173ページ 第4章 精神障害者の状況   本章では、精神障害者871人の状況について述べる。 なお、調査対象者は、平成30年度調査の800人から400人増の1,200人とした(うち、871人から回答があった。)。 1 基本的属性 カッコ1 性・年齢階級 回答者を性別にみると、「男性」の割合は52.1%(454人)、「女性」の割合は47.3%(412人)となっている。年齢階級別にみると、「50代」の割合が最も高く、男性では28.2%、女性では29.9%となっている。 図は省略しています。 カッコ2年齢階級と精神障害者保健福祉手帳の程度別 年齢階級を精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級及び2級では40歳以上の割合が7割を超えている(76.3%、78.8%)。3級では49歳以下が5割を超えている(59.5%)。 図は省略しています。 174ページ カッコ3 現在の生活の場と精神障害者保健福祉手帳の程度別 「自宅で生活している(グループホームを含む)」は98.5% 現在の生活の場を聞いたところ、「自宅で生活している(グループホームを含む)」割合が98.5%、「施設とう(病院を含む)に入所、入院している」が1.5%となっている。 精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級は「施設とう(病院を含む)に入所、入院している」割合が15.8%となっている。 図は省略しています。 カッコ4 住居の種類 住居の種類は「持家」が42.9%、「借家・賃貸住宅とう」が53.5% 自宅で生活している人(858人)に住居の種類を聞いたところ、「持家」の割合が42.9%、「借家・賃貸住宅とう」が53.5%となっている。 図は省略しています。 175ページ カッコ5 住居の種類と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 住居の種類を年齢階級別にみると、30歳以上の各階級では、「借家・賃貸住宅とう」の割合が5割を超えている(50.3%〜60.5%)。 図は省略しています。 176ページ カッコ6 現在一緒に生活している人〔複数回答〕 「一人で暮らしている」割合は37.5% 自宅で生活している人(858人)に、現在一緒に生活している人を聞いたところ、一緒に生活している人の中では、「親」の割合が36.2%、「配偶者」が17.8%、「兄弟姉妹」が13.1%となっている。いっぽう、「一人で暮らしている」は37.5%となっている。 図は省略してします。 カッコ7 現在一緒に生活している人〔複数回答〕と年齢階級別 現在一緒に生活している人を年齢階級別にみると、「29歳以下」では「親」の割合が75.7%となっている。「65歳以上」では「一人で暮らしている」が53.6%となっている。 ひょうは省略しています。 177ページ カッコ8 現在の主な支援者と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 主な支援者は「母親」が26.7% 自宅で生活している人(858人)に、現在の主な支援者は誰かを聞いたところ、「母親」の割合が26.7%で最も高く、次いで「配偶者」が13.8%、「父親」が8.3%となっている。いっぽう、「支援者はいない」と回答した割合は23.4%となっている。 主な支援者を年齢階級別にみると、29歳以下は「母親」の割合が55.3%となっており、70歳以上は「配偶者」の割合が19.6%となっている。いっぽう50歳以上では、「支援者はいない」が3割前後となっている(27.0%、36.1%、28.6%) 精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級から3級までいずれも「母親」の割合が最も高くなっている(53.1%、23.5%、28.4%)。 ひょうは省略しています。 178ページ カッコ9 主な支援者の年齢と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 主な支援者の年齢は65歳以上が42.7% 主な支援者がいる人(支援者がホームヘルパーとうの事業者の場合を除く510人)に、主な支援者の年齢を聞いたところ、「50〜59歳」の割合が19.4%、「70〜79歳」が19.0%、「60〜69歳」が18.4%となっており、65歳以上の割合が42.7%となっている。また、「19歳以下」は0.6%となっている。 年齢階級別にみると、回答者の年齢が「29歳以下」では、主な支援者が「50〜59歳」の割合は50.0%、回答者の年齢が「50〜59歳」では、主な支援者が「80歳以上」の割合は、37.7%となっている。 ひょうは省略しています。 179ページ 2 障害の状況 カッコ1 精神障害者保健福祉手帳の程度と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 精神障害者保健福祉手帳の程度は「2級」が51.5% 精神障害者保健福祉手帳の程度を聞いたところ、「2級」の割合が51.5%、「3級」が43.4%、「1級」が4.4%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下及び30代では「3級」が5割を超えており(57.0%、58.7%)、40代以降の階級では「2級」の割合が最も高い。(49.2%〜64.9%) 診断名別にみると、てんかんでは「1級」の割合が18.8%となっている。 図は省略しています。 180ページ カッコ2 初診時の年齢(精神疾患にかかわる病気)と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 初診時の年齢は「20代」が35.6% 精神疾患にかかわる病気の初診時の年齢を聞いたところ、「20代」の割合が35.6%で最も高く、次いで「10代」が23.0%、「30代」が17.0%となっている。 