241ページから243ページ 第5章 なんびょう患者の状況 なんびょうは、令和5年度調査の調査基準日(=令和5年10月16日)時点の対象疾病346疾病(指定なんびょう 338疾病 + 都単独医療費助成対象疾病8疾病)を、「神経・筋疾患」、「代謝疾患」、「染色体・遺伝子異常」、「免疫疾患」、「循環器疾患」、「消化器疾患」、「内分泌疾患」、「血液疾患」、「腎・泌尿器疾患」、「呼吸器疾患」、「皮膚・結合組織疾患」、「骨・関節疾患」、「聴覚・平衡機能疾患」、「視覚疾患」の十四疾患群に分類している。 なお、分類の基準は、公益財団法人なんびょう医学研究財団が運営(厚生労働省補助事業)している「なんびょう情報センター」が公表している疾患群別を参考にしている。 ひょうは省略しています。 244ページ 本章では、なんびょう患者1,075人の状況について述べる。 1 基本的属性 カッコ1 性・年齢階級 回答者を性別にみると、「男性」の割合は40.7%(438人)、「女性」の割合は59.2%(636人)となっている。年齢階級別にみると、「男性」では70代の割合が最も多く23.3%、「女性」では50代の割合が最も多く22.5%となっている。 図は省略しています。 245ぺージ カッコ2 性別と疾患群〔複数回答〕別 性別を疾患群別にみると、特に女性の割合が高いのは「免疫疾患」、「聴覚・平衡機能疾患」、「神経・筋疾患」及び「内分泌疾患」で、それぞれ80.4%、77.8%、61.2%、60.6%となっている。男性の割合が高いのは「骨・関節疾患」、「代謝疾患」、「呼吸器疾患」及び「循環器疾患」で、それぞれ80.6%、77.8%、62.5%、62.1%となっている。 図は省略しています。 246ページ カッコ3 年齢階級と疾患群〔複数回答〕別 年齢階級は50代が21.3%で最も多く、次いで70代が21.1%となっている。60歳以上の割合は53.8%となっており、平成30年度調査(62.0%)と比べると、8.2ポイント減少している。 年齢階級を疾患群別にみると、60歳以上の割合は、「呼吸器疾患」及び「視覚疾患」では79.2%、「血液疾患」では71.4%、「神経・筋疾患」及び「骨・関節疾患」では67.7%、「循環器疾患」では62.1%となっている。 図は省略しています。 247ページ カッコ4 現在の生活の場と疾患群〔複数回答〕別 「自宅で生活している」割合が98.8% 現在の生活の場を聞いたところ、「自宅で生活している(福祉ホーム、グループホームを含む)」割合が98.8%、「医療機関に入院している」が0.7%、「施設に入所している」が0.6%となっている。 図は省略しています。 248ページ カッコ5 住居の種類と疾患群〔複数回答〕別 住居の種類は「持家」が71.2%「借家・賃貸住宅とう」が26.7% 自宅で生活している人(1,062人)に住居の種類を聞いたところ、「持家」の割合が71.2%、「借家・賃貸住宅とう」が26.7%となっている。 ひょうは省略しています。 249ページ カッコ6 現在一緒に生活している人〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級、なんびょうの確定診断を受けた時期別 現在一緒に生活している人は「配偶者」が最も高く60.5% 自宅で生活している人(1,062人)に現在一緒に生活している人を聞いたところ、「配偶者」の割合が60.5%で最も高く、次いで、「子供」が37.1%となっている。 ひょうは省略しています。 250ページ カッコ7 現在の主な介護者と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 「介護者はいない」が最も高く54.5%。主な介護者は「配偶者」が27.6% 自宅で生活している人(1,062人)に現在の主な介護者は誰か聞いたところ、「介護者はいない」と回答した割合が54.5%で最も高く、主な介護者の中では「配偶者」と回答した割合が27.6%となっている。 疾患群別にみると、「神経・筋疾患」、「視覚疾患」及び「骨・関節疾患」では、介護者がいる割合が6割を超えている(67.1%、60.7%、62.5%)。 「年齢階級別にみると、29歳以下は「母親」の割合が25.0%となっている。また、70代、80歳以上については、介護者がいる割合が6割を超えている(62.1%、80.0%)。 ひょうは省略しています。 251ページ カッコ8 主な介護者の年齢と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 50代から70代の介護者の割合が66.1% 介護者がいる人(介護者がホームヘルパーとうの事業者の場合を除く416人)に主な介護者の年齢を聞いたところ、50代の割合が19.0%、60代が20.0%、70代の割合が27.2%で、これらを合わせた50代〜70代の合計は66.1%となっており、平成30年度調査(73.7%)と比較して7.6ポイント減少している。 疾患群別にみると、「血液疾患」、「骨・関節疾患」及び「視覚疾患」については、65歳以上の介護者の割合が6割を超えている(76.9%、65.6% 、66.7%)。 ひょうは省略しています。 252ページ カッコ9 介護者の状況について不安に感じていること〔複数回答〕と現在の主な介護者、主な介護者の年齢別 介護者について不安に感じていることは「高齢である」が35.1% 介護者がいる人(介護者がホームヘルパーとうの事業者の場合を除く416人)に、介護者の状況について不安に感じていることを聞いたところ、「高齢である」の割合が35.1%で最も高く、次いで「健康状態に問題がある」が26.0%となっている。いっぽうで、「特に不安はない」は35.1%となっている。 現在の主な介護者別にみると、配偶者では「高齢である」の割合が42.7%、子供では「就労しており、介護が負担となっている」が26.3%となっている。 ひょうは省略しています。 253ページから255ページ 2 なんびょうの状況 カッコ1 主な疾病の疾患群〔複数回答〕及び疾病名  主な疾病の疾患群は、「免疫疾患」が27.5%で最も高く、次いで「消化器疾患」が23.1%、「神経・筋疾患」が21.6%となっている。 