平成14年1月23日
問い合わせ先 福祉保健局総務部企画計理課 電話 03−5320−4019 |
第49回東京都社会福祉審議会の審議結果
1 開催日時
2 場 所
4 議事
5 議事録 |
(午前10時01分 開会)
○松浦計画調整課長 それでは、定刻になりましたので、第49回社会福祉審議会を始めさせていただきたいと思います。本日は何かとお忙しい中ご出席をいただきまして、ありがとうございます。私は、当審議会の事務局の書記を担当させていただいております、福祉局の計画調整課長の松浦と申します。よろしくお願いいたします。 ○三浦委員長 どうもおはようございます。ただいまから、第49回の東京都社会福祉審議会を開催いたします。本日は大変お忙しい中、どうもご苦労さまでございます。本審議会は、今期が第16期でございます。昨年7月に第1回の総会を開催いたしました。その後、委員の変更がございましたので、新しい委員の方々を紹介をさせていただきたいと思います。それでは、順次私のほうからご紹介させてもらいます。 ○小山委員 おはようございます。よろしくどうぞ。 ○三浦委員長 曽雌義久委員です。 ○曽雌委員 曽雌です。おはようございます。 ○三浦委員長 山加朱美委員でございます。 ○山加委員 おはようございます。よろしくお願いします。 ○三浦委員長 吉田信夫委員でございます。 ○吉田委員 吉田でございます。よろしくお願いいたします。 ○三浦委員長 どうぞよろしくお願いいたします。今回が第2回ということになります。よろしくお願いしたいと思います。 ○前川福祉局長 皆様、おはようございます。福祉局長の前川です。大変お忙しい中を私どもの審議会にご出席を賜りまして、心から御礼申し上げたいと思います。 ○三浦委員長 どうもありがとうございました。 ○松浦計画調整課長 それでは、私のほうから、資料1につきまして説明させていただきます。 |
○梶原福祉改革推進課長 福祉改革推進課長の梶原でございます。私のほうから、資料2「福祉サービス第三者評価システム検討会システム分科会『中間のまとめ』概要」、それから本体のほう、「中間のまとめ」をお配りしておりますが、これについてご説明申し上げます。 ○松岡子ども家庭部計画課長 子ども家庭部計画課長の松岡でございます。私のほうからは、資料3の「児童虐待の実態」、いわゆる児童虐待白書について。それから、資料4の児童福祉審議会の意見具申、「地域における子ども家庭支援のネットワークづくり」についてご説明をさせていただきます。 ○大津事業推進担当副参事 障害福祉部事業推進担当副参事の大津でございます。私のほうから、資料6に基づきまして、支援費制度の概要についてご説明をいたします。 |
○三浦委員長 ○三浦委員長 それでは、引き続きまして、またお願いしたいと思います。藤井委員、どうぞよろしく。 藤井でございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。なかなか的を絞ってまとめることができずに、思いつくまま私から3点ばかりお話をさせていただきたいと思います。 ○三浦委員長 どうもありがとうございました。 ○渡邉委員 渡邉です。よろしくお願いいたします。着席で失礼いたします。今後の社会福祉の基本的なあり方ということで発言をということでしたので、私なりに考えてみましたので、発言申し上げます。 |
○三浦委員長 どうもありがとうございました。 ○野村委員 野村でございます。2つほど質問を行政側にお願いしたいんですが、1つは資料の5です。介護保険制度の東京都における実施状況ということで、要介護認定数が出ているわけですが、この要支援から要介護5までの区分に従って、使われているサービスの内容とのクロスをしたデータをお持ちなのかどうか。私の立場からいうと、住宅改修がどういう等級で、どのように使われているか。あるいは、福祉用具がどのように使われているかということが一番大事なんですが、一方で、在宅サービス、あるいは施設サービス、その辺の大きなくくりでもお教えいただけたら。これは先ほどの藤井委員の、施設が足らないということについて、基本的には、在宅福祉を進めていくということが大きなところにあるわけで、その辺とのバランスで、ちょっとお教えいただけたら。あるいは、後でデータをいただけたら。これが第1点です。 ○三浦委員長 すぐお答えできますか。あるいは、何人の方にいただいてからにしましょうか。大丈夫でしょうか。では、どうぞ。 ○岡本介護保険課長 介護保険課長でございます。今、ご質問がございましたサービスの内容、要介護のクロス表ということでございますが、実はサービスの利用と申しますのは、実際使ったものを介護報酬ということで、ここいらのほうに請求がまいります。そのデータというのがコンピューターの中に入ってございまして、そのデータがございます。ただ、データの解析につきましては、これまで分析するソフトがございませんで、これがちょうどでき上がりましたので、現在それについて解析中でございます。ということで、現在は手元には資料ございません。申しわけございません。 ○松浦計画調整課長 2点目のNPOの関係につきましては、関係局がまたがっていまして、次回にでも資料として出したいと思います。 ○野村委員 結構でございます。 ○三浦委員長 それから、今の特に介護保険のほうですね、これは次回というよりも、なるべく早くいただきたい。場合によっては個人的にということでございますから、よろしくお願いします。 ○新村委員 新村でございます。いろいろご説明をいただいて、東京都の状況にあまり明るくないのであれなんですけれども、例えば、資料1の「福祉改革 新たな段階の基本的考え方」の考え方はすばらしいものが書いてあるわけですけれども、実際にこれを次のステップに進めるに当たって、一体どういうものを問題点と考えておられるのかということを、ちょっと教えていただきたい。 ○松浦計画調整課長 1点目を私のほうから説明させていただきます。民間企業等、多様な事業者主体を参入するという方針でいきますけれども、例えば、国の法制度上、こういう事業は社会福祉法人に限られるとかいう非常な規制がございます。私どもとしましては、東京都でできる限りのことはやるということで考えておりまして、例えば、先ほどご説明したときに、痴呆性高齢者グループホームにつきましては、国は社会福祉法人については、整備費補助を出すと。NPO法人とか、医療法人についても、上限がありますけれども整備補助は出す。ところが、民間企業は出さないということにつきまして、東京都としましては、民間企業にも整備補助を出したいということで、今、考えているところでございまして、やはりそういう多様な事業者、民間企業等が入ってくるためには、イコールフィッティングという言い方をしていますけれども、同じ土俵の上に立ってサービスを競い合って、それがまた質の向上、量の拡大に資すると考えておりますので、そういうことで、具体的に一つ一つ競い合いに向かって政策を進めていきたいと思います。 ○村山企画担当部長 今の点で1点だけ補足をさせていただくと、認証保育所という制度を、今年度から東京都は独自に始めているわけですけれども、なぜ始めたかという理由は、今、幾つか課長から説明申し上げたような形であるんですけれども、本質的なところは、認可保育所について、国も民間企業に入っていいですよというふうに規制を緩和していないわけではないわけなんですね。ところが、実際には東京で2つぐらいあって、全国でもほんとうに数えることも必要ないぐらいしか、民間企業はまだ認可保育所の世界には参入していないわけですね。 ○新村委員 私も、この認証保育所の制度というのは、昔、子育てに悩んだ私としては大変いい制度だと思っておりますし、それから、民間グループホームに補助を出すというのもいいことだと思うんですが、今私が質問したのは、せっかくこういうふうにして皆様が集まっている場なので、既にやられたことじゃなくて、これから何を克服して、そのためにどういう知恵を私たちから求めようとしておられるのかというところを知りたくて。今、実際に行政をおやりになるに当たって、どこがつまづきの石になっていて、どういういい知恵があったらできるのかというようなことをお教えいただきたいなという趣旨でございます。 ○三浦委員長 どうでしょうか、何かありましょうか、その点で。どうぞ。 ○村山企画担当部長 まさにその辺のところをご議論いただいて、お知恵を拝借できればということで、先ほど来、今現時点での我々の問題意識をいろいろご提示を申し上げて、お知恵をいただければということでございます。 ○三浦委員長 よろしゅうございましょうか。先ほどの介護保険のほうの問題も出ておりましたけれども、今のと関連するとは思いますけど。よろしゅうございますか。 ○新村委員 何となくいつもご説明を承っているだけで、何に私は何の意見を言ったらよいのかがよくわからないというところが気になっておりましたので、ちょっと言わせていただいたところでございます。 ○三浦委員長 ほかの方、いかがでございましょうか。どうぞ。 |
○小美濃委員 2点ばかり意見というんでしょうか、お願いを申し述べさせていただきたいと思います。 ○三浦委員長 ご要望的なものでございましょうか。ありがとうございました。そのほかいかがでしょうか。どうぞ。 ○吉田委員 吉田でございます。座らせていただいて、若干意見を述べさせていただきますが、社会福祉の分野というのは非常に幅広くて、何を言ったらいいのかなという思いなんですけれども、3人の都民公募委員の方からご意見がありましたが、それぞれほんとうに都民の要望なり、現実を反映したものだなという思いを強くいたしました。 ○三浦委員長 どうもありがとうございました。大分時間が押しておりますが、どうでしょうか、そのほか。どうぞ局長、お願いします。 ○前川福祉局長 何点か、不消化のままだとあとがちょっとしこりが残りますので、ちょっとコメントさせていただきます。 ○三浦委員長 どうもありがとうございました。 ○松浦計画調整課長 委員長が今おっしゃいましたように、支援費制度の内容が、国のほうでまだ明らかになっておりませんものですから、そのような状況を踏まえまして、今後日程を調整させていただきたいと思いますけれども、具体的にはやはり新年度に入りましてからということで予定させていただきたいと思います。 ○三浦委員長 どうもありがとうございました。ちょうど10分ほどお約束の時間よりオーバーしてしまいましたけれども、大変貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 |
(午前11時40分閉会)