109ページ 第3章 知的障害者の状況 本章では、知的障害者864人の状況について述べる。 1 基本的属性 カッコ1 性・年齢階級 回答者を性別にみると、「男性」の割合は62.4%(539人)、「女性」の割合は37.5%(324人)となっている。年齢階級別にみると、男女共に「20代」の割合が最も高く、男性では31.5%、女性では34.9%となっている。 図は省略しています。 カッコ2 調査対象者の概況 回答者−愛の手帳の程度別 回答者については、本人が回答した割合は50.9%、本人以外(家族、その他(ホームヘルパーとう))が回答した割合は48.3%となっている。 ひょうは省略しています。 110ページ カッコ3 性別と愛の手帳の程度別 性別を愛の手帳の程度別にみると、全ての区分(1度〜4度)において、「男性」の割合が高くなっている(52.8%〜64.2%)。 図は省略しています。 カッコ4 年齢階級と愛の手帳の程度別 年齢階級を愛の手帳の程度別にみると、3度以外の区分では「20代」の割合が最も高くなっている(32.2%〜39.2%)。 図は省略しています。 111ページ カッコ5 現在の生活の場と愛の手帳の程度別 「施設に入所している」割合は、「1度」では25.0% 現在の生活の場を聞いたところ、「自分の家で生活している(福祉ホーム、グループホームを含む)」割合は91.6%、「施設に入所している」は8.3%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、1度では「施設に入所している」割合は25.0%となっている。 図は省略しています。 112ページ カッコ6 住居の種類と年齢階級、愛の手帳の程度別 住居の種類は「持家」が56.5%、「借家・賃貸住宅とう」が26.2% 自宅で生活している(福祉ホーム、グループホームを含む)人(791人)に住居の種類を聞いたところ、「持家」の割合が56.5%で最も高く、また、「借家・賃貸住宅とう」が26.2%となっている。平成30年度調査と比べて、「持家」の割合が3.1ポイント増加し、「借家・賃貸住宅とう」が6.6ポイント減少している。 「福祉ホーム、グループホーム、重度身体障害者グループホーム」 は年齢層が上がるにつれて割合が増え、60歳以上では3割となっている。 ひょうは省略しています。 113ページ カッコ7 現在一緒に生活している人〔複数回答〕と年齢階級、住居の種類、愛の手帳の程度別 現在一緒に生活している人は、「親」の割合が最も高く75.2% 自宅で生活している(福祉ホーム、グループホームを含む)人(791人)に現在一緒に生活している人を聞いたところ、「親」の割合が75.2%、「兄弟姉妹」が31.6%となっている。 年齢階級別にみると、60歳以上では「一人で暮らしている」の割合が25.6%となっている。愛の手帳の程度別にみると、4度では「一人で暮らしている」の割合が13.1%となっている。 ひょうは省略しています。 114ページ カッコ8 現在の主な介護者と年齢階級、愛の手帳の程度別 現在の主な介護者は、「母親」の割合が最も高く47.8% 自宅で生活している(福祉ホーム、グループホームを含む)人(791人)に現在の主な介護者は誰か聞いたところ、「母親」と回答した割合が47.8%で最も高くなっている。 年齢階級別にみると、60歳未満の各階級では「母親」の割合が最も高く(29.5%〜60.0%)、60歳以上では「事業者(ホームヘルパー、グループホーム職員など)」の割合が32.6%、「兄弟姉妹」が27.9%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、4度では「介護者はいない」の割合は40.4%となっている。 ひょうは省略しています。 115ページ カッコ9 主な介護者の年齢と年齢階級、愛の手帳の程度別 主な介護者の年齢が50代〜70代の合計は平成30年度調査より11.7ポイント増加し、全体の8割を超えている 介護者がいる人(介護者がホームヘルパーとうの事業者の場合を除く470人)に主な介護者の年齢を聞いたところ、50代の割合が31.9%、60代が31.5%、70代が20.6%で、50代〜70代の合計は8割を超えており(84.0%)、平成30年度調査(72.3%)より11.7ポイント増加している。 介護者の年齢が65歳以上の割合は41.1%となっており、特に40代、50代及び60歳以上の人を介護する65歳以上の介護者は、平成30年度調査より約10ポイント増えている(11.1ポイント、9.6ポイント、11.1ポイント)。 ひょうは省略しています。 参考 令和5年度調査の全回答者の平均年齢:36.7歳(男性:36.3歳、女性:37.5歳) 平成30年度調査の全回答者の平均年齢:35.7歳(男性:35.2歳、女性:36.5歳) 116ページ 2 障害の状況 カッコ1 愛の手帳の程度−年齢階級、回答者別 愛の手帳の程度は、「4度」の割合が44.6% 愛の手帳の程度を年齢階級別にみると、いずれの階級も「4度」の割合が最も高く、4割を超えている(40.7%〜53.8%)。 回答者別にみると、「本人が回答」では「4度」の割合が73.6%となっている。 図は省略しています。 117ページ カッコ2 愛の手帳以外の障害者手帳の所持の有無〔複数回答〕と愛の手帳の程度別 身体障害者手帳を持っている割合は20.6%、精神障害者保健福祉手帳を持っている割合は8.6% 愛の手帳以外の障害者手帳を持っているか聞いたところ、身体障害者手帳を「持っている」割合は20.6%、「持っていない」割合は70.1%となっている。また、精神障害者保健福祉手帳を「持っている」割合は8.6%、「持っていない」割合は76.3%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、1度で身体障害者手帳を「持っている」割合は83.3%で、そのうち「1級」の割合は72.2%となっている。また、4度で精神障害者保健福祉手帳を「持っている」割合は14.0%となっている。 ひょうは省略しています。 118ページ 3 健康・医療 カッコ1 過去1年間の受診の有無 過去1年間に医者に「みてもらった」割合は77.2% 過去1年間に障害が原因の場合に限らず、全ての病気・ケガなどで医者にみてもらったことがあるか聞いたところ、医者に「みてもらった」割合は(77.2%)で、平成30年度調査(80.5%)と比べて3.3ポイント減少している。 