ひょうは省略しています。 181ページ カッコ3 精神障害の診断名〔複数回答〕と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 「統合失調症」が42.0%、「うつ病」が26.4% 精神障害の診断名を聞いたところ、「統合失調症」の割合が42.0%、「うつ病」が26.4%、「発達障害(自閉症、アスベルガー症候群、注意欠陥多動性障害など)」が21.8%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「発達障害(自閉症、アスベルガー症候群、注意欠陥多動性障害など)」の割合が65.4%、30代では「うつ病」の割合が36.4%となっている。50代以上の各階級では「統合失調症」が5割を超えている(53.6%〜55.8%)。 ひょうは省略しています。 182ページ カッコ4 精神障害者保健福祉手帳以外の手帳所持の有無〔複数回答〕 身体障害者手帳を「持っている」割合は13.3%、愛の手帳を「持っている」割合は7.8% 精神障害者保健福祉手帳以外の障害者手帳を持っているかを聞いたところ、身体障害者手帳を「持っている」割合が13.3%、愛の手帳(療育手帳)を「持っている」割合が7.8%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「愛の手帳(療育手帳)」を「持っている」が約2割となっている(19.6%)。60代以上の各階級では身体障害者手帳を「持っている」がそれぞれ約2割となっている(20.8%,18.3%)。 ひょうは省略しています。 183ページ 3 健康・医療 カッコ1 通院の有無(精神疾患にかかわる病気) 精神疾患にかかわる病気で「現在も通院している」割合は95.2% 精神疾患にかかわる病気で通院しているか聞いたところ、「現在も通院している」の割合は95.2%となっている。 図は省略しています。 カッコ2 通院に要する時間と年齢階級別 通院に要する片道の時間は1時間未満が81.9% 現在も通院している人(829人)に、通院に要する片道の時間を聞いたところ、「30分未満」の割合が40.2%、「30分以上1時間未満」が41.7%となっており、これらを合わせた「1時間未満」の割合は81.9%となっている。 図は省略しています。 184ページ カッコ3 通院の際に利用する交通手段〔複数回答〕 通院の際に利用する交通手段は「電車(モノレール、ゆりかもめ、日暮里・舎人ライナーを含む)」が50.1% 通院(つういん)の際(さい)に利用(りよう)する交通(こうつう)手段(しゅだん)は「電車(でんしゃ)(モノレール、ゆりかもめ、日暮里(にっぽり)・舎人(とねり)ライナーを含(ふく)む)」が50.1% 図は省略しています。 カッコ4 通院の際に要する交通費 通院の際に要する交通費は「300円未満」が32.4% 通院の際に要する交通費(片道分)を聞いたところ、「300円未満」の割合が32.4%で最も高く、次いで「交通費はかからない」が31.0%、「300円以上500円未満」が16.0%となっている。 図は省略しています。 185ページ カッコ5 入院経験の有無(精神疾患にかかわる病気)と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 「現在入院していないが、過去に入院したことがある」が58.8% 精神疾患にかかわる病気(てんかん含む)で医療機関への入院経験があるか聞いたところ、「現在入院していないが、過去に入院したことがある」割合が58.8%、「入院したことはない」が39.2%となっている。 精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級では「現在入院している」割合が7.9%、3級では「入院したことはない」が59.8%となっている。 診断名別にみると、統合失調症では「現在入院している」と「現在入院していないが過去に入院したことがある」と合わせた割合が約8割となっている(80.1%)。 ひょうは省略しています。 186ぺージ カッコ6 入院回数と診断名〔複数回答〕別 入院回数は、「2〜5回」の割合が47.3% 精神疾患にかかわる病気(てんかん含む)でこれまでに入院経験がある人(523人)に、入院回数を聞いたところ、「2〜5回」の割合が47.3%、「1回」が35.6%となっている。 図は省略しています。 187ページ  カッコ7 受診の有無(精神疾患以外の病気、ケガとう) 過去1年間に精神疾患以外)の病気やケガなどで医者にかかったことがある割合は74.9% 過去1年間に精神疾患以外の病気やケガなどで医者にかかったことがあるか聞いたところ、「かかった」割合が74.9%、「かかっていない」が24.6%となっている。 図は省略しています。 カッコ8 過去1年間の医療費助成とうの利用の有無〔複数回答〕と年齢階級別 過去1年間に医療費助成とうを「利用した」割合は92.2% 過去1年間に医療費助成とうを利用したかを聞いたところ、「利用した」の割合が92.2%となっており、平成30年度調査(77.8%)と比較して14.4ポイント増加している。利用した内容では、「自立支援医療(精神通院医療)」の割合が最も高く89.1%となっている。 ひょうは省略しています。 188ぺージ カッコ9 自立支援医療(精神通院医療)の1か月の自己負担額と年齢階級、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 自立支援医療(精神通院医療)の自己負担額は、「0円」が49.7% 「自立支援医療(精神通院医療)」を利用した人(776人)に、1か月の自立支援医療(精神通院医療)の自己負担額を聞いたところ、「0円」の割合は49.7%となっており、(1円以上の)自己負担がある人の割合は40.6%となっている。 