図は省略しています。 疾病名は、「潰瘍性大腸炎(消化器疾患)」の割合が15.3%、「パーキンソン病(神経・筋疾患)」が8.8%、「全身性エリテマトーデス(免疫疾患)」が8.0%となっている。 ひょうは省略しています。 256ページ カッコ2 なんびょうの確定診断を受けた時期と疾患群〔複数回答〕別 確定診断を受けた時期は「50代」が17.8%、「40代」が15.9% 主ななんびょうの確定診断を受けた時期を聞いたところ、50代の割合が17.8%、40代が15.9%、30代が14.0%となっている。 確定診断を受けた時期を疾患群別にみると、「呼吸器疾患」では60歳以上の割合が5割を超えている(54.2%)。いっぽう、「消化器疾患」では30代までの割合が5割を超えている(52.4%)。 図は省略しています。 257ページ カッコ3 なんびょうの確定診断を受けた時期と年齢階級別 主ななんびょうの確定診断を受けた時期を年齢階級別にみると、29歳以下と30代では、確定診断を受けた時期が「18〜29歳」である割合がそれぞれ39.3%、49.4%となっている。また、40代では「30代」、50代では「40代」が、60代では「50代」がそれぞれ最も高く(33.3%、36.2%、39.9%)、70代及び80歳以上では、「65歳以上」である割合がそれぞれ48.5%、64.5%となっている。 ひょうは省略しています。 258ページ カッコ4 確定診断までにかかった年数と疾患群〔複数回答〕別 確定診断までにかかった年数は「1年以上」が35.0% 確定診断を受けた時期が「出生前または出生時」又は「不明」以外の人(986人)に主ななんびょうの発症から確定診断までにかかった年数を聞いたところ、「1年未満」の割合が53.7%、「1年以上」が35.0%となっている。 疾患群別にみると、「神経・筋疾患」及び「聴覚・平衡機能疾患」では、「1年以上」の割合がいずれも4割を超えている(45.9%、57.1%)。 図は省略しています。 259ページ カッコ5 障害者手帳とうの有無〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕別 身体障害者手帳を「持っている」割合は20.3% 障害者手帳の取得状況を聞いたところ、身体障害者手帳を「持っている」割合は20.3%、「持っていない」は76.9%となっている。疾患群別にみると、「持っている」割合は、「視覚疾患」が66.7%となっている。 また、愛の手帳(養育手帳)を「持っている」割合は1.0%、「持っていない」は89.0%、精神障害者保健福祉手帳を「持っている」割合は1.8%、「持っていない」は88.2%となっている。 ひょうは省略しています。 260ページ 3 健康・医療 カッコ1 通院の有無(なんびょうにかかわる病気) なんびょうにかかわる病気で「通院している」割合は96.6% なんびょうにかかわる病気で通院しているか聞いたところ、「通院している」と回答した割合は96.6%となっている。 図は省略しています。 カッコ2 通院の際に利用する交通手段〔複数回答〕 通院の際に利用する交通手段は「電車(モノレール、ゆりかもめ、日暮里・舎人トイナーを含む)」が53.6% 現在も通院している人(1,038人)に通院の際に利用する交通手段を聞いたところ、「電車(モノレール、ゆりかもめ、日暮里・舎人ライナーを含む)」の割合が53.6%、「バス」が32.2%となっている。 図は省略しています。 261ページ カッコ3 通院の際に要する交通費 通院の際に要る交通費は「片道300円以上 500円未満」が23.9% 通院の際に要する交通費を聞いたところ、「片道300円以上500円未満」の割合が23.9%、「片道500円以上1,000円未満」が19.6%となっている。 図は省略しています。 カッコ4 通院している医療機関〔複数回答〕 通院している医療機関は「大学病院」が47.2% 通院している医療機関を聞いたところ、「大学病院」の割合が47.2%、「民間(医療法人)の病院」が20.8%、「診療所・クリニック」が15.8%となっている。 図は省略しています。 262ページ カッコ5 入院経験の有無(なんびょうにかかわる病気) 「現在入院していないが、過去に入院したことがある」が71.2% 入院経験(なんびょうにかかわる病気)を聞いたところ、「現在入院している」の割合が0.9%、「現在入院していないが、過去に入院したことがある」が71.2%、「入院したことはない」が27.3%となっている。 図は省略しています。 カッコ6 入院期間 入院期間は「1か月未満」が45.3% 「現在入院している」人及び「現在入院していないが過去に入院したことがある」人(775人)に最も長く入院したときの入院期間を聞いたところ、「1か月未満」の割合が45.3%、「1か月以上3か月未満」が35.9%となっている。 263ページ カッコ7 使用している医療機器〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕別 医療機器を「使用している」割合は18.0% 使用している医療機器(処置を含む)について聞いたところ、「使用している」割合は18.0%、「使用していない」は80.4%となっている。  疾患群別にみると、「使用している」割合は、「聴覚・平衡機能疾患」及び「呼吸器疾患」がいずれも4割を超えており(59.3%、43.8%)、それぞれ「自己注射」が48.1%、「酸素療法」が31.3%となっている。 ひょうは省略しています。 264ページ カッコ8 なんびょうの症状を抑える治療の状況と疾患群[複数回答〕別 「治療やくまたは治療法があり、治療を受けている」割合(わりあい)は86.6% なんびょうの病状を抑える治療やくまたは治療法による治療を受けているかを聞いたところ、「治療やくまたは治療法があり、治療を受けている」の割合が86.6%、「治療やくまたは治療法がまだない」が10.0%、「治療やくまたは治療法があるが、治療を受けていない」が2.7%となっている。 