図は省略しています。 119ページ カッコ2 通院にかかる時間と年齢階級別 通院にかかる片道の時間は1時間未満が85.9% 過去1年間に、病気やケガで医者にみてもらったことがある人(667人)に普段通う病院まで行くのにかかる片道の時間を聞いたところ、「30分未満」の割合が54.0%で最も高く、次いで「30分以上1時間未満」が31.9%となっており、これらを合わせた「1時間未満」の割合は85.9%となっている。 年齢階級別にみると、60歳以上では「30分未満」の割合が60.4%となっている。 図は省略しています。 120ページ カッコ3 通院の際に利用する交通手段〔複数回答〕 通院の際に利用する交通手段は「自動車(自家用車、施設の車))」の割合が36.4% 過去1年間に、病気やケガで医者にみてもらったことがある人(667人)に病院に行くときに使う交通手段を聞いたところ、「自動車(自家用車、施設の車)」の割合が36.4%、「電車(モノレール、ゆりかもめ、日暮里・舎人ライナーを含む)」が25.5%となっている。 図は省略しています。 カッコ4 通院の際に要する交通費 通院の際に「交通費はかからない」と答えた割合が45.7% 過去1年間に、病気やケガで医者にみてもらったことがある人(667人)に病院に行くときにかかる交通費を聞いたところ、「交通費はかからない」の割合が45.7%となっている。 図は省略しています。 121ページ カッコ5 過去1年間の医療費助成とうの利用の有無 過1年間に医療費助成などを「利用した」割合は50.5%で、平成30年度調査より12.7ポイント増加 過去1年間に医療費助成とうを利用したか聞いたところ、「利用した」の割合は50.5%で、平成30年度調査(37.8%)より12.7ポイント増加している。「利用していない」は、46.2%となっており、平成30年度調査(53.8%)より7.7ポイント減少している。 利用した内容では、「心身障害者医療費助成(マル障)」が59.2%で最も高く、次いで「自立支援医療(精神通院医療)」が34.6%となっている。 図は省略しています。 122ページ カッコ6 過去1年間の医療費助成とうの利用の有無〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度別 過去1年間の医療費助成とうの利用の有無について、年齢階級別にみると、「利用した」割合は、50代以下の年齢階級で5割を超えている(50.0%〜54.1%)。特に、19歳以下、及び50代は、平成30年度調査(26.7%、24.6%)と比べて、それぞれ23.3ポイント、25.4ポイント増えている。 また、愛の手帳の程度別でみると、1度及び2度では「利用した」の割合がそれぞれ91.7%、84.1%で、平成30年度調査(68.3%、68.1%)よりそれぞれ23.4ポイント、16.0ポイント増えている。 利用した内容を愛の手帳の程度別でみると、1度及び2度では「心身障害者医療費助成(マル障)」の割合がいずれも8割を超えており(86.1%、80.6%)、平成30年度調査(65.9%,61.8%)よりそれぞれ20.2ポイント、18.8ポイント増えている。また、3度及び4度では「自立支援医療(精神通院医療)」の割合がそれぞれ17.3%、26.5%となっている。 ひょうは省略しています。 123ページ 4 日常生活の状況 カッコ1 日常生活動作能力 「全部手助けが必要」の割合が高いのは、「銀行などでの預金の出し入れ」、「薬の管理」、「家事(調理・洗濯・掃除)をする」で、4割を超えている 12項目の日常生活動作能力のうち、「ひとりで全部できる」と答えた割合は、「寝返りをする」が89.2%、「家の中を移動する」が84.5%、「食事をする」が71.2%となっている。 いっぽう、「全部手助けが必要」と答えた割合は、「銀行などでの預金の出し入れ」が58.3%で最も高く、次いで「薬の管理」が43.8%、「家事(調理・洗濯・掃除)をする」が40.9%となっている。 図は省略しています。 124ページ カッコ2 日常生活動作能力(a 食事をする b 家事(調理・洗濯・掃除)をする c トイレを使う)と愛の手帳の程度、年齢階級、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち、「a 食事をする」、「 b家事(調理・洗濯・掃除)をする」及び「c トイレを使う」を愛の手帳の程度別にみると、1度では、「全部手助けが必要」の割合がいずれも7割を超えている(75.0%、91.7%、80.6%)。 ひょうは省略しています。 125ページ カッコ3 日常生活動作能力(d 着替えをする e お風呂に入る f 寝返りをする)と愛の手帳の程度、年齢階級、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち、「d 着替えをする」及び「e お風呂に入る」を愛の手帳の程度別にみると、1度では「全部手助けが必要」の割合はそれぞれ80.6%となっている。 「f 寝返りをする」について愛の手帳の程度別にみると、1度では「全部手助けが必要」の割合は41.7%、「1人で全部できる」は38.9%となっている。 ひょうは省略しています。 126ページ カッコ4 日常生活動作能力(g 家の中を移動する h 外に出かける i バス、電車などに乗る)と愛の手帳の程度、年齢階級、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち「g 家の中を移動する」、「h 外に出かける」及び「i バス、電車などに乗る」を愛の手帳の程度別にみると、「全部手助けが必要」の割合は、1度ではそれぞれ55.6%、86.1%、91.7%となっている。 ひょうは省略しています。 127ページ カッコ5 日常生活動作能力(j 買い物をする k銀行などでの預金の出し入れ l薬の管理)と愛の手帳の程度、年齢階級、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち「j 買い物をする」、「k 銀行などでの預金の出し入れ」及び「l 薬の管理」を愛の手帳の程度別にみると、「全部手助けが必要」の割合は、1度では9割を超えている(91.7%、97.2%、94.4%)。