一緒に生活している人別にみると、「0円」の割合は、一人で暮らしている人が最も高く60.6%となっている。 ひょうは省略しています。 189ページ 4 日常生活の状況 カッコ1 日常生活動作能力 「全部手助けが必要」の割合は「掃除、洗濯(干してたたむまでを含む)」が15.2% 8項目の日常生活動作能力について「一人で全部できる」と答えた割合は、「薬の管理(決まった時間に飲むなど)」が59.0%で最も高く、次いで「バス、電車とうの利用」が58.9%、「身だしなみ」が55.1%となっている。 いっぽう、「全部手助けが必要」と答えた割合は、「掃除、洗濯(干してたたむまでを含む)」が15.2%で最も高く、次いで「銀行、郵便局とうの利用」が13.4%、「お金の管理」」が13.3%となっている。 図は省略しています。 190ページ カッコ2 日常生活動作能力(a 食事のしたくや後片付け b 掃除、洗濯(干してたたむまでを含む)c 日常の買い物)と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち「a 食事のしたくや後片付け」、「b 掃除、洗濯(干してたたむまでを含む)」及び「c 日常の買い物」を精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級では「全部手助けが必要」の割合がそれぞれ50.0%,52.6%,47.4%となっている。 ひょうは省略しています。 191ページ カッコ3 日常生活動作能力(d 身だしなみ e お金の管理 f 薬の管理(決まった時間に飲むなど))と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち「e お金の管理」及び「f 薬の管理(決まった時間に飲むなど)」を精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級では「全部手助けが必要」の割合がそれぞれ52.6%、42.1%となっている。 診断名別にみると、てんかん及び高次脳機能障害では、「e お金の管理」について「全部手助けが必要」がそれぞれ22.5%、23.8%となっている。 ひょうは省略しています。 192ページ カッコ4 日常生活動作能力(g 銀行、郵便局とうの利用 h バス、電車とうの利用)と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 日常生活動作能力のうち「g 銀行、郵便局とうの利用」及び「h バス、電車とうの利用」を精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級では「全部手助けが必要」の割合がそれぞれ60.5%、44.7%となっている。 診断名別にみると、てんかん及び高次脳機能障害では「g 銀行、郵便局とうの利用」について「全部手助けが必要」がそれぞれ33.8%、33.3%となっている。 ひょうは省略しています。 193ページ カッコ5 過去1年間で困ったこと〔複数回答〕と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 過去1年間で「困ったことがある」は62.7% 過去1年間で何か困ったことがあるか聞いたところ、「困ったことがある」割合は62.7%となっている。内容を見ると、「夜間や休日に具合が悪くなって困った」割合が26.5%で最も高くなっている。 年齢階級別にみると、「40代」では、「学校や職場や地域生活で、病気や障害を理由とした問題で困った」が30.2%で最も高くなっている。 194ページ 5 就労の状況  カッコ1 収入を伴う仕事の有無(調査基準日現在)−年齢階級別 「仕事をしている(一般就労))など」は31.8% 収入を伴う仕事をしているか聞いたところ、「仕事をしている(一般就労など)」割合が31.8%、「仕事をしている(福祉的就労)」が14.4%となっている。 年齢階級別にみると、「仕事をしている(一般就労など)」の割合は、29歳以下及び30代では、それぞれ46.7%、47.6%と4割を超えている。 図は省略しています。 195ページ カッコ2 収入を伴う仕事の有無(調査基準日現在)−診断名〔複数回答〕別 収入を伴う仕事の有無を診断名別にみると、「仕事をしている(一般就労など)」の割合は「発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害)」では47.4%、「摂食障害」 では42.1%、「依存症(アルコール、ギャンブル、薬物など)」では39.3%となっている。 図は省略しています。 196ページ カッコ3 雇用形態〔複数回答〕と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 「非正規の職員・従業員」は61.7%、「正規の職員・従業員」は30.7% 「仕事をしている(一般就労など)」と回答した人(277人)に雇用形態を聞いたところ、「非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む)」の割合が61.7%、 「正規の職員・従業員」は30.7%となっている。 ひょうは省略しています。 197ページ カッコ4 1週間の就労日数と雇用形態〔複数回答〕、診断名〔複数回答〕別 1週間の就労日数は「5日以上」が72.2%で、平成30年度調査よりも増加 仕事をしている人(277人)に1週間の就労日数を聞いたところ、「いつか以上」の割合が72.2%で最も高く、平成30年度調査(58.0%)より14.2ポイント増加している。 仕事の種類別にみると、「いつか以上」の割合は、正規の職員・従業員では97.6%、非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))では63.7%となっている。 図は省略しています。 