疾患群別にみると、視覚疾患では「治療やくまたは治療法がまだない」が83.3%となっている。 ひょうは省略しています。 265ページ カッコ9 訪問診療の利用状況〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕別 「定期的にかかりつけ医の訪問診療を利用している」と「定期的に専門医の訪問診療を利用している」を合わせた割合は6.9% 訪問診療の利用状況について聞いたところ、「定期的にかかりつけ医の訪問診療を利用している」及び「定期的に専門医の訪問診療を利用している」の合計の割合が6.9%となっている。いっぽう、「利用を希望していない(必要がない)」は88.6%となっている。 疾患別にみると、「神経・筋疾患」及び「骨・関節疾患」で-は「定期的にかかりつけ医の訪問診療を利用している」及び「定期的に専門医の訪問診療を利用している」の合計の割合がそれぞれ20.3%、16.1%となっている。 ひょうは省略しています。 266ページ カッコ10 訪問看護の利用状況と疾患群〔複数回答〕別 訪問看護を「利用している」が9.2% 訪問看護の利用状況について聞いたところ、「利用している」割合が9.2%、「利用を希望していない(必要がない)」が88.8%となっている。 疾患群別にみると、「利用している」割合は、「神経・筋疾患」が28.9%、「骨・関節疾患」が17.7%となっている。 ひょうは省略しています。 267ページ カッコ11 過去1年間の医療費助成とうの利用の有無〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 利用した医療費助成とうは「なんびょう医療費とう助成」が83.6% 過去1年間に医療費助成とうを利用したか聞いたところ、「利用した」の割合は85.9%となっており、平成30年度調査(79.6%)と比較して6.3ポイント増加している。利用した内容では、「なんびょう医療費とう助成」の割合が83.6%で最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「利用した」の割合は、29歳以下、30代及び40代がいずれも9割を超えている(100.0%、92.0%、91.5%)。 ひょうは省略しています。 268ページ 4 日常生活の状況 カッコ1 日常生活動作能力 「全部手助けが必要」の割合は、「日常の買い物」が13.2%、「家事(調理・洗濯・掃除)をする」が12.3%、「外出(がいしゅつ)する」が10.8% 10項目の日常生活動作能力のうち、「一人で全部できる」と答えた割合は、「食事をとる」が85.3%、「寝返りをする」が85.4%、「薬の管理」が84.9%、「トイレを使う」が84.7%となっている。 いっぽう、「全部手助けが必要」と答えた割合は、「日常の買い物」が13.2%、「家事(調理・洗濯・掃除)をする」が12.3%、「外出する」が10.8%となっている。 図は省略しています。 269ページ カッコ2 日常生活動作能力(a食事をとる b家事(調理・洗濯・掃除)をする cトイレを使う)となんびょうの確定診断を受けた時期、疾患群〔複数回答〕、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力の「b家事(調理・洗濯・掃除)をする」を疾患群別にみると、「全部手助けが必要」の割合は、「神経・筋疾患」が34.5%となっている。 ひょうは省略しています。 270ページ カッコ3 日常生活動作能力(d着替えをする e入浴をする f寝返りをする)となんびょうの確定診断を受けた時期、疾患群〔複数回答〕、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力の「e入浴をする」を疾患群別にみると、「全部手助けが必要」の割合は、「神経・筋疾患」が20.3%となっている。 271ページ カッコ4 日常生活動作能力(g家の中を移動する h外出をする i日常の買い物 j 薬の管理)となんびょうの確定診断を受けた時期、疾患群〔複数回答〕、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力の「h 外出をする」及び「i日常の買い物」を疾患群別にみると、「全部手助けが必要」の割合は、「神経・筋疾患」が3割を超えている(31.9%、37.1%)。 272ページ カッコ5 体の状態の変化と疾患群〔複数回答〕、なんびょうの症状を抑える治療の状況別 体の状態は「変化なし」が48.7%、「良くなったり、悪くなったりの繰り返し」が24.5% なんびょうや薬の副作用による過去1年間の体の状態の変化を聞いたところ、「変化なし」の割合が48.7%、「良くなったり、悪くなったりの繰り返し」が24.5%となっている。 疾患群別にみると、「良くなっている」の割合は、「聴覚・平衡機能疾患」が18.5%、いっぽう、「悪くなっている」の割合は「神経・筋疾患」が27.6%となっている。 なんびょうの症状を抑える治療の状況別にみると、「治療やくまたは治療法があり、治療を受けている」では「変化なし」の割合が49.0%、「良くなったり、悪くなったりの繰り返し」が25.6%となっている。いっぽう、「治療やくまたは治療法がまだない」では「変化なし」の割合が46.3%、「悪くなっている」が27.8%となっている。 ひょうは省略しています。 273ページ 5 就労の状況 カッコ1 収入を伴う仕事の有無(調査基準日現在)と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 「仕事をしている(一般就労など)」は47.6%。65歳未満では71.0% 収入を伴う仕事をしているか聞いたところ、「仕事をしている(一般就労など)」の割合が47.6%、「仕事をしていない」が51.3%となっている。「仕事をしている(一般就労など)」の割合は、平成30年度調査(37.5%)より10.1ポイント増加している。 年齢階級別にみると、「仕事をしている(一般就労など)」は、65歳未満では71.0 %となっている。 