また、「k 銀行などでの預金の出し入れ」及び「l 薬の管理」は、2度でも9割を超えている(97.0%、90.9%)。 ひょうは省略しています。 128ページ 5 就労の状況 カッコ1 収入を伴う仕事の有無(調査基準日現在)−年齢階級、愛の手帳の程度別 「仕事をしている(一般就労など)」が29.1%、「福祉的就労をしている(就労継続支援A型・B型、就労移行支援)」が28.0% 収入を伴う仕事をしているか聞いたところ、「仕事をしている(一般就労など)」の割合が29.1%、「仕事をしている(福祉的就労)」が28.0%、「生活介護で工賃をもらう生産活動をしている」の割合が13.8%、「仕事をしていない」が27.5%となっている。 年齢階級別にみると、19歳以下、20代及び30代では「仕事をしている(一般就労など)」割合が3割を超え(32.7%、36.0%、32.2%)、40代及び60代では「福祉的就労」が3割を超えている(34.7%、31.6%) 愛の手帳の程度別にみてみると、1度では「仕事をしていない」が80.6%、2度では「生活介護で工賃をもらう生産活動をしている」が36.2%、3度では「仕事をしている(福祉的就労)」が44.2%、4度では「仕事をしている(一般就労など)」の割合が50.9%となっている。 図は省略しています。 129ページ カッコ2 用形態〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度別 「正規の職員・従業員」の割合は37.8%で平成30年度調査より12.0ポイント増加、「非正規の職員・従業員」の割合は58.6%で平成30年度調査より12.4ポイント減少 「仕事をしている(一般就労など)」と回答した人(251人)に雇用形態を聞いたところ、「非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む)」の割合が58.6%で最も高く、次いで「正規の職員・従業員」が37.8%となっている。「正規の職員・従業員」は平成30年度調査(25.8%)より12.0ポイント増加し、「非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))」は平成30年度調査(71.0%)より12.4ポイント減少している。 年齢階級別にみると、「正規の職員・従業員」の割合は、60歳未満の階級で最も高いのは30代で45.3%となっている。 ひょうは省略しています。 130ページ カッコ3 1週間の就労日数と愛の手帳の程度、雇用形態〔複数回答〕別 1週間の就労日数は「いつか以上」が最も高く81.3% 仕事をしている(一般就労など)」と回答した人(251人)に、1週間の就労日数を聞いたところ、「いつか以上」の割合が81.3%で最も高くなっている。 雇用形態別にみると、「いつか以上」の割合は、正規の職員・従業員では94.7%、非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))では74.8%となっている。 図は省略しています。 131ページ カッコ4 1週間の労働時間と愛の手帳の程度、雇用形態〔複数回答〕別 1週間の労働時間は「30時間以上」が58.6% 「仕事をしている(一般就労など)」と回答した人(251人)に1週間の労働時間を聞いたところ、「30〜40時間未満」(45.8%)と「40時間以上」(12.7%)を合わせた「30時間以上」の割合が58.6%、「20〜30時間未満」が22.3%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、3度では「30時間以上」の割合が50.0%、4度では60.2%となっている。 雇用形態別にみると、正規の職員・従業員では「30時間以上」の割合が75.8%、非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))では50.3%となっている。 図は省略しています。 132ページ カッコ5 就職をするために支援を受けたところ(人)〔複数回答〕と性・年齢階級別 就職をするために支援を受けたところは「学校」の割合(わりあい)が36.4% 雇用形態が正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員である人(242人)にどこ(誰)の支援を受けて現在の仕事に就いたか聞いたところ、「学校」の割合が36.4%、「区市町村障害者就労支援センター、障害者就業・生活支援センター」が23.1%、「ハローワーク」が19.4%となっている。 年齢階級別にみると、19歳以下及び20代については学校が5割を超えている(52.9%、50.5%)。30代及び50代については、「区市町村障害者就労支援センター、障害者就業・生活支援センター」が3割を超えている(33.9%、37.0%) ひょうは省略しています。 133ページ カッコ6 現在の仕事に就いてからの期間と性・年齢階級、雇用形態〔複数回答〕別 現在の仕事に就いてからの期間は「5年以上」が55.8% 雇用形態が正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員である人(242人)に現在の仕事に就いてからの期間を聞いたところ、「10年以上」の割合が36.4%、「5年以上10年未満」が19.4%、「3年以上5年未満」が14.0%となっている。5年以上の割合(「5年以上10年未満」と「10年以上」の合計)は55.8%となっている。 年齢階級別にみると、30代以上の階級で「10年以上」の割合が6割を超えている(65.7%〜70.4%)。 ひょうは省略しています。 134ページ カッコ7 仕事をしていく上で困ること〔3つまでの複数回答〕と性・年齢階級、愛の手帳の程度別 仕事をしていく上で困ることは「人間関係が難しい」が26.9% 雇用形態が正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員である(242人)に、仕事をしていく上で困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」の割合が52.9%、「困ることは特にない」が40.1%となっている。 