198ページ カッコ5 1週間の労働時間と雇用形態〔複数回答〕、診断名〔複数回答〕別 1週間の労働時間は30時間以上働いている割合が54.9% 1週間の労働時間を聞いたところ、「30〜40時間未満」(36.5%)と「40時間以上」(18.4%)を合わせた「30時間以上」の割合は54.9%で、平成30年度調査(46.5%)よりも8.4ポイント増加している。 雇用形態別にみると、正規の職員・従業員では「40時間以上」の割合が38.8%、「30〜40時間未満」は48.2%となっている。 図は省略しています。 199ページ カッコ6 就職した時期と性・年齢階級、雇用形態〔複数回答〕別 現在の就職先に就職した時期は「障害者になった後」が88.8% 現在の就職先に就職した時期は障害者になる前か、それともなった後か聞いたところ、「障害者になる前」の割合が8.3%、「障害になった後」が88.8%となっている。 年齢階級別にみると29歳以下及び30代では「障害者になった後」の割合が9割を超えている(94.0%,94.1%)。 図は省略しています。 200ページ カッコ7 就職をするために支援を受けたところ(人)〔複数回答〕と性・年齢階級別 就職をするために支援(を受けたところは、「ハローワーク」が26.8% 現在の就職先に就職したのが「障害者になった後」と回答のあった人(246人)に、どこ(誰)の支援を受けて現在の仕事に就いたか聞いたところ、「ハローワーク(公共職業安定所)」の割合が26.8%で最も高く、次いで「就労移行支援事業所とう」が21.5%、「区市町村障害者就労支援センター、障害者就業・生活支援センター」が12.6%となっている。 年齢階級別に見ると、29歳以下では「学校」の割合が36.2%、30代は「就労移行支援事業所とう」が29.7%で、それぞれ最も高くなっている。 ひょうは省略しています。 201ページ カッコ8 現在の仕事に就いてからの期間と性・年齢階級、雇用形態〔複数回答〕別 現在の仕事に就いてからの期間は「1年以上」が82.7% 仕事をしている人(277人)に、現在の仕事に就いてからの期間を聞いたところ、「1年以上3年未満」、「3年以上5年未満」、「5年以上10年未満」及び「10年以上」を合わせた「1年以上」の割合は82.7%となっている。 性別でみると、「10年以上」の割合は、男性が27.5%、女性が12.3%となっている。 ひょうは省略しています。 202ページ カッコ9 仕事をしていく上で困ること〔3つまでの複数回答〕と性・年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 仕事をしていく上で困ることは、「人間関係が難しい」が40.8% 仕事をしている人(277人)に、仕事をしていく上で困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」の割合が72.2%となっている。内容についてみると、「人間関係が難しい」が40.8%で最も高く、次いで「相手に対して、言いたい内容が伝わらない」が18.1%、「定期的な通院や健康管理との両立」が17.0%となっている。いっぽう、「困ることは特にない」が24.5%となっている。 ひょうは省略しています。 203ページ カッコ10 仕事で困ったときの相談先〔複数回答〕と性・年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 仕事で困ったときの相談相手は「職場の上司」が57.4%、「家族」が42.6% 仕事をしている人(277人)に、仕事で困ったときの相談先を聞いたところ、「職場の上司」の割合が57.4%で最も高く、次いで「家族」が42.6%、「主治医」が40.4%となっている。 性別でみると、男性は「職場の上司」が61.3%、女性は「家族」が51.8%でそれぞれ最も高くなっている。 ひょうは省略しています。 204ページ カッコ11 福祉的就労経験の有無−性別、雇用形態〔複数回答〕別 これまでに福祉的就労を経験したことが「ある」割合は17.3% 仕事をしている人(277人)に、これまでに福祉的就労をしたことがあるか聞いたところ、「ある」の割合が17.3%、「ない」が69.3%となっている。 仕事の種類別にみると、「非正規の職員・従業員(パート・アルバイト・日雇とう(契約職員、派遣職員を含む))」では、「ある」の割合が21.6%となっている。 図は省略しています。 205ページ カッコ12 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)理由〔3つまでの複数回答〕と年齢階級、収入を伴う仕事の有無別 「健康面・体力面に不安があるため」が59.2%で、「人間関係を築くことが難しいため」が30.3% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)人(584人)にその理由を聞いたところ、「健康面・体力面に不安があるため」の割合が59.2%で最も高く、次いで「人間関係を築くことが難しいため」が30.3%となっている。 年齢階級別にみると、30代及び40代では「健康面・体力面に不安があるため」の割合が約7割となっている(70.7%、70.5%)。また、30代では「人間関係を築くことが難しいため」が48.0%となっている。 ひょうは省略しています。 206ページ カッコ13 企業や公的機関などでの就労経験の有無と収入を伴う仕事の有無別 過去、企業とうで働いたこと(パート、アルバイトとう)を含む)が「ある」割合は81.5% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)人(584人)に、過去に企業や公的機関などで働いたこと(パート、アルバイトとうを含む)があるか聞いたところ、「ある」の割合が81.5%、「ない」が15.1%となっている。 図は省略しています。 