福祉保健局




○看護師等修学資金貸与
 都内に所在する保健師、助産師、看護師及び准看護師を養成する学校又は養成所に在学し、将来都内で看護業務に従事しようとする学生に対し、修学資金の貸与を行い、都内の看護職員の確保及び質の向上を図っていきます。

○看護職員定着促進支援事業
 就業協力員による病院への巡回訪問や二次保健医療圏を基本とした集合研修の実施を推進し、看護職員の定着に向けた病院の取組を支援することにより、看護職員が安心して働き続けられる環境の整備を促進しています。

○新人看護職員研修体制整備事業
 新人看護職員の早期離職防止を図るため、病院等の臨床研修体制の充実に取り組んでいます。

○看護職員地域確保支援事業
 地域における復職支援研修や再就業相談を実施するなど、看護師等の再就業を支援しています。

○看護外来相談開設研修事業
 在宅療養の充実、看護職員の資質向上を図るため、医師との連携の下、患者に対するケアや指導を行う看護外来相談の開設に向けた研修や施設整備などの支援を実施しています。

○院内助産・助産師外来開設研修
 院内助産や助産師外来の開設を促進するため、医療機関の管理者や助産師等を対象に研修を実施しています。都民(患者)の立場に立った質の高いサービスを提供する医療従事者の確保と資質の向上を図っています。


○島しょ看護職員定着促進事業
 島しょへの出張研修及び短期代替看護職員の派遣により、島しょ看護職員の勤務環境改善と定着促進を図っています。

医療従事者確保対策

○東京都医療勤務環境改善支援センター
 医療従事者の勤務環境改善を促進する拠点として、「東京都医療勤務環境改善支援センター」を設置しています。本センターでは、労務管理・医業経営の専門家チームによる相談体制を確保するなど、医療機関における勤務環境改善の取組を支援しています。

○医師・看護職員の勤務環境改善や復職支援
 病院勤務医及び看護職員の勤務環境を改善し、離職防止と定着を図るとともに、出産や育児などにより職場を離れた医師等の復職に向けた病院の取組を支援していきます。

○医療従事者の資質向上
 保健医療サービスの高度化、多様化に対応できるよう各種講習会を実施し、医療従事者の資質の向上を図っています。

○学校養成所等の指定及び指導
 医療従事者に関するそれぞれの法令及び学校養成所等の指定規則に基づき、指定・変更承認及び指導を行っています。また、一部の学校養成所等については、指定、変更承認申請等の国への進達を行っています。

医療の安全確保

 医療サービスの質の向上を図り、都民が安全・安心・満足度の高い医療を受けられるようにするため、医療の安全対策を促進します。

(福祉保健局医療政策部医療安全課)

医療施設などの許認可・監視指導

 医療法に基づき、病院の開設許可や医療法人の設立認可などを行っています。
 また、病院が医療法に規定する医療従事者数、構造設備などの基準を維持し、適正な管理を行っているかどうか、立入検査を実施しています。

医療安全支援センター事業

 地域における医療安全確保対策を推進するため、多摩地域の都保健所(5か所)、保健所設置市、特別区に設置された各医療安全支援センター等への支援を実施するほか、引き続き「患者の声相談窓口」において、医療に関する都民からの相談に応じます。

医療安全支援センター

 平成19年4月の医療法改正に伴い、@医療に関する相談・苦情対応、医療機関・住民への助言、A医療安全の確保に関し必要な情報提供、B医療安全に関する研修、C区域内における医療安全確保のために必要な支援等を行うために、都道府県、保健所設置市及び特別区に設置されています。

死体検案・解剖

 社会秩序の維持や疾病の予防など公衆衛生の向上を図るため、区部では、死体解剖保存法に基づき、東京都監察医務院が不自然死の死体検案及び解剖を行い、死因を明らかにしています。
 なお、多摩・島しょ地区では医師会や大学等に委託して実施しています。



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