まえがき 東京都では、福祉・保健・医療施策推進の基礎資料とするため、毎年テーマを変えながら「東京都福祉保健基礎調査」を実施しています。 令和5年度は、「障害者の生活実態」をテーマに、身体障害者・知的障害者・精神障害者・難病患者のかたを対象に調査を実施しました。 「障害者の生活実態」をテーマにした調査は昭和48年度から実施しており、今回が8回目でした。 今回の調査を実施するに当たっては、学識経験者、障害者・難病患者団体代表、障害者当事者代表及び行政の事業担当部署で構成する調査検討会を設置し、前回調査(平成30年度調査)の課題を踏まえ、調査の企画段階から検討を進めてまいりました。 その結果、身体障害者・知的障害者・精神障害者・難病患者の生活実態、就労の状況、社会参加とうの状況及び障害者総合支援法の障害福祉サービスとうの利用状況とうの東京都における障害者施策の基礎資料を得ることができました。 この報告書が今後の福祉・保健医療を推進するために、関係機関及び関係者のかたがたに、広く御活用いただければ幸いです。 本調査の実施に当たりましては、東京学芸大学名誉教授のまつやかつひろ先生をはじめ、調査検討会委員の皆様、関係諸団体の皆様に調査票の設計、調査結果の分析とうの御指導をいただきました。深く感謝申し上げます。 最後に調査に御協力いただきました都民の皆様に厚く御礼申し上げます。 令和6年10月 東京都福祉局