疾患群別にみると、「代謝疾患」、「消化器疾患」、「内分泌疾患」、「腎・泌尿器疾患」及び「聴覚・平衡機能疾患」では、「仕事をしている(一般就労など)」の割合がいずれも6割以上となっている(66.7%、68.1%、69.7%、76.1%、70.4%)。 図は省略しています。 274ページ カッコ2 雇用形態〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 「正規の職員・従業員」が48.0%、「非正規の職員・従業員」が34.2% 「仕事をしている(一般就労など)」と回答した人(512人)に仕事の種類を聞いたところ、「正規の職員・従業員」の割合が48.0%、「非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))」が34.2%となっている。 年齢階級別にみると、30代では「正規の職員・従業員」の割合が64.9%となっている。 ひょうは省略しています。 275ページ カッコ3 1週間の就労日数−疾患群〔複数回答〕、雇用形態〔複数回答〕別 1週間の就労日数は「5日以上」が70.7% 「仕事をしている(一般就労など)」人(512人)に1週間の就労日数を聞いたところ、「いつか以上」の割合が70.7%で最も高くなっている。 雇用形態別にみると、「いつか以上」の割合は、正規の職員・従業員では96.3%、非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む)では43.4%となっている。 図は省略しています。 276ページ カッコ4 1週間の労働時間と疾患群〔複数回答〕、雇用形態〔複数回答〕別 1週間の労働時間は「40時間以上」が37.3% 1週間の労働時間を聞いたところ、「40時間以上」の割合が37.3%、「30〜40時間未満」が25.8%となっている。 雇用形態別にみると、「40時間以上」の割合は、正規の職員・従業員が58.9%で最も高くなっている。 277ページ カッコ5 1週間の労働時間と年齢階級別 1週間の労働時間を年齢階級別にみると、30代及び40代では「40時間以上」の割合がいずれも4割を超えている(58.1%、47.5%)。 60代では「30〜40時間未満」の割合が28.9%、70歳以上では「10時間未満」が29.2%となっている。 図は省略しています。 278ページ カッコ6 就職した時期と性・年齢階級、疾患群〔複数回答〕、雇用形態〔複数回答〕別 現在の就職先に就職をした時期は「なんびょうの診断を受けた後」が45.3% 現在の就職先に就職したのはなんびょうの確定診断を受ける前か、それとも受けた後か聞いたところ、「なんびょうの診断を受ける前」の割合が52.9%、「なんびょうの診断を受けた後」が45.3%となっている。 年齢階級別にみると、50代以上のすべての階級において「なんびょうの診断を受ける前」が5割を超えている(58.8%〜66.7%。)。 図は省略しています。 279ページ カッコ7 就職をするために支援を受けたところ(人)〔複数回答〕と性・年齢階級別 就職をするために支援を受けたところは「民間の職業紹介会社」が17.2% なんびょうの確定診断を受けた後に現在の就職先に就職した人(232人)にどこ(誰)の支援を受けて現在の仕事に就いたか聞いたところ、「民間の職業紹介会社」の割合が17.2%、「ハローワーク(公共職業安定所)」が12.5%となっている。いっぽうで、「支援は受けなかった」の割合が49.1%となっている。 ひょうは省略しています。 280ページ カッコ8 現在の仕事に就いてからの期間と性・年齢階級、雇用形態〔複数回答〕別 現在の仕事に就いてからの期間は「10年以上」が52.0% 「仕事をしている(一般就労など)」人(512人)に現在の仕事に就いてからの期間を聞いたところ、「10年以上」の割合が52.0%、「5年以上10年未満」が18.9%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「1年以上3年未満」、30代では「5年以上10年未満」の割合がそれぞれ最も高く(44.4%、35.1%)、40代以上の各年齢階級では「10年以上」が最も高くなっている(51.6%〜63.4%)。 雇用形態別にみると、正規の職員、従業員、会社とうの役員及び自営業では、「10年以上」の割合が6割を超えている(63.6%〜72.5%)。 ひょうは省略しています。 281ページ カッコ9 仕事をしていく上で困ること〔3つまでの複数回答〕と性別、疾患群〔複数回答〕、雇用形態〔複数回答〕別 仕事をしていく上で困ることは、「定期的な通院や健康管理との両立」が26.6% 仕事をしていく上で困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」の割合が53.1%、「困ることは特にない」が45.1%となっている。困ることの内容は、「定期的な通院や健康管理との両立」の割合が26.6%、「トイレ、休憩とうの回数」が16.6%となっている。 疾患群別にみると、消化器疾患では「トイレ、休憩とうの回数」が39.6%となっている。 雇用形態別にみると、正規の職員・従業員では「困ることがある」の割合が60.6%で、困ることの内容は「定期的な通院や健康管理との両立」が33.7%となっている。 ひょうは省略しています。 282ページ カッコ10 仕事で困ったときの相談先〔複数回答〕と性別、疾患群〔複数回答〕、雇用形態〔複数回答〕別 仕事で困ったときの相談先は「職場の上司」が46.1%、「家族」が39.5% 仕事で困ったときの相談先を聞いたところ、「職場の上司」の割合が46.1%、「家族」が39.5%、「職場の同僚」が30.3%となっている。 雇用形態別にみると、正規の職員・従業員では「職場の上司」の割合が59.3%で最も高くなっている。 ひょうは省略しています。 