(5) 医療提供体制の確保
東京都では、365日24時間の安心・安全の医療と、患者中心の医療の実現を目指して、都民が症状に合った適切な医療サービスを受けられ、かつ自らが主体的に医療に参加できるようにするための地域医療提供体制の整備、救急医療の充実、在宅療養環境の整備等に取り組んでいます。
医療施設の現状 |
都内には、我が国を代表する高度な医療を提供する大学病院から、地域に密着した身近な医療を提供する診療所まで、多様な規模・機能を持つ医療施設が存在しています。
![医療施設数](../_ai_img/2020_p54_01.png)
東京都保健医療計画 |
東京都の保健医療に関し施策の方向を明らかにする基本的かつ総合的な計画である「東京都保健医療計画(平成30年3月改定)」(計画期間:平成30年度から令和5年度まで)を策定しています。 (福祉保健局医療政策部医療政策課)
策定に当たっては、団塊の世代が後期高齢者となる令和7年度(2025年)に向けて、東京の医療提供体制を維持・発展させていくため、平成28年7月に策定した「東京都地域医療構想」と一体化し、本構想の実現に向けた具体的な取組などを記載しています。
計画の趣旨と基本理念
東京都地域医療構想において、「東京の2025年の医療〜グランドデザイン〜」である「誰もが質の高い医療を受けられ、安心して暮らせる『東京』」の実現に向けた4つの基本目標を掲げました。
東京都保健医療計画は、東京都地域医療構想の達成に向けた取組を具現化し、推進していくための計画です。
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