困ることの内容では、「人間関係が難しい」の割合が26.9%で最も高く、次いで「相手に対して、言いたい内容が伝わらない」が20.2%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、3度では「相手に対して、言いたい内容が伝わらない」の割合が32.5%となっている。 ひょうは省略しています。 135ページ カッコ8 仕事で困ったときの相談先〔複数回答〕と性・年齢階級、愛の手帳の程度、雇用形態〔複数回答〕別 仕事で困ったときの相談先は「職場の上司」が55.4%「家族」が50.4% 雇用形態が正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員である人(242人)に、仕事で困ったときの相談先を聞いたところ、「職場の上司」の割合が55.4%、次いで「家族」が50.4%、「就労支援センターとうの職員」が25.2%となっている。 年齢階級別にみると「職場の上司」の割合は、20代が60.4%、40代が62.9%と6割を超えている。「家族」は、20代が56.4%、30代が56.6%と5割を超えている。 ひょうは省略しています。 136ページ   カッコ9 福祉的就労経験の有無と性別、雇用形態〔複数回答〕別 これまでに福祉的就労をしたことが「ある」割合は16.1% 雇用形態が正規の職員・従業員、非正規の職員・従業員である人(242人)に、これまでに、福祉的就労をしたことがあるか聞いたところ、「ある」の割合が16.1%、「ない」が56.2%となっている。 雇用形態別にみると、「ある」の割合は、正規の職員・従業員が12.6%、非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))が18.4%となっている。 137ページ カッコ11 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)理由〔3つまでの複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度、収入を伴う仕事の有無、回答者別 現在、企業や公的機関などで「障害や病状が重く企業などで働くことが難しいため」の割合が56.4%、「人と関わって仕事をすることが難しいため」が26.2% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(599人)にその理由を聞いたところ、「障害や病状が重く企業などで働くことが難しいため」の割合が56.4%、「人と関わって仕事をすることが難しいため」が26.2%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、「障害や病状が重く企業などで働くことが難しいため」が、1度が91.4%、2度が83.6%となっている。 収入を伴う仕事の有無別にみると、就労移行支援の事業所で働いている人(福祉的就労)では「受け入れてくれる職場が見つからないため」が53.8%となっている。 回答者別にみると、「本人以外が回答」では、「障害や病状が重く企業などで働くことが難しいため」の割合が71.8%となっている。 ひょうは省略しています。 138ページ カッコ11 企業や公的機関などでの就労経験の有無−愛の手帳の程度、収入を伴う仕事の有無別 過去、企業や公的機関などで働いたこと(パート、アルバイトとうを含む)が「ある」割合は24.2% 企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(599人)に過去に企業や公的機関などで働いたこと(パート、アルバイトを含む)があるか聞いたところ、「ある」の割合が24.2%、「ない」が71.8%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、4度では「ある」が58.4%となっている。 収入を伴う仕事の有無別にみると「ある」の割合は、「就労移行支援の事業所で働いている(福祉的就労)」では69.2%、「就労継続支援A型の事業所で働いている(福祉的就労)」では55.6%となっている。 図は省略しています。 139ページ カッコ12 企業や公的機関などでの就労意向の有無と年齢階級、愛の手帳の程度、回答者、収入を伴う仕事の有無別 今後、企業や公的機関などで働きたい(パート、アルバイトとうを含む)割合は15.7% 企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人(599人)に今後、企業や公的機関などで働きたいか(パート、アルバイトとうを含む)聞いたところ、「はい」の割合が15.7%、「いいえ」が55.1%、「わからない」が26.4%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、「はい」の割合は、4度が37.3%となっている。 図は省略しています。 140ページ カッコ13 企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題) 企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)は「障害特性への理解・合理的配慮」が42.6% 企業や公的機関などで働いていない(一般就労をしていない)人の中で、今後、企業や公的機関などで働きたいと答えた人(94人)に、企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)を聞いたところ、「障害特性への理解・合理的配慮」の割合が42.6%で最も高く、次いで「職場での人間関係」が39.4%となっている。 図は省略しています。 141ページ 6 経済基盤 カッコ1 収入の種類〔複数回答〕と愛の手帳の程度別 収入の種類は「年金・恩給」の割合が最も高く64.2% 令和4年中の収入の種類を聞いたところ、回答の割合が最も高かったのは「年金・恩給」で64.2%となっている。また、「賃金・給料」が35.1%、「手当」が34.0%、「作業所とうの工賃」が26.5%となっている。 愛の手帳別にみると、「年金・恩給」以外の収入では、1度及び2度は「手当」がそれぞれ61.1%、47.0%となっており、3度は「作業所とうの工賃」が39.1%、4度は「賃金・給料」が54.3%となっている。 ひょうは省略しています。 