令和元年10月30日 ふくしほけんきょく 『障害者の生活実態』の結果 平成30年度東京都福祉保健基礎調査 平成30年度東京都福祉保健基礎調査「障害者の生活実態」における主な調査結果について、このたび報告書としてまとめましたので、お知らせします。 身体障害者 地域生活をする上で「駅や道路における段差などのバリアフリー」が必要と答えた割合は、平成25年度調査よりも2.7ポイント増加し25.7% 地域生活をしたり、しようとする上で、必要な福祉サービス等は何か聞いたところ、「駅や道路における段差などのバリアフリー」の割合が25.7%、「医療の充実」が21.9%、「障害者が暮らしやすい住宅の整備」が20.6%となっている。 平成25年度調査と比べて、「駅や道路における段差などのバリアフリー」の割合は2.7ポイント増加している。一方で、「医療の充実」の割合は7.1ポイント減少している。(調査結果の概要18ページ) 知的障害者 社会参加をする上で妨げになっていることは「まわりの人の障害者に対する理解不足」の割合が、平成25年度調査よりも3.1ポイント増加し20.3% 社会参加をする上で妨げになっていることがあるか聞いたところ、「まわりの人の障害者に対する理解不足」の割合が20.3%、「一緒に行く仲間がいない」が15.4%、「電車やバスなどを使っての移動が不便」が14.9%となっている。 平成25年度調査と比べて、「まわりの人の障害者に対する理解不足」の割合は3.1ポイント増加している。(調査結果の概要25ページ) 精神障害者 65歳未満で「仕事をしている」人の割合は、平成25年度調査よりも10.7ポイント増加し35.8% 収入を伴う仕事をしているか聞いたところ、65歳未満では「仕事をしている」の割合が35.8%、「仕事をしていない」が50.2%、「福祉的就労をしている」が13.4%となっている。 平成25年度調査と比べて、65歳未満で「仕事をしている」の割合は10.7ポイント増加している。(調査結果の概要4ページ) 難病患者 社会参加をする上で妨げになっていることは、「病状に変化があること」の割合が26.1% 社会参加をする上で妨げになっていることがあるか聞いたところ、「病状に変化があること」の割合が26.1%となっている。一方で、「特にない」の割合は45.2%となっている。(調査結果の概要44ページ)