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3月1日〜8日は「女性の健康週間」です

3月1日〜8日は「女性の健康週間」です

女性が生涯を通じて健康で、明るく充実した日々を自立して過ごすためには、健康づくりが大切です。この機会に、女性特有のがんである「子宮頸がん」・「乳がん」、また、女性に多い「大腸がん」について、理解を深めてみませんか。

●子宮頸がん検診は、20歳から2年に1回受けましょう。

  • 子宮頸がんになる人は20歳代後半から増加し、30歳代後半から40歳代が多くなります。早期のうちは自覚症状がないため、定期的な検診の受診が大切です。
  • 子宮頸がん検診では、問診・視診・細胞診・内診を行います。
  • 次のような症状に気付いたら、すぐに婦人科医療機関を受診しましょう。
    □不正出血 □下腹部の痛み □月経不順・月経困難 など
#女子けんこう部

 東京都のポータルサイト「TOKYO#女子けんこう部」では、子宮頸がんや乳がんをはじめとした女性の健康に関する情報を、マンガで分かりやすくお伝えしています。子宮頸がん検診のことをお笑い芸人のバービーさんと学べる動画も公開中!(公開期間:4月21日(木)まで)

●乳がん検診は、40歳から2年に1回受けましょう。

  • 日本人女性の9人に1人がなるという乳がん。早期発見・早期治療で90%以上の人が助かる※ことが分かっています。40歳になったら2年に1回、定期的な検診の受診と、日頃から自分の乳房に変化がないかをチェックする習慣(ブレスト・アウェアネス)が大切です。
  • 乳がん検診では、質問(問診)と、マンモグラフィ検査(乳房X 線検査)を行います。

※ここでいう「助かる」とは、診断時からの10年相対生存率です。(出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2021」)

セルフチェックの方法
見るときのポイント 両腕を高く上げる 両腕をまっすぐ下ろす 両腕を腰に当てる こんな変化はありませんか?□ひきつれ□くぼみ□だだれ 触るときのポイント 仰向けに寝た姿勢や、お風呂に入った時に石鹸のついた手で触るとしこりがわかりやすくなります ※特に乳房の外側上部に注意 こんな変化はありませんか? □乳房のしこり□脇の下のしこり□乳首からの分泌物

●大腸がん検診は、40歳から1年に1回受けましょう。

  • 大腸がんは、女性のがんによる死亡原因の第1位(※1)ですが、早期発見・早期治療により95%以上の人が助かる(※2)ことが分かっています。
  • 早期の大腸がんにはほとんど症状がないため、定期的な検診の受診が大切です。
  • 大腸がん検診では、問診と便潜血検査(免疫便潜血検査2日法)を行います。

※1 出典:厚生労働省「人口動態統計」(令和元年)

※2 ここでいう「助かる」とは診断時からの5年相対生存率です。(出典:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2021」)

●検診は、お住まいの区市町村、職場、人間ドックなどで受けられます。

 詳細は、HP「TOKYO# 女子けんこう部」をご覧ください。

問い合わせ
福祉保健局保健政策部健康推進課
電話 03-5320-4367
HP
TOKYO#女子けんこう部