207ページ カッコ14 企業や公的機関などでの就労意向の有無と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 今後、企業とうで働きたい(パート、アルバイトとう)を含む割合は34.1% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)人(584人)に今後、企業や公的機関などで働きたいか(パート、アルバイトとうを含む)を聞いたところ、「はい」の割合が34.1%、「いいえ」が32.9%、「わからない」が32.2%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「はい」の割合は61.4%となっている。 手帳の程度別にみると、3級では「はい」の割合は44.3%となっている。 図は省略しています。 208ページ カッコ15 企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)〔2つまでの複数回答〕 企業(きぎょう)や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)は「自分の健康・体力(病気とうを含む)」の割合が45.2% 現在、企業や公的機関などで働いていない(一般就労していない)人で、今後、企業や公的機関などで働く意向がある人(199人)に、企業や公的機関などで働くにあたって心配なこと(課題)を聞いたところ、「自分の健康・体力(病気とうを含む)」の割合が45.2%で最も高く、次いで「職場での人間関係」が35.7%、「労働条件(労働時間、賃金など)が32.2%となっている。 図省略しています。 209ページ 6 経済基盤  カッコ1 収入の種類〔複数回答〕と年齢階級、年間収入額(生活保護費を除く)、診断名〔複数回答〕別 収入の種類は「年金・恩給」の割合が44.3%、「賃金・給料」が34.1% 令和4年中の収入の種類を聞いたところ、「年金・恩給」の割合が44.3%で最も高く、次いで「賃金・給料」が34.1%、「生活保護費」が25.3%となっている。 ひょうは省略しています。 210ページ カッコ2 年金・恩給の受給の有無と年齢階級別 令和4年中に年金・恩給を受給したか聞いたところ、「受給した」の割合が44.3%、「受給していない」が51.9%となっている。 図は省略しています。 211ページ カッコ3 年金・恩給の収入額と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 年金・恩給の収入額は「100万円未満」が83.2% 令和4年中に年金・恩給を受給している人(386人)に、令和4年中の年金・恩給の収入額を聞いたところ、「60〜80万円未満」の割合が38.9%で最も高く、「80〜100万未満」が18.7%となっている。全体では、「100万円以上」が15.0%で、100万円未満の割合は83.2%となっている。 年齢階級別にみると、60代及び70歳以上では「100万円以上」の割合は約2割となっている(18.3%、21.7%)。 図は省略しています。 212ページ カッコ4 生活保護の受給の有無と性・年齢階級別 令和4年中に生活保護を受給したか聞いたところ、「受給した」割合が25.3%、「受給していない」が71.0%となっている。 性別でみると、「受給した」割合は、男性が27.8%、女性が22.8%となっている。 年齢階級別にみると、60代では「受給した」割合は、約4割となっている(40.8%)。 図は省略しています。 213ページ カッコ5 年間収入額(生活保護費を除く)と年齢階級別 年収は「50〜100万円未満」の割合が22.8% 対象者本人の令和4年中の収入額(生活保護費を除く)を聞いたところ、「50〜100万円未満」の割合が22.8%で最も多く、次いで「収入なし」が16.0%となっている。 年齢階級別に見ると、60代で「収入なし」が21.7%となっている。 図は省略しています。 214ページ カッコ6 年間収入額(生活保護費を除く)と精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 令和4年中の収入額(生活保護費を除く)を精神障害者保健福祉手帳の程度別でみると、1級及び2級では「50〜100万円未満」の割合がそれぞれ26.3%、29.4%と2割を超えている。3級では「収入なし」と「50〜100万円未満」がそれぞれ14.8%となっている。 ひょうは省略しています。 215ページ 7 社会参加とう カッコ1 平日の日中主に過ごしたところと年齢階級、診断名〔複数回答〕別 「自分の家」が56.3%、「職場(福祉的就労の施設(しせつ)を除く)」が21.6% 平日の日中に主にどこで過ごしたか聞いたところ、「自分の家」の割合が56.3%で最も高く、次いで「職場(福祉的就労の施設を除く)」が21.6%、「職場(福祉的就労の施設)」が9.1%となっている。 診断名別にみると、発達障害(自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害など)では、「職場(福祉的就労の施設を除く)」の割合が34.7%となっている。 ひょうは省略しています。 216ページ カッコ2 現在利用している施設に満足しているかと性・年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度、平日の日中主に過ごしたところ別 現在利用している施設に満足している割合は69.4% 平日の日中、主に福祉的就労の施設や通所施設、地域活動支援センターとうで過ごしている人(134人)に、現在利用している施設に満足しているか聞いたところ、「とても満足している」、「満足している」と答えた割合はそれぞれ23.9%で、「だいたい満足している」(21.6%)を合わせた「満足している」割合は、69.4%となっている。 