアフリーサポート企業連携事業

 心のバリアフリーの推進に向けて、従業員への普及啓発の実施等に自ら取り組むとともに、都や区市町村の取組に協力する企業を「心のバリアフリーサポート企業」として登録し、取組状況を公表します。

東京2020大会に向けたバリアフリー化の推進

 東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、大会時におけるハード・ソフト両面のバリアフリー化の推進に向けた取組を行っています。

Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン

 東京 2020 大会が障害の有無にかかわらず全ての人が参加しやすい大会となるよう、大会時のバリアフリー基準である「Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン」を踏まえ、競技会場や選手村などの会場やそのアクセス経路、情報発信・観客誘導等について、ハード・ソフト両面からバリアフリー化を推進していきます。

(オリンピック・パラリンピック準備局パラリンピック部)

東京2020大会都立競技施設における
アクセシビリティ・ワークショップ

 都が整備する恒設の競技施設については、上記ガイドラインの適切な反映に加え、より障害者の目線に立った施設となるよう、「アクセシビリティ・ワークショップ」を開催しました。
 ワークショップで障害のある方や学識経験者等から直接意見を伺い、それらの意見を可能な限り設計に反映することで、障害の有無にかかわらず全ての人々にとって利用しやすい施設整備を進めています。
HP  https ://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/taikaijyunbi/torikumi/facility/accessibility-workshop/

(オリンピック・パラリンピック準備局パラリンピック部)




表紙はじめに目次将来世代にわたって信頼できる福祉・保健・医療サービスを目指して東京都の福祉・保健・医療施策参考資料

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