142ページ カッコ2 年金・恩給の受給の有無と年齢階級別 令和4年中に年金・恩給を受給したか聞いたところ、「受給した」が64.2%、「受給していない」が32.6%となっている。 年齢階級別にみると、20代以上の全ての階級で「受給した」の割合が6割を超えている(64.2%〜84.2%)。 図は省略しています。 143ページ カッコ3 年金・恩給の収入額と年齢階級、愛の手帳の程度別 年金・恩給の収入額は「100万円未満」が91.4% 年金・恩給を受給している人(555人)に令和4年中における年金・恩給の収入額を聞いたところ、「80〜100万円未満」の割合が40.2%、「60〜80万円未満」の割合が36.2%となっている。100万円未満の割合は91.4%と、平成30年度調査(85.2%)より6.2ポイント増加している。 愛の手帳の程度別にみると、1度及び2度では「80万〜100万円未満」の割合が最も高くなっている(82.8%、68.0%)。3度及び4度では「60万〜80万円未満」の割合が最も高くなっている(58.2%、48.1%)。 図は省略しています。 144ページ カッコ4 年間収入額(生活保護費を除く)と年齢階級、愛の手帳の程度別 年収は「50〜100万円未満」が22.6% 対象者本人の令和4年中の収入額を聞いたところ、「100〜150万円未満」は22.7%、「50〜100万円未満」の割合は22.6%となっている。収入が100万円未満の割合は42.0%で、平成30年度調査(46.5%)より4.5ポイント、平成25年度調査(48.8%)より6.8ポイント減少している。 ひょうは省略しています。 145ページ 7 社会参加とう カッコ1 平日の日中に主に過ごしたところ−年齢階級、愛の手帳の程度別 「職場(福祉的就労の施設を除く)」が22.8%、「通所施設」が22.2%、「職場(福祉的就労の施設)」が22.0% 平日の日中に主にどこで過ごしたか聞いたところ、「職場(福祉的就労の施設を除く)」の割合は22.8%、「通所施設」は22.2%、「職場(福祉的就労の施設)」が22.0%、「自分の家」が21.1%となっている。「通所施設」は、平成25年度調査(14.7%)と比べると7.5ポイント増加している。いっぽう、「職場(福祉的就労の施設)」は平成25年度調査(29.6%)と比べると、7.6ポイント減少している。 愛の手帳の程度別にみると、1度及び2度では「通所施設」の割合がそれぞれ61.1%、51.7%、3度では「職場(福祉的就労の施設)」が38.6%、4度では「職場(福祉的就労の施設を除く)」が40.3%となっている。 図は省略しています。 146ページ カッコ2 現在利用している施設に満足しているかと性・年齢階級、愛の手帳の程度、回答者別 現在利用している施設に「満足している」割合は77.5% 平日の日中、主に職場(福祉的就労の施設)又は通所施設(生活介護、デイケア、地域活動支援センターとうを含む・福祉的就労の施設は除く)で過ごしている人(382人)に現在利用している施設に満足しているか聞いたところ、「とても満足している」と答えた割合は21.5%で、「満足している」(31.7%)及び「だいたい満足している」(24.3%)と合わせた「満足している」割合は77.5%となっており、平成30年度調査(72.4%)と比べて5.1ポイント増加している。 回答者別にみると、満足している(「とても満足している」、「満足している」、「だいたい満足している」の合計)と答えた割合は、本人が回答した場合では70.5%、本人以外が回答した場合では81.0%となっている。 ひょうは省略しています。 147ページ カッコ3 趣味や社会活動への参加〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度別 趣味や学習、スポーツ、社会活動などの「活動をした」が64.6%、「活動をしなかった」が29.7% この1年間に趣味や学習、スポーツ、社会活動などの活動をしたか聞いたところ、「活動をした」が64.6%、「活動をしなかった」が29.7%となっている。「活動した」内容をみると、「旅行やアウトドアなどのレジャー活動」が30.0%、「コンサートや映画、スポーツなどの鑑賞、見物」が29.3%となっている。 年齢階級別にみると、60代以上では「活動しなかった」が42.1%となっている。また、「活動したいと思わない」が、全ての階級で1割を超えている(11.0%〜22.8%)。 愛の手帳の程度別にみると、1度は「活動したいと思うものはあるが、体調などの理由で参加できない」が25.0%となっている。 ひょうは省略しています。 148ページ カッコ4 社会参加が難しいと感じる理由〔3つまでの複数回答〕と愛の手帳の程度、平日の日中主に過ごしたところ、回答者別 社会参加が難しいと感じる理由は「まわりの人の障害者に対する理解不足」が18.1% 社会参加が難しいと感じる理由があるか聞いたところ、「まわりの人の障害者に対する理解不足」が18.1%で最も高く、次いで「一緒に行く仲間がいない」が17.9%となっている。いっぽう、「特にない」が35.9% となっている。 愛の手帳の程度別にみると、1度では「電車やバスなどを使っての移動が不便」が36.1%、2度では「介助者がいない」が34.9%となっている。3度及び4度では「一緒に行く仲間がいない」がそれぞれ24.4%、21.6%となっている。 ひょうは省略しています。 149ページ カッコ5 障害のためにあきらめたり、自分の思うようにできなかったこと〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度、回答者別 障害のためにあきらめたり、自分の思うようにできなかったことは、「人付き合い」が31.4%、「旅行や遠距離の外出」が29.5%、「就職」が29.1% 障害のためにあきらめたり、自分の思うようにできなかったことがあるか聞いたところ、「人付き合い」が31.4%で最も高く、次いで「旅行や遠距離の外出」が29.5%、「就職」が29.1%となっている。いっぽう「特にない」が27.7%となっている。「就職」は平成30年度調査(33.4%)と比べて4.3ポイント減少している。 愛の手帳の程度別にみると、1度では「旅行や遠距離の外出」が47.2%となっている。  ひょうは省略しています。 