283ページ カッコ11 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)理由〔3つまでの複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 65歳未満では「健康面・体力面に不安があるため」が62.5% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(563人)にその理由を聞いたところ、「高齢のため(定年を含む)」の割合が55.8%、「健康面・体力面に不安があるため」が38.4%となっている。 疾患群別にみると、「健康面・体力面に不安があるため」の割合は、「免疫疾患」及び「循環器疾患」がいずれも5割を超えている(51.6%、58.3%)。 年齢階級別に見ると、65歳未満では「健康面・体力面に不安があるため」の割合が62.5%で最も高く、次いで「障害が重く企業などで働くことが難しいため」が22.7%、「家庭の都合(結婚、育児、介護など)」が20.5%となっている。 ひょうは省略しています。 284ページ カッコ12 企業や公的機関などでの就労経験の有無と年齢階級別 過去、企業や公的機関などで働いたこと(パート、アルバイトとうを含む)が「ある」は83.5% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(563人)に、過去に企業や公的機関などで働いたこと(パート、アルバイトとうを含む)があるか聞いたところ、「ある」の割合が83.5%、「ない」が13.9%となっている。 年齢階級別にみると、「ある」の割合は、40代以上の各年齢階級で7割を超えている(70.5〜100.0%)が、39歳以下では65.2%となっている。また、「ない」の割合は39歳以下では34.8%となっている。 図は省略しています。 285ページ カッコ13 企業や公的機関などでの就労意向の有無と年齢階級別 今後、企業や公的機関など機関で働きたい(パート、アルバイトとうを含む)は17.4% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(563人)に、今後、企業や公的機関などで働きたいか(パート、アルバイトとうを含む)聞いたところ、「はい」の割合が17.4%、「いいえ」は65.2%となっている。 年齢階級別にみると、39歳以下及び40代では、「はい」の割合が6割を超えているが(73.9%、67.7%)、60代、70代及び80代では「いいえ」の割合がそれぞれ56.9%、85.1%、85.3%となっている。また、50代では「わからない」が36.8%となっている。 図は省略しています。 286ページ カッコ14 企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと〔2つまでの複数回答〕 企業や公的機関などで働くにあたって心配なことは「自分の健康・体力(病気とうを含む)」が72.4% 現在、企業や公的機関などで働いていない人で、今後就労の意向がある人(98人)に、企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)を聞いたところ、「自分の健康・体力(病気とうを含む)」の割合が72.4%で最も高く、次いで「労働条件(労働時間、賃金など)」及び「通勤場所、通勤手段、通勤時間」がそれぞれ34.7%となっている。 図は省略しています。 287ページ 6 経済基盤 カッコ1 収入の種類〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 収入の種類は「賃金・給料」及び「年金・恩給」がそれぞれ45.0% 令和4年中の収入の種類を聞いたところ、「賃金・給料」及び「年金・恩給」の割合がそれぞれ45.0%で最も高くなっている。 疾患群別にみると、「代謝疾患」、「消化器疾患」、「内分泌疾患」、「腎・泌尿器疾患」及び「聴覚・平衡機能疾患」では「賃金・給料」の割合がいずれも6割を超えている(77.8%、65.7%、66.7%、63.0%、63.0%)。 年齢階級別にみると、30代、40代及び50代では「賃金・給料」の割合がいずれも6割を超えている(85.1%、73.9%、66.8%)。 ひょうは省略しています。 288ページ カッコ2 年金・恩給の受給の有無と年齢階級別 令和4年中に年金・恩給を受給したか聞いたところ、「受給した」の割合が45.0%、「受給していない」が54.0%となっている。 年齢階級別にみると、65歳以上では「受給した」の割合が88.1%となっている。 図は省略しています。 289ページ カッコ3 年金・恩給の収入額と年齢階級別 年金・恩給の収入額は「100万円未満」が48.3% 令和4年中に年金・恩給を受給した人(484人)に、令和4年中の年金・恩給の収入額を聞いたところ、100万円未満の割合は48.3%、100万円以上が49.8%となっている。 年齢階級別にみると、65歳以上では「100万円以上」の割合が53.5%となっている。 図は省略しています。 290ページ カッコ4 年間収入額(生活保護費を除く)と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 年収は「50〜100万円未満」が14.6% 対象者本人の令和4年中の収入額を聞いたところ、「50〜100万円未満」の割合が14.6%、「100〜150万円未満」が11.2%となっている。 291ぺージ 7 社会参加とう カッコ1 平日の日中、主に過ごしたところと疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 「自分の家」が最も高く64.6%、「職場(福祉的就労の施設を除く)」が30.0% 平日の日中、主に過ごしたところについて聞いたところ、「自分の家」の割合が64.6%で最も高く、次いで「職場(福祉的就労の施設を除く)」が30.0%となっている。 ひょうは省略しています。 