いっぽうで、「やや不満である」(6.7%)、「不満である」(2.2%)及び「とても不満である」(3.0%)を合わせた「不満である」割合は、11.9%となっている。 ひょうは省略しています。 217ページ カッコ3 趣味や社会活動への参加〔複数回答〕と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 この1年間に趣味や学習、社会活動などの「活動をした」が59.6%,「活動しなかった」が36.9% この1年間に趣味や学習、スポ―ツ、社会活動などの活動をしたか聞いたところ、「活動した」割合は59.6%、「活動しなかった」は36.9%となっている。活動内容のうち「コンサートや映画、スポーツなどの鑑賞、見学」が最も高く、32.7%となっている。いっぽう「活動しなかった」理由としては「活動したいと思わない」が最も高く16.0%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下及び30代では、「活動した」割合がそれぞれ7割を超えている(73.8%、72.0%)。 ひょうは省略しています。 218ページ カッコ4 社会参加をする上で妨げになっていること〔3つまでの複数回答〕と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 社会参加をする上で妨げになっていることは、「経済的(けいざいてき)な理由」の割合が37.4% 社会参加をする上で妨げになっていることがあるか聞いたところ、「経済的な理由」の割合が37.4%で最も高く、次いで「まわりの人の障害者に対する理解不足」が20.4%となっている。いっぽう、「特にない」の割合は27.4%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「経済的な理由」及び「一緒に行く仲間がいない」が最も高く、それぞれ31.8%となっている。 ひょうは省略しています。 219ページ カッコ5 障害のためにあきらめたり妥協したこと〔複数回答〕と年齢階級、診断名〔複数回答〕別 障害のためにあきらめたり妥協したことは「就職」が41.9%、「人付き合い」が39.4% ひょうは省略しています。 220ページ 8 情報の入手やコミュニケーションの手段 カッコ1 情報の入手やコミュニケーションの手段〔複数回答〕と年齢階級別 情報の入手やコミュニケーションの手段は、「テレビ・ラジオ」が68.2%、「インターネット(ホームページ、SNSなど)」が60.0% 情報の入手やコミュニケーションの手段について聞いたところ、「テレビ・ラジオ」の割合が68.2%で最も高く、次いで「インターネット(ホームページ、SNSなど)」が60.0%、「身近な人(家族、友人、支援者など)」が52.4%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下及び30代では「インターネット(ホームページ、SNSなど)」がそれぞれ8割を超えている(87.9%、88.8%)。60代及び70歳以上では、「テレビ・ラジオ」がそれぞれ8割を超えている(80.8%、83.3%)。 ひょうは省略しています。 221ページ カッコ2 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で困ること〔2つまでの複数回答〕 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で「困ることがある」内容は、「初めて行くところでは、どのように行けばよいか迷う」が54.3% 情報を入手したり、コミュニケーションをとる上で困ることがあるか聞いたところ、「困ることがある」の割合が61.8%、「特に困らない」が33.9%となっている。 困ることの内容では、「初めて行くところでは、どのように行けばよいか迷う」の割合が54.3%で最も高く、次いで「まわりの人と意思疎通が不十分なため人間関係がうまくいかない」が49.3%となっている。 図は省略しています。 222ページ カッコ3 要求や意思を相手に伝えることができるかと年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 自分の要求や意思などを相手に伝えることが「問題なくできる」が39.6%、「いくらか困難」が37.3% 自分の要求や意思などを相手に伝え、理解させることができるか(会話に限らず、筆談、手 話、あるいはその組み合わせも含む)聞いたところ、「問題なくできる」の割合が39.6%、「いくらか困難」が37.3%となっている。 精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、1級では「伝えられない」の割合が26.3%となっている。 ひょうは省略しています。 223ページ 9 障害者総合支援法による障害福祉サービスとう カッコ1 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕 障害者総合支援法による障害福祉サービスを「利用している」は35.3%。「利用している」のうち、割合が最も高いのは「自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、就労)定着支援」で、59.7% 自宅で生活している人(858人)に、過去1年間の障害者総合支援法による障害福祉サービスとうを利用したか聞いたところ、「利用している」の割合は35.3%となっている。 サービスを利用した303人の利用状況をみると、サービス別では、「自立訓練(機能訓練、生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)、就労定着支援」の割合が59.7%で最も高くなっている。 図は省略しています。 