150ページ 8 情報の入手やコミュニケーションの手段 カッコ1 情報の入手やコミュニケーションの手段〔複数回答〕と年齢階級、回答者別 情報の入手やコミュニケーションの手段は、「身近な人(家族(かぞく)、友人(ゆうじん)、支援者(しえんしゃ)など)」が65.9%、「テレビ・ラジオ」が62.6% 情報の入手やコミュニケーションの手段について聞いたところ、「身近な人(家族、友人、支援者など)」が65.9%、「テレビ・ラジオ」が62.6%となっている。 回答者別にみると、本人が回答した場合は「テレビ・ラジオ」が75.9%と最も多く、次いで「身近な人(家族、友人、支援者など)」が61.6%、「インターネット(ホームページ、SNSなど)」が49.8%となっている。 本人以外が回答した場合では、「身近な人(家族、友人、支援者など」の割合が70.3%で最も多く、次いで「テレビ・ラジオ」が48.7% となっている。 ひょうは省略しています。 151ページ カッコ2 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で困ること〔2つまでの複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度、回答者別 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で困ることは「まわりの人の言っていることがよくわからなかったり、自分の言いたいことが、うまく伝わらない」が41.7% 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」の割合が56.8%となっている。 困ることの内容では、「まわりの人の言っていることがよくわからなかったり、自分の言いたいことが、うまく伝わらない」 が41.7%、「初めて行くところでは、どのように行けばよいか迷う」が26.5%となっている。 年齢階級別にみると、50代及び60歳以上では「インターネットの使い方がよくわからない(パソコン、スマートフォン)」が1割を超えている(12.3%、10.5%)。 愛の手帳別にみると「情報を入手したり、コミュニケーションをとることができない」について、1度は55.6%、2度は44.8%となっている。 ひょうは省略しています。 152ページ カッコ3 自分の思いや考えを伝える場合に困ること〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度、回答者別 障害(があるため、自分の思いや考えを伝える場合に困ることは「会話がうまくできない」が最も高く57.9% 障害があるため、自分の思いや考えを伝える場合に困ることがあるか聞いたところ、「会話がうまくできない」が57.9%で最も高くなっており、次いで「文字や文章を書くことが難しい」が45.8%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、1度では「家族や支援者などに、表情やサインなどから自分の意思を読み取ってもらうことが必要」が最も多く66.7%となっており、2度及び3度では「会話がうまくできない」が最も多くなっている(75.0%、65.0%)。4度では「困ることはない」が28.6%となっている。 ひょうは省略しています。 153ページ 9 障害者総合支援法による障害福祉サービスとう カッコ1 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕 障害者総合支援法による障害福祉サービスを「利用している」は62.8%で、利用した内容では「自立訓練機能訓練・生活訓練、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、就労定着支援」が28.2% 自宅で生活している人(791人)に過去1年間に障害者総合支援法による障害福祉サービスとうを利用したか聞いたところ、「利用している」が62.8%、「障害福祉サービスの制度は知っているが、利用していない」が14.5%、「障害福祉サービスの制度を利用できることを知らなかった」が6.3%となっている。 利用したサービスは、「自立訓練(機能訓練、生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、就労定着支援」が28.2%、「相談支援事業(計画相談、地域移行支援、地域定着支援)」が23.6%となっている。 図は省略しています。 154ページ カッコ2 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕と愛の手帳の程度、愛の手帳以外の手帳所持の有無〔複数回答〕別 自宅で生活している人(791人)の利用した障害福祉サービス(過去1年間)を愛の手帳の程度別にみると、1度では「利用している」が92.6%となっている。利用したサービスは、「居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう包括支援を含む)」が59.3%と最も多く、次いで「生活介護」が55.6%となっている。 愛の手帳以外の手帳所持の有無別にみると、身体障害者手帳を持っている人は、「利用している」が77.9%となっており、利用したサービス内容については、生活介護を利用している割合が最も多く35.6%となっている。 精神障害者保健福祉手帳を持っている人は、「利用している」割合が52.9%となっており、利用したサービスは、「自立訓練(機能訓練、生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、就労定着支援」が最も多く、30.0%となっている。 ひょうは省略しています。 155ページ カッコ3 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)[複数回答]と障害支援区分別 自宅で生活している人(791人)の利用したサービス(過去1年間)を障害支援区分別にみると、区分4、区分5及び区分6では、サービスを「利用している」と回答した人は9割を超えている(94.8%〜96.3%)。利用したサービス内容では、区分5及び区分6では「生活介護」が6割を超えている(62.1%、69.1%)。 障害支援区分を申請していない人では、「障害福祉サービスの制度は知っているが、利用していない」割合が55.4%、「障害福祉サービスの制度を利用できることを知らなかった」が28.1%となっている。 