292ページ カッコ2 現在利用している施設に満足しているか 現在利用している施設に満足している人の割合(「とても満足している」、「満足している」、「だいたい満足している」を合わせた割合は76.2%で、そのうち、「とても満足している」は19.0% 平日の日中主に、福祉的就労の施設や通所施設で過ごしている人(21人)に利用している施設に満足しているか聞いたところ、「とても満足している」と答えた割合は19.0%で、「満足している」(38.1%)及び「だいたい満足している」(19.0%)と合わせると、76.2%となっている。 いっぽうで、「やや不満である」及び「とても不満である」はそれぞれ4.8%、「不満である」は回答者がいなかった。 図は省略しています。 293ページ カッコ3 趣味や社会活動への参加〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 趣味や学習、スポーツ、社会活動などの「活動をした」が60.4%、「活動しなかった」が37.8% この1年間に趣味や学習、スポーツ、社会活動などの活動をしたか聞いたところ、「活動をした」割合が60.4%。「活動しなかった」の割合が37.8%となっている。 活動した内容をみると、「コンサートや映画、スポーツなどの鑑賞、見物」の割合が32.9%、「旅行やアウトドアなどの余暇活動」が31.5%となっている。いっぽうで、「活動したいと思うものはあるが体調などの理由で参加できない」の割合が18.2%となっている。 ひょうは省略しています。 294ページ カッコ4 社会参加をする上で妨げになっていること〔3つまでの複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、平日の日中主に過ごしたところ別 社会参加をする上で妨げになっていることは、「病状に変化があること」が30.9% 社会参加をする上で妨げになっていることがあるか聞いたところ、「病状に変化があること」の割合が30.9%となっている。いっぽうで、「特にない」の割合は43.1%となっている。 ひょうは省略しています。 295ページ カッコ5 なんびょうのためにあきらめたり妥協したこと〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、なんびょうの確定診断を受けた時期別 なんびょうのためにあきらめたり妥協したことは「旅行や遠距離の外出」が41.0% なんびょうのためにあきらめたり、妥協せざるを得なかったことがあるか聞いたところ、「旅行や遠距離の外出」の割合が41.0%、次いで「スポーツ・文化活動」が27.5%となっている。いっぽうで「特にない」が32.6%となっている。 ひょうは省略しています。 296ページ 8 情報の入手やコミュニケーションの手段 カッコ1 情報の入手やコミュニケーションの手段〔複数回答〕と年齢階級別 情報の入手やコミュニケーションの手段は、「テレビ・ラジオ」が83.4%、「インターネット(ホームページ・SNSなど)」が64.6% 情報の入手やコミュニケーションの手段について聞いたところ、「テレビ・ラジオ」の割合が83.4%と最も高く、次いで「インターネット(ホームページ・SNSとう)」が64.6%、「身近な人(家族、友人、支援者など)」が59.2%となっている。 年齢階級別にみると、50代以下の各階級では、「インターネット(ホームページ、SNSなど)」の割合が8割を超えている(83.8%〜96.4%)。70代及び80歳以上では、「新聞・雑誌・本」の割合が6割を超えている ひょうは省略しています。 297ページ カッコ2 意思を伝える場合に困ること〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 なんびょうにより、意思を伝える場合に「困ることがある」が21.0% なんびょうにより、意思を伝える場合に困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」と答えた割合が21.0%、「困ることはない」が78.0%となっている。困ることの内容では、「話しにくい」の割合が10.3%となっている。 疾患群別にみると、「ある」の割合は、神経・筋疾患が50.9%で最も高くなっている。 図は省略しています。 298ページと299ページ カッコ3 情報の入手やコミュニケーションを円滑にするために利用している日常生活用具とう〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕別 日常生活用具とうについて「利用しているものがある」は2.0% 情報を入手したり、コミュニケーションを円滑にするために利用している日常生活用具とうがあるか聞いたところ、「利用しているものがある」の割合が2.0%、「日常生活用具給付とう事業の制度は知っているが、利用していない」が35.1%、「日常生活用具給付とう事業の制度自体を知らなかった(利用できることを知らなかった)」が52.8%となっている。 疾患群別にみると、「利用しているものがある」の割合は、循環器疾患が6.9%となっている。 ひょうは省略しています。 300ページ 9 障害者総合支援法による障害福祉サービスとう カッコ1 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕 障害者総合支援法による障害福祉サービスを「利用している」は10.3%で、利用したサービスの内容では「居宅介護(ホームヘルプ)とう」が最も高く48.6% 自宅で生活している人(1,062人)に過去1年間に障害者総合支援法による障害福祉サービスを利用したか聞いたところ、「利用している」の割合が10.3%、「制度は知っているが、利用していない」が38.5%、「制度を利用できることを知らなかった」が26.6%となっている。 利用した内容では、「居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう包括支援を含む)」の割合が48.6%で最も高くなっている。 図は省略しています。 301ページ カッコ2 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)を疾患群別にみると、「利用している」割合は、「神経・筋疾患」が24.9%、「骨・関節疾患」が21.3%となっている。 