福祉保健局



食品安全情報の分析・評価から施策への反映までの流れ

医薬品等の安全

 医薬品や化粧品は、私たちの健康や生活に密着した不可欠なものです。都では、医薬品等について製造から使用に至るまで様々な視点から品質、有効性、安全性の確保に取り組んでいます。一方、麻薬や覚醒剤などの乱用は健康を害することになり、非常に危険です。さらに、近年、若い世代を中心に大麻乱用が拡大し、また、新たな危険ドラッグも次々と出現しているため、平成 30 年度に改定した「東京都薬物乱用対策推進計画」に基づき、これらの薬物に対する指導取締りや薬物乱用防止啓発の充実など、総合的な対策を推進します。

医薬品等の承認・審査

 都民に提供される医薬品及び医薬部外品の品質、有効性、安全性を確認するため、品目の承認・審査を行っています。

(福祉保健局健康安全部薬務課)

事業者の許可

 医薬品等が適正な品質管理・安全管理の下で製造され、流通されるよう、製造販売業・製造業等の事業者の許可を行っています。

(健康安全研究センター)

事業者に対する監視指導

 医薬品、医薬部外品、化粧品、再生医療等製品及び医療機器の製造販売等を行っている事業者への立入調査(製品の品質確認のための製造所調査、副作用報告や安全確保措置確認のための事務所調査)を行っています。

(健康安全研究センター)

違反品等の指導取締り

 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づく許認可を取得していない違反品について、指導取締りを行っています。健康食品については、医薬品成分が含有されていないか調査するため、買上げによる成分検査を実施しています。
 また、危険ドラッグに関しては、ビッグデータ解析やソーシャルリスニング監視(※)等により、国内外での流通動向を把握し、買上げによる成分検査を実施しています。未規制成分は、速やかな規制につなげ、違反品の販売中止措置等による市場からの排除に努めています。
※ソーシャルメディアやブログなどの書き込みをリアルタイムに収集、調査・分析し、非定型的な取引ワードを抽出して、流行製品や販売実態等を把握すること。

(健康安全研究センター、福祉保健局健康安全部薬務課)


表紙はじめに目次将来世代にわたって信頼できる福祉・保健・医療サービスを目指して東京都の福祉・保健・医療施策参考資料

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