ひょうは省略しています。 156ページ カッコ4 居宅介護とうのサービスの種類〔複数回答〕 利用した居宅介護とうのサービスの種類は「身体介護」が最も高く52.9% 居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう包括支援を含む)を利用した人(87人)に、利用したサービスの種類を聞いたところ、「身体介護」が52.9%で最も高く、次いで「家事援助」が27.6%、「行動援護」が26.4%となっている。 図は省略しています。 カッコ5 サービス支給量は十分か(居宅介護とう、短期入所) サービス支給量が「十分である」と答えた割合は29.5% 居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう支援を含む)及び短期入所(ショートステイ)利用していた人(183人)にサービの支給量は十分か聞いたところ、「十分である」の割合が29.5%、「どちらともいえない(十分だと思うことも、足りないと思うこともある)」が32.2%、「足りない」が13.7%となっている。 図は省略しています。 157ページ カッコ6 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担は「0円」が44.7% 過去1年間に障害者総合支援法のサービスを利用した人(497人)に令和5年9月の費用負担額(食費とう実費負担は除く)を聞いたところ、「0円」が44.7%で最も高くなっている。いっぽうで、「費用負担がある人(1円〜37,200円)」の割合は19.0%となっている。 図は省略しています。 カッコ7 障害支援区分は「区分6」の割合(わりあい)が10.2% 自宅で生活している人(福祉ホーム、グループホームを含む)(791人)に障害支援区分を聞いたところ、「区分6」の割合が10.2%となっている。いっぽうで、「申請していない」が15.3%、「申請したが非該当」が12.0%、「わからない」が15.5%となっている。 図は省略しています。 158ページ カッコ8 日常生活自立支援事業の利用意向と愛の手帳の程度、現在一緒に生活している人〔複数回答〕、回答者別 日常生活自立支援事業を「今後利用したい」人は17.2% 日常生活自立支援事業を利用するつもりがあるか聞いたところ、「わからない」の割合が39.6%で、「制度を知らない」(16.7%)と合わせると5割を超えている(56.3%)。いっぽうで、「今後利用したい」の割合は17.2%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、「今後利用したい」の割合は2度及び3度でそれぞれ23.3%、21.3%となっている。 図は省略しています。 159ページ カッコ9 成年後見制度の利用意向と愛の手帳の程度、現在一緒に生活している人〔複数回答〕、回答者別 成年後見制度を「今後利用したい」人は22.1% 成年後見制度を利用するつもりがあるか聞いたところ、「わからない」の割合が46.2%で、「制度を知らない」(7.6%)と合わせると5割を超えている(53.8%)。いっぽうで「今後利用したい」は22.1%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、「今後利用したい」の割合は、4度以外の各区分で2割を超えている(27.8%〜28.9%)。 回答者別にみると、「今後利用したい」の割合は、本人が回答した場合では15.5%、本人以外が回答した場合では29.0%となっている。 図は省略しています。 160ページ カッコ10 介護保険制度の利用の有無と年齢階級別 介護保険制度を「利用している」人は5.2% 40歳以上の人(330人)に介護保険制度の利用状況を聞いたところ、「利用している」の割合が5.2%、「介護認定を受けているが、利用していない」が3.9%、「利用していない」が67.9%となっている。 年齢階級別にみると、「利用している」の割合は、70歳以上が32.1%となっている。 図は省略しています。 161ページ 10 施設入所(施設入所者対象) カッコ1 入所している施設の種類 現在入所している施設は「障害者支援施設」の割合が最も高く76.4% 調査基準日現在、施設に入所している人(72人)に入所している施設の種類を聞いたところ、「障害者支援施設」の割合が最も高く76.4%となっている。 図は省略しています。 カッコ2 入所を決めた人とその理由 入所を決めた人は「自分以外の人」が87.5% 入所を決めた人は誰か聞いたところ、「自分が決めた」割合は6.9%となっている。「自分以外の人が決めた」割合は87.5%となっており、そのうち、「親が決めた」割合は76.4%となっている。 図は省略しています。 162ページ カッコ3 入所年数と年齢階級別 今の施設に入ってからの年数は、「20年以上」が27.8% 今の施設に入ってからの年数を聞いたところ、「20年以上」の割合が27.8%、「1〜5年未満」が19.4%となっている。 年齢階級別にみると、39歳以下では「1〜5年未満」の割合が33.3%となっている。60歳以上では、「20年以上」の割合が50.0%となっている。 図は省略 カッコ4 入所施設数 今まで入った施設は「1か所」の割合が最も高く56.9% 今までに入った施設数(今の施設も含む)を聞いたところ、「1か所」の割合が56.9%、「2〜3か所」が29.2%となっている。 図は省略しています。 163ページ カッコ5施設での生活に満足しているか 施設での生活に満足している人は65.3%で、そのうち「とても満足している」は16.7% 今の施設での生活に満足しているか聞いたところ、「とても満足している」と答えた割合は16.7%で、「満足している」(22.2%)及び「だいたい満足している」(26.4%)と合わせた割合は65.3%となっている。 いっぽうで、「やや不満である」(4.2%)、「不満である」(1.4%)及び「とても不満である」(2.8%)を合わせた「不満である」割合は8.3%となっている。 図は省略しています。 164ページ 11 その他の福祉サービスとう カッコ1 将来暮らしたいところと年齢階級、回答者、現在の生活の場別 将来は「家族と一緒に暮らしたい」が41.0% 将来どこで暮らしたいか聞いたところ、「家族と一緒に暮らしたい」の割合が41.0%で最も高く、次いで「グループホームでずっと暮らしたい」が16.2%となっている。 