(2) 高齢者への支援
高齢者人口は、今後も引き続き増加する見込みです。東京都は、平成30年3月に策定した「東京都高齢者保健福祉計画」(介護保険事業支援計画を含む。)などに基づいて、高齢者が尊厳をもって、住み慣れた地域で自分らしく生き生きと暮らせる安心な社会の実現を目指します。
高齢者の現状 |
高齢化の進行
都内の65歳以上の高齢者は、平成27年10月1日現在約301万人で、総人口(年齢不詳を除く。)に占める割合(高齢化率)は22.7%となっています。
高齢化率は上昇を続け、令和12年(2030年)には23.7%、令和22年(2040年)には27.8%に達し、都民の4人に1人が65歳以上の高齢者という極めて高齢化の進んだ社会が到来することが見込まれています。
![東京都の将来人口推計](../_ai_img/2020_p19.png)
平均寿命が伸びています
平成30年の日本人の平均寿命は、男性81.25歳、女性87.32歳で、昭和50年の男性71.73歳、女性76.89歳と比べ、約40年間で9〜11歳ほど伸びています。
資料:厚生労働省「完全生命表」・「簡易生命表」
元気な高齢者が大勢います
健康状態が「よい」又は「普通」と感じる高齢者(※)は、65歳以上75歳未満では約86%、75歳以上では約76%となっています。
資料:福祉保健局「東京都福祉保健基礎調査平成27年度『高齢者の生活実態』」
※自分の健康状態を「よい」、「まあよい」又は「普通」と感じている高齢者
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