利用したサービスの内容では、「居宅介護(ホームヘルプ)とう」ついて、「神経・筋疾患」の割合が13.3%、「骨・関節疾患」が13.1%となっている。 ひょうは省略しています。 302ページ カッコ3 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕と介護保険制度の利用の有無別 自宅で生活している40歳以上の対象者(948人)について、障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)を介護保険制度の利用の有無別にみると、障害者総合支援法によるサービスを「利用している」人の割合は、介護保険制度を利用している人では42.9%、介護認定を受けているが、利用していない人では12.1%となっている。いっぽう、「介護認定を受けていない」人で、障害者総合支援法によるサービスを「利用している」人の割合は3.2%となっている。 ひょうは省略しています。 303ページ カッコ4 居宅介護とうのサービスの種類〔複数回答〕 利用した居宅介護とうのサービスの種類は「身体介護」が66.0% 障害者総合支援法による障害福祉サービスで居宅介護とうのサービスを利用している人(53人)に、利用したサービスの種類を聞いたところ、「身体介護」の割合66.0%、「家事援助」が41.5%となっている。 図は省略しています。 カッコ5 サービス支給量は十分か(居宅介護とう、短期入所) サービス支給量が「十分である」と回答した人の割合は24.6% 障害者総合支援法による障害福祉サービスで、居宅介護とうのサービス及び短期入所を利用した65人に支給量は十分か聞いたところ、「十分である」の割合が24.6%、「どちらともいえない(十分だと思うことも、足りないと思うこともある)」が35.4%、「足りない」が23.1%となっている。 図は省略しています。 304ページ カッコ6 障害者総合支援法における障害支援区分 障害支援区分は「区分3」が1.4% 自宅で生活している人(1,062人)に障害支援区分を聞いたところ、「区分3」の割合が1.4%となっている。いっぽうで、「申請していない」が54.3%、「わからない」が18.1%となっている。 図は省略しています。 カッコ7 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担は「0円」が13.8%、「費用負担あり(1円〜37,200円)」が49.5% 過去1年間に障害者総合支援法のサービスを利用した人(185人)障害者総合支援法による障害福祉サービスの令和5年9月の費用負担額(食費とう実費負担は除く)を聞いたところ、「0円」の割合は13.8%となっている。「費用負担がある人(1円〜37,200円)」の割合は49.5%で、そのうち「3,001円〜9,300円」の割合が14.7%となっている。 図は省略しています。 305ページ カッコ8 介護保険制度の利用の有無−疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 介護保険制度を「利用している」人は18.4% 40歳以上の人(960人)に介護保険制度の利用状況を聞いたところ、「利用している」の割合が18.4%、「介護認定を受けているが、利用していない」の割合が3.5%となっている。いっぽう、「介護認定を受けていない」が74.6%となっている。 疾患群別にみると、「利用している」割合は、「神経・筋疾患」が48.2%で最も高く、次いで「骨・関節疾患」が38.3%となっている。 年齢階級別にみると、80歳以上では「利用している」割合は57.2%となっている。 306ページ カッコ9 介護保険制度の要介護度と疾患群〔複数回答〕別 介護保険制度を利用している人の要介護度は「要介護2」が17.5% 介護保険制度を「利用している」及び「介護認定を受けているが、利用していない」と回答した人(221人)に要介護度を聞いたところ、「要介護2」の割合が17.5%、「要支援2」が15.6%となっている。 図は省略しています。 カッコ10 介護保険法におけるサービスの費用負担 介護保険法におけるサービスの費用負担は「1円〜4,970円」が22.6% 介護保険制度を利用している人(177人)介護保険法におけるサービスの費用負担額は「1円〜4,970円」の割合が22.6%、「4,971円〜10,400円」が19.2%となっている。 307ページ カッコ11 介護保険で受けている在宅サービス〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、介護保険の要介護度別 介護保険で受けている在宅サービスは「ホームヘルプサービス」が44.6% 介護保険制度を利用している人に、どのような内容の在宅サービスを受けているか聞いたところ、「ホームヘルプサービス(訪問介護)」の割合が44.6%、「訪問リハビリテーション」が37.3%、「訪問看護」が31.6%となっている。 308ページ カッコ12 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容と疾患群〔複数回答〕、介護保険の要介護度別 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容は「身体介護のみ」が43.0% 介護保険でホームヘルプサービスを受けている人(79人)介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容を聞いたところ、「身体介護のみ」の割合が43.0%、「生活援助のみ」が15.2%、「身体介護と生活援助の両方」が32.9%となっている。 図は省略しています。 309ページ カッコ13 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で困っていること〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で「困っていることがある」は36.7% 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で困っていることがあるか聞いたところ、「困っていることがある」の割合が36.7%、「困っていることは特にない」が57.0%となっている。   