北療育医療センター

施設紹介

 肢体不自由児及び重症心身障害児・者に対する療育事業や、心身障害児・者に対する総合的な医療と療育を行うための施設として東京都が設置・運営しています。

診療科

 内科、脳神経内科、精神科、小児科、外科、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科

施設機能

 医療小児病棟・医療成人病棟、医療型障害児入所施設・療養介護(入園・入所)、医療型児童発達支援センター(通園・保育所等訪問支援)、生活介護(通所)
 医療では、重い障害のために地域の一般の医療機関では対応が難しい方に対して12の診療科による外来診療と、小児、成人各25床、計50床のベッドによる入院診療を行っています。
療育では、医療型障害児入所施設であり、かつ、療養介護を行う施設として、入園事業(30床、主に肢体不自由児を対象)、入所事業(40床、重症心身障害児・者を対象)を実施しています。
地域や在宅での療育を支援する事業では、在宅障害児・者の短期入所を積極的に受け入れるとともに、専門職員による在宅療育に関する各種の相談・指導、保育所等の職員に対する訪問による技術的支援などを実施しています。

課題への対応

1 新たな医療・療育ニーズへの対応
地域ニーズや都立施設としての役割を踏まえたセンターの将来像を実現していくために、障害者総合支援法、障害者虐待防止法、障害者差別解消法等に対して、引き続き適切に対応するとともに、発達障害児への対応や被虐待児の受入、早期療育の取組などの医療・療育ニーズへの対応を図っています。
 
2 地域支援・在宅支援機能の強化
 短期入所の受入や近隣施設等への専門的ノウハウの提供など、在宅支援を充実していくためには、多様な方法で地域の関係機関や自治体と連携する必要があります。そのための情報交換の機会を増やし、ノウハウの提供に努めるとともに支援機能の強化を図っています。
 
3 職員の確保と資質向上
利用者の高齢化、重症化が進む中で、職員の確保に加えて、資質向上が大きな課題となっています。医療的ケアや発達障害などの新たなニーズに対応していくためには専門的な知識や技術における能力向上が必須であることから、研修内容の一層の充実を図っています。

リンク

東京都立北療育医療センター
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kitaryou/boshuannnai/s_boshu/index.html