表紙 「心のバリアフリー」の実践に向けたハンドブック 東京都福祉保健局 このマークは目の不自由なかたなどのための音声コードで、コードの位置を示すために切り 込みをいれています。専用の読み上げ装置で読み取ると、記載内容を音声できくことができ ます。 2ページ はじめに  とはこれまで、誰もが暮らしやすく、訪れやすい社会を実現するため、ユニバーサルデザ イン ※@ の理念に基づく福祉のまちづくりに取り組んできており、高齢化の進展や障害 者差別解消法の施行、さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会    かっこ以下 東京2ぜろ2ぜろ大会 という 開催を機に、こうした取組をより一層加速 させることが期待されています。  東京を訪れる人を含めて、誰もが円滑に移動し、一人でも同行者と一緒でも同じように食 事や買い物などが楽しめるまちづくりを進めるためには、施設とうのハード整備とともに、 誰もが必要な情報を容易に入手できたり、適切な時期にコミュニケーションを図れるように することや、真に必要としている人が利用できるよう施設 設備の適正利用を進めることな ど、ソフト面の取組も必要です。  このハンドブックは、障害の社会モデル ※A の考え方に基づいた 心のバリアフリー  について、分かりやすい具体的な事例を交えながら紹介し、都民の皆様の理解促進につなが るようまとめました。 東京2ぜろ2ぜろ大会開催時には、世界中から様々な人々が東京を訪れます。多様性が尊 重されたダイバーシティ ※B を目指して、心のバリアフリーに対する理解が広がり、 多くの人の実践につながることを願っています。   3ページ 目次 1 心のバリアフリー とは かっこ1 心のバリアについて  4ページ かっこ2 社会や環境にあるバリア 9ページ 2 心のバリアフリー の実践に向けて かっこ1 都民の 心のバリアフリー に関する認識 10ページ かっこ2 心のバリアフリー の実践のための3つのステップ  13ページ 3 まちのバリアを考える かっこ1 バリアはどこにあるでしょうか 16ページ かっこ2 場面ごとの配慮のポイント 20ページ 4 心のバリアフリー の理解に向けた取組  28ページ 用語解説 30ページ