困っていることの内容は、「1回の訪問介護の時間が短い」の割合が21.5%、「希望するサービスが受けられない」が13.9%、「訪問介護員が代わってしまう」及び「外出をしたくても対応してもらえない」がそれぞれ8.9%となっている。 年齢階級別にみると、「困っていることがある」の割合は、40〜69歳が53.8%となっている。 困っていることの内容は、「1回の訪問介護の時間が短い」の割合は、40〜69歳及び70代がいずれも2割を超えている(30.8%、27.6%)。 310ページ 10 その他の福祉サービスとう カッコ1 将来暮らしたいところと年齢階級、現在の生活の場別 将来は「家族と一緒に暮らしたい」が56.5% 将来どこで暮らしたいか聞いたところ、「家族と一緒に暮らしたい」の割合が56.5%で最も高く、次いで「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」が22.9%となっている。 年齢階級別にみると、「入所施設で暮らしたい」の割合は、80歳以上が9.4%、「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」の割合は、29歳以下が50.0%となっている。 311ページ カッコ2 将来暮らしたいところと疾患群〔複数回答〕、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 将来暮らしたいところを現在一緒に生活している人別にみると、「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」の割合は、一人で暮らしている人が60.5%となっている。「家族と一緒に暮らしたい」の割合は、「配偶者」と生活している人、「子供」と生活している人及び「その他の親族」と生活している人では、いずれも7割を超えている(72.5%、78.9%、70.6%)。 ひょうは省略しています。 312ページ カッコ3 地域で生活する上で必要な福祉サービスとう〔3つまでの複数回答〕 地域生活をする上で必要な福祉サービスとうは「医療の充実」が30.8% 身近な地域で生活をしたり、しようとする上で、必要な福祉サービスとうは何か聞いたところ、「医療の充実」の割合が30.8%、「所得保障」が25.4%、「駅や道路における段差などのバリアフリー」が16.7%となっている。「駅や道路における段差などのバリアフリー」は、平成30年度調査(24.7%)と比較して8.0ポイント減少している。 図は省略しています。 313ページと314ページ カッコ4 地域で生活する上で必要な福祉サービスとう〔3つまでの複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、平日の日中主に過ごしたところ別 近な地域で生活する上で必要な福祉サービスとうを疾患群別にみると、「駅や道路における段差などのバリアフリー」の割合は、視覚疾患が50.0%、骨・関節疾患では32.3%となっている。また、「医療の充実」の割合は、腎・泌尿器疾患41.3%となっている。 ひょうは省略しています。 315ページ 11 災害関係 カッコ1 災害時に不安を感じること〔複数回答〕 災害時に不安を感じることは、「避難所とうに、必要な設備、食料、医薬品とうがあるか」が60.4%、「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が43.1% 災害時に不安を感じることを聞いたところ、「避難所とうに、必要な設備、食料、医薬品とうがあるか」の割合が60.4%、「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が43.1%となっている。 図省略しています。 316ページ カッコ2 災害時に不安を感じること〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 災害時に不安を感じることを疾患群別にみると、神経・筋疾患及び骨・関節疾患では「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」の割合はいずれも6割を超えている(68.1%、61.3%)。 年齢階級別でみると、70代及び80歳以上では、「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」の割合が、いずれも約6割となっている(61.2%、59.4%)。 ひょうは省略しています。 317ページ カッコ3 災害に備えて、なんびょうや障害特性に応じた特別な対策をとっているか〔複数回答〕 「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」が39.0%。いっぽうで、「特に対策をとっていない」は28.7% 災害に備えて、なんびょうや障害特性に応じた特別な対策をとっているか聞いたところ、「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」の割合が39.0%、「災害時や緊急時に連絡できるよう、家族や知人とうの連絡先を把握している」が30.2%となっている。いっぽう、「特に対策をとっていない」の割合は28.7%、「どんな対策をすればよいかわからない」は11.7%となっている。 318ページ 災害に備えて、なんびょうや障害特性に応じた特別な対策をとっているか〔複数回答〕と疾患群〔複数回答〕、年齢階級別 災害に備えて、なんびょうや障害特性に応じた特別な対策をとっているかを疾患群別にみると、「循環器疾患」では、「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」の割合が51.7%となっている。