224ページ カッコ2 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)〔複数回答〕と年齢階級、精神障害者保健福祉手帳の程度別 障害者総合支援法で利用したサービス(過去1年間)を年齢階級別にみると、「利用している」割合は、60代以下の各階級では3割を超えている(34.9%〜39.8%)。利用したサービスの内容を年齢階級別にみると、50代以下の各階級では「自立訓練(機能訓練、生活訓練)、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)就労定着支援」が2割を超えている(22.2%〜30.8%)。60代では「居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう包括支援を含む)」の割合が19.3%となっている。 精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、サービスを「利用している」割合は、1級が56.3%、2級が40.4%となっている。 ひょうは省略しています。 225ページ カッコ3 居宅介護とうのサービスの種類〔複数回答〕 利用した居宅介護とうのサービスの種類は「家事援助」が最も高く78.7% 居宅介護(ホームヘルプ)とう(重度訪問介護、同行援護、行動援護、重度障害者とう支援を含む)及び短期入所(ショートステイ)を利用していた人(75人)に、利用したサービスの種類を聞いたところ、「家事援助」の割合が78.7%で最も高くなっている。 図は省略しています。 カッコ4 サービス支給量は十分か(居宅介護とう、短期入所) サービス支給量が「十分である」と答えた割合は44.7% 居宅介護とうのサービスと短期入所を利用した人(94人)に支給量は十分か聞いたところ、「十分である」の割合が44.7%、「どちらともいえない(十分だと思うことも、足りないと思うこともある)」が20.2%、「足りない」が18.1%となっている。 図は省略しています。 226ページ カッコ5 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担 障害者総合支援法における障害福祉サービスの費用負担額は「0円」が48.2% 過去1年間に障害者総合支援法のサービスを利用した人(303人)に、令和5年9月の費用負担額(食費とう実費負担は除く)を聞いたところ、「0円」が48.2%となっている。いっぽうで、「費用負担がある人(1円〜37,200円)」の割合は12.5%となっている。 図は省略しています。 カッコ6 障害者総合支援法における障害支援区分 障害支援区分は「区分2」が2.9% 自宅で生活している人(858人)に障害支援区分を聞いたところ、「区分2」の割合が2.9%「区分3」が2.2%となっている。いっぽうで、「申請していない」が19.9%、「申請したが非該当」が12.5%、「わからない」が42.8%となっている。 図は省略しています。 227ページ カッコ7 日常生活自立支援事業の利用意向と精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕、回答者別 日常生活自立支援事業を「今後利用したい」人の割合は9.8% 日常生活自立支援事業を利用するつもりがあるか聞いたところ、「わからない」の割合が31.7%で、「制度を知らない」(25.7%)と合わせると5割を超えている(57.4%)。いっぽうで、「今後利用したい」の割合は9.8%となっている。 手帳の程度別にみると「現在利用している」の割合は2級では13.6%、1級では10.5%となっている。 図は省略しています。 228ページ カッコ8 成年後見制度の利用意向と精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕、回答者別 成年後見制度を「今後利用したい」人の割合は6.8% 成年後見制度を利用するつもりがあるが聞いたところ、「利用したいと思わない」の割合が29.0%、「わからない」が37.8%となっている。いっぽうで、「今後利用したい」の割合は6.8%となっている。 手帳の程度別にみると「現在利用している」の割合は、1級では10.5%となっている。 図は省略しています。 229ページ カッコ9 介護保険制度の利用の有無と年齢階級別 介護保険制度を「利用している」人の割合(は10.0%で、「65歳以上」では36.0% 40歳以上の人(621人)に介護保険制度の利用状況を聞いたところ、「利用している」割合が10.0%、「利用していない」が81.3%となっている。 年齢階級別にみると、「利用している」の割合が「65歳以上」では36.0%となっている。 図は省略しています。 カッコ10 介護保険制度の要介護度 介護保険制度を利用している人の要介護度は「要介護1」が17.6% 「介護保険制度を利用している」及び「介護認定を受けているが利用していない」と回答した人(74人)に要介護度を聞いたところ、「要介護1」の割合が17.6%、「要支援1」が14.9%となっている。 図は省略しています。 230ページ カッコ11 介護保険法におけるサービスの費用負担 介護保険法におけるサービスの費用負担は「0円」が24.2% 「介護保険制度を利用している」と回答した人(62人)に介護保険法におけるサービスの費用負担額を聞いたところ、「0円」の割合が24.2%、「1円〜4,970円」が21.0%となっている。 図は省略しています。 カッコ12 介護保険で受けている在宅サービス〔複数回答〕 介護保険で受けている在宅サービスは「ホームヘルプサービス」が72.6% どのような内容の在宅サービスを受けているか聞いたところ、「ホームヘルプサービス(訪問介護)」の割合が72.6%、「訪問看護」が48.4%となっている。 図は省略しています。 