年齢階級別にみると、60歳以上では「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」及び「グループホームで支援を受けた後、一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」を合わせた割合が約2割になっている(19.3%)。 回答者別にみると、本人が回答した場合では 「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」及び「グループホームで支援を受けた後、一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」を合わせた割合は約2割(20.7%)となっている。 現在の生活の場別にみると、現在施設に入所している人では「入所施設で暮らしたい」の割合が5割を超えている(51.4%)。 ひょうは省略しています。 165ページ カッコ2 将来暮らしたいところと愛の手帳の程度、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 将来暮らしたいところを愛の手帳の程度別にみると、「家族と一緒に暮らしたい」以外では、1度は「入所施設で暮らしたい」の割合が25.0%となっている。2度及び3度では「グループホームでずっと暮らしたい」が、それぞれ20.7%、19.8%となっている。4度は「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」が20.0%となっている。 現在一緒に生活している人別にみると、一人で暮らしている人では「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」の割合が51.8%となっている。 ひょうは省略しています。 166ページ カッコ3 日常生活を送るために、もっとあったらいいと思うこと〔3つまでの複数回答〕 日常生活を送るために、もっとあったらいいと思うことについて聞いたところ、「生活をしていくのに困らない収入が得られること」の割合が33.8%で最も高く、次いで「障害者が暮らしやすい住宅を増やすこと」が25.2%となっている。 「生活をしていくのに困らない収入が得られること」、「困っている時に相談できる人や場所を増やすこと」の割合(33.8%、19.3%)は、平成30年度調査(25.4%、11.8%)と比べて、それぞれ8.4ポイント、7.5ポイント増加している。 図は省略しています。 167ページと168ページ カッコ4 日常生活を送るために、もっとあったらいいと思うこと〔3つまでの複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度、回答者別 日常生活を送るために、もっとあったらいいと思うことについて年齢階級別にみると、19歳以下では「生活をしていくのに困らない収入が得られること」の割合が最も多く、50.0%となっている。 愛の手帳の程度別にみると、1度では「病気やけがなど必要なときに十分な医療を受けられること」の割合が41.7%(P.168)、2度では「障害者が暮らしやすい住宅を増やすこと」が32.3%、3度及び4度では「生活をしていくのに困らない収入が得られること」が37.6%、39.2%でそれぞれ最も高くなっている。 回答者別にみると、本人が回答した場合では「生活をしていくのに困らない収入が得られること」が35.5%(P.167)、「障害者が暮らしやすい住宅を増やすこと」が22.3%(P.167)となっている。 ひょうは省略しています。 169ページ 12 災害関係 カッコ1 災害時に不安を感じること〔複数回答〕 災害時に不安を感じることは、「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が52.1% 災害時に不安を感じることを聞いたところ、「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」の割合が52.1%で最も高く、次いで「避難所などに自分が生活するために必要な設備、食料、薬などがあるか」が49.2%、「まわりの人から必要とする手助けを受けることができるか」が44.7%となっている。 図は省略しています。 170ページ カッコ2 災害時に不安を感じること〔複数回答〕−愛の手帳の程度、年齢階級別 災害時に不安を感じることを愛の手帳の程度別にみると、1度では「避難所などに、自分が生活するために必要な設備、食料、薬などがあるか」の割合が最も高く66.7%となっている。2度、3度及び4度では「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が最も高く、それぞれ59.9%、54.8%、46.0%となっている。4度では、「特に不安はない」が19.5%となっている。 ひょうは省略しています。 171ページ カッコ3 災害に備えて、自分の障害に合った特別な対策をとっているか〔複数回答〕 「災害時や緊急のときに連絡できるよう、家族や知り合いなどの連絡先を持っている」が33.2%。いっぽうで、「特に対策をとっていない」は19.7%、「どんな対策をすればよいかわからない」は13.0% 災害に備えて自分の障害に合った特別な対策をとっているか聞いたところ、「災害時や緊急のときに連絡できるよう、家族や知り合いなどの連絡先を持っている」の割合が33.2%となっている。いっぽうで、「特に対策をとっていない」の割合は19.7%、「どんな対策をすればよいかわからない」の割合は13.0%となっている。 図は省略しています。 172ページ カッコ4 災害に備えて、自分の障害に合った特別な対策をとっているか〔複数回答〕と年齢階級、愛の手帳の程度別 災害に備えて、自分の障害に合った特別な対策をとっているかを愛の手帳の程度別にみると、1度では「災害時の非常持出用品、備蓄品の中に、自分の障害に合った必要な薬、食料などを用意している」及び「避難所などにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより薬や病気の情報を記録している」の割合が4割を超えている(41.7%、44.4%)。 ひょうは省略しています。