231ページ カッコ13 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容は「生活援助のみ」が48.9% 介護保険で「ホームヘルプサービス(訪問介護)」を受けている人(45人)に、受けているサービスの内容を聞いたところ、「生活援助のみ」の割合が48.9%で「身体介護と生活援助の両方」が31.1%となっている。 図は省略しています。 232ページ カッコ14 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で困っていること 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で「困っていることがある」の割合は37.8%、「困っていることは特にない」は57.8% 介護保険で受けているホームヘルプサービスの内容で困っていることがあるか聞いたところ、「困っていることがある」の割合が37.8%、「困っていることは特にない」が57.8%となっている。「困っていることがある」ことの内容をみると、「1回の訪問看護の時間が短い」が70.6%、「訪問看護員が代わってしまう」が23.5%となっている。 図は省略しています。 233ページ 10 その他の福祉サービスとう カッコ1 精神障害者保健福祉手帳を取得して良かったことと精神障害者保健福祉手帳の程度、診断名〔複数回答〕別 精神障害者保健福祉手帳を取得して良かったことは「都営交通乗車証が取得できたこと」が21.8% 精神障害者保健福祉手帳を取得して良かったと思うことがあるか聞いたところ、「都営交通乗車証が取得できたこと」の割合が21.8%で最も高く、次いで「都内路線バスの運賃の割引があること」が16.2%となっている。 診断名別にみると、発達障害(自閉症、アスベルガー症候群、注意欠陥多動性障害など)では「就労しやすくなったこと」の割合が23.2%となっている。 ひょうは省略しています。 234ページ カッコ2 将来暮らしたいところと年齢階級、住居の種類、現在一緒に生活している人〔複数回答〕別 将来は「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」が40.1% 将来どこで暮らしたいか聞いたところ、「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」の割合が40.1%で最も高く、次いで「家族と一緒に暮らしたい」が33.2%となっている。 年齢階級別にみると、40代では「家族と一緒に暮らしたい」の割合が、60代では「一人暮らしをしたい(またはパートナーと暮らしたい)」の割合がそれぞれ4割を超えている(42.9%,45.0%)。 現在一緒に生活している人別にみると、「子供」と一緒に生活している人は、「家族と一緒に暮らしたい」の割合が82.4%となっている。 ひょうは省略しています。 235ページ 今後利用したい福祉サービスとう〔複数回答〕と年齢階級、診断名〔複数回答〕、平日の日中主に過ごしたところ別 今後利用したい福祉サービスとうは、「相談サービス(地域活動支援」が18.3% 今後利用したい福祉サービスとうは何か聞いたところ、「相談サービス(地域活動支援センターなど)」の割合が18.3%、「就労支援サービス(障害者就業・生活支援センターなど)」が17.8%、「情報提供の充実」が16.5%となっている。いっぽう、「特にない」は35.8%となっている。 年齢階級別にみると、29歳以下では「就労支援サービス(障害者就業・生活支援センターなど)」の割合が27.1%となっている。 ひょうは省略しています。 236ページ 11 災害関係 カッコ1 災害時に不安を感じること〔複数回答〕 災害時に不安を感じることは、「避難所とうに、必要な設備(せつび)、食料、医薬品とうがあるか」が最も高く55.9% 災害時に不安に感じることを聞いたところ、「避難所とうに、必要な設備、食料、医薬品とうがあるか」の割合が55.9%で最も高く、次いで「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が49.9%、「避難所とうにおいて、必要な相談、介護、看護とうを受けることができるか」が37.4%となっている。 図は省略しています。 237ページ カッコ2 災害時に不安を感じること〔複数回答〕と精神障害者保健福祉手帳の程度、年齢階級別 災害時に不安に感じることを、精神障害者保健福祉手帳の程度別にみると、全ての程度において「避難所とうに、必要な設備、食料、医薬品とうがあるか」の割合は5割を超えている(50.0%〜57.9%)。また、2級では「適切に行動(避難や広域避難場所への移動とう)できるか」が53.0%となっている。 238ページ カッコ3 災害に備えて、障害特性に応じた特別な対策をとっているか〔複数回答〕 「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」は34.7% 災害に備えて、障害特性に応じた特別な対策をとっているか聞いたところ、対策の内容では「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」の割合が34.7%で最も高く、次いで、「災害時や緊急時に連絡できるよう、家族や知人とうの連絡先を把握している」が27.0%となっている。 いっぽう、「特に対策を取っていない」の割合は27.9%、「どんな対策をすればよいかわからない」は17.7%となっている。 239ページ カッコ4 災害に備えて、障害特性に応じた特別な対策をとっているか〔複数回答〕と精神障害者保健福祉手帳の程度、年齢階級別 災害に備えて、障害特性に応じた特別な対策をとっているかを年齢階級別にみると、30代では「避難所とうにおいて医療が受けられるよう、お薬手帳などにより医薬品や病状とうの情報を記録している」が